カサゴやメバル、アコウなど美味しい魚が釣れる穴釣り。穴釣りのタックルは比較的リーズナブルなものが多く、気軽に始められるのがメリットの釣りですよね。
今回は穴釣りに使うロッドの選び方と、おすすめのロッドをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:渓流釣り
初めて釣りにいったのが糸島にある某ヤマメの管理釣り場で、そこから渓流釣りに興味を持ちました。
小さい頃は祖父の自宅が山に囲まれていて渓流に入って直接魚を獲るようなアクティブな子どもでした(笑)
ダイワの某釣り番組が好きでよく見ており、経験は浅いですが知識は少しずつ蓄えています。渓流釣りだけでなく、様々な釣りジャンルの発信をしていきたいと思います。
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目次
- 最強おすすめ穴釣りロッド8選
- おすすめ|グッドロッド(ジャッカル)
- おすすめ|穴釣り専科(ダイワ)
- おすすめ|テトラ大物EX 120M(プロマリン)
- おすすめ|穴釣り MC 750(ダイワ)
- おすすめ|クロスフィールド(アブガルシア)
- おすすめ|スコーピオン XV 1501FF-2(シマノ)
- おすすめ|ルーデンスフィールド VR180-10(フエルコ)
- おすすめ|スピニング 3代目 クロステージ CRX(メジャークラフト)
穴釣りロッドの選び方|おすすめの長さは?
穴釣りロッドの長さは100cm前後、150cmぐらいまでが標準的です。
足元のテトラや岩場の真上を狙う場合は、100~120cmの短いロッドが良いですね。
短めのロッドは操作性が高く、ポイントをテンポよく探るのに便利です。
逆に足場から離れた海中のテトラや岩礁帯を狙う場合は、150cm~180cmの長めのロッドが適しています。
ランガンするには不便ですが、遠くの根に隠れている魚を狙うことができるので、ターゲットへのプレッシャーが少なく、ライバルが減るというメリットもありますよ。
穴釣りロッドの選び方|ベイトとスピニングどちら?
穴釣りに使うロッドはスピニングでもベイトでも良いのですが、おすすめはベイトロッドです。
穴釣りリールはベイトリールもしくは両軸リールが適している(巻き上げやすいため)ので、ロッドも合わせるのが良いでしょう。
ただし狙う魚が小さいものであれば、スピニングタックルでも問題ありません。
穴釣りロッドの選び方|おすすめの硬さは?
穴釣りに使用するロッドは、バットが硬めのものがおすすめです。
バットとは竿の根本部分のことで、バットが硬めだとターゲットが根に入る前に強引に引き上げることができます。
カサゴやアイナメなどの根魚はエサをくわえるとすぐに岩陰や海藻の間に戻る習性があって厄介なので、魚のアタリを感じた瞬間に強引に釣り上げることができるのはかなりの利点です。
また硬めの竿なら魚の動きをコントロールしやすく、海中の障害物に糸が引っ掛かるのを防止できます。
柔らかい竿では強い引きに耐えられず、折れる可能性があるので注意が必要です。
いざ根掛かった時にも、硬めのロッドの方が根掛かりを外しやすい利点もありますよ。
穴釣りロッドの選び方|振り出しかマルチピースか
穴釣りロッドには振り出しタイプと並継ぎタイプ(マルチピース)の2種類があります。
どちらを選んでも釣果が大きく左右されることはないので、どちらでも大丈夫なのですが、強いてあげるなら携帯性重視か準備のしやすさかで選んでみてください。
持ち運びやすさを重視するなら振り出しタイプがおすすめです。
テレスコピックロッドとも呼ばれ、入れ子式の構造でコンパクトに収納でき、電車やバスでの移動に便利です。
特に仕舞寸法が50cm以下、理想的には30cm以下のモデルはバッグやリュックに収まりやすくなっています。
一方、準備の手軽さを重視する場合は並継ぎタイプが適しています。
分割したパーツをつなぐだけで準備が簡単で、並継ぎタイプは2本継ぎが主流です。
仕舞寸法は70cm前後とやや長めですが、車での移動には十分対応できます。
また、並継ぎタイプは振り出し竿のように縮む心配がなく、メンテナンスも容易です。
最強おすすめ穴釣りロッド8選
以上を踏まえて、穴釣りにおすすめのロッドを8本ご紹介します。
穴釣り専用ロッドのほか、流用・代用できる竿も含めてますので、ぜひご参考に。
おすすめ|グッドロッド(ジャッカル)
ジャッカルのお手軽ロッドとして人気の高いグッドロッド。
グッドロッド ブラックモデルを始め、
・GD-S62L-2PC(海釣りや堤防釣り向けのルアーロッド)
・GD-360(河川や足場の低い堤防向けののべ竿)
・GD-240(河川での淡水小物釣り向けののべ竿)
・GD-S80M-TL(堤防での重めのルアーを使う釣り向けの振り出し竿)
・GD-S56UL-2PC(管理釣り場や足場の低い堤防向けのルアーロッド)
と様々な種類がありますが、穴釣りにおすすめなのは「GD-S80M-TL」です。
最大全長:8フィート(2.44m)
仕舞寸法:71.5cm
継数:4本
硬さ:M(ミディアム)
取り回しが良く硬さもMなので、タモなしでも引き上げられる力があります。
穴釣りだけでなくウキ釣りやサビキ釣りにも使えるので、コスパ最強なロッドです。
竿のカラーも豊富で、グリーン、ブルー、オレンジといったカラフルなラインナップなので、お子様に持たせるロッドとしてもおすすめですよ。
おすすめ|穴釣り専科(ダイワ)
長さ(全長):M110(1.11m)/ M130(1.31m)/ M150(1.51m)
継数:3本
自重:78g / 86g / 100g
錘負荷:2~10号
ダイワの穴釣り専科はスピニング・両軸どちらでも使えるロッドで、穴釣りやヘチ釣りに最適なロッドです。
これ1本あれば根魚を効率よくゲットできてボウズ逃れできる竿として、非常に人気が高いです。
思わぬ大物がかかっても、硬めの竿なので安心してやりとりできますし、少し強引に引っこ抜く形になっても全く問題ありません。
低価格帯ながら品質は折り紙付きなので、何度も釣行にいってガシガシ使いたい!セカンドロッドとして持ち歩きたい!というアングラーにおすすめです。
おすすめ|テトラ大物EX 120M(プロマリン)
全長:90m / 120m / 150m
硬さ:ML / M / H
継数:2本
自重:133~200 g
錘負荷:3~25号 / 5~30号 / 10~40号
テトラ大物EXは穴釣りの大物狙いに最適なロッドで、粘りと強度に優れたグラスソリッド仕様の両軸ベイトモデルになります。
体感的には硬さMLでも結構硬く感じるので、アタリがわかりにくい小さめの根魚には向きません。
その代わり、オニカサゴや大物アイナメ、大型のチヌなどがかかった際のやりとりには頼もしさがあります。
大物釣りに使いたいけど価格は抑えたい、という欲張りなアングラーにおすすめのロッドです。
おすすめ|穴釣り MC 750(ダイワ)
長さ:61m
硬さ:L / ML / M / MLS / MH
ダイワの公式サイトでの取り扱いはありませんが、穴釣りロッドとして人気を誇っているのが「穴釣り MC 750」です。
長さ61mとかなり短めのショートロッドなので、足元の釣りに最適で、テトラ帯をランガンしやすいです。
硬さのバリエーションも豊富で、在庫があれば好みに合わせてロッドを選ぶことができます。
おすすめ|クロスフィールド(アブガルシア)
アブガルシアのクロスフィールドはオールジャンルに使用できる汎用性の高いロッドシリーズで、穴釣りに使いやすいのは「XROSSFIELD XRFC-662ML-BF」と「XROSSFIELD XRFC-702M」です。
画像
長さ:6.6ft / 7ft
硬さ:ML / M
自重:106g / 122g
どちらもロックフィッシュやバスに最適とされるベイトロッドで、全体的に張りがある、かつ軽量で人気のロッドです。
他にもちょい投げジギングにも利用でき、穴釣りだけでなくバス釣りやジギングなど幅広い釣りに使いたいというアングラーには特におすすめです。
おすすめ|スコーピオン XV 1501FF-2(シマノ)
スコーピオンXVはルアーフィッシングのエントリーロッドで、ロッドの長さのラインナップが充実したシリーズです。
穴釣りにおすすめなのは、「1501FF-2」です。
全長:5.0ft
テーパー:FF
継数:2本
自重:105g
「1501FF-2」はショートベイトキャスティングモデルで、コンパクトなので扱いやすく、落とし込み直後のアタリも即座にフッキングできるほど感度に優れています。
根魚だけでなく、トラウトやバス、ブルーギルなど幅広い釣りに対応しているので、これ1本をメインロッドにして様々な釣りに出かけたいというアングラーにおすすめです。
おすすめ|ルーデンスフィールド VR180-10(フエルコ)
フエルコのルーデンスフィールド VR180-10は、足元の穴釣りに適した万能振り出し竿です。
仕舞寸法44cmとリュックにも入れられるほど超コンパクトな作りなので、テトラや堤防など幅広いエリアをランガンするのに最適です。
穴釣りのほかエサ釣りでも使え、主に小~中型のターゲットを気軽に釣るのに便利なロッドです。
おすすめ|スピニング 3代目 クロステージ CRX(メジャークラフト)
スピニング 3代目 クロステージ CRX(メジャークラフト)
メジャークラフト独自の「クロスフォース製法」を採用したスタンダードロッドで、ジギングロッドやキャスティングロッドなどの専用ロッドがあります。
穴釣りにおすすめのロッドは「CRX-S562AJI」です。
元々はアジング用のロッドですが、ねじれに強く強度が安定しているので、穴釣りにも使えます。
先調子のロッドなので、小さめの根魚のアタリも逃さずすぐに対応できます。
現在はメジャークラフト公式サイトでの販売はありませんが、Amazonなどには在庫があるようですので、穴釣りだけでなくアジングやメバル釣りなどもやってみたい方におすすめのロッドです。
まとめ
今回ご紹介した穴釣りロッドは、低価格帯よりも品質や評価の高いロッドをメインに選定しましたので、他の釣りを楽しんでいてロッドの品質にもこだわるアングラーにも自信を持っておすすめできます。
釣り経験者でアジングなどを楽しんだ後に注目される穴釣りですが、意外と釣り初心者にも取っ掛かりやすい釣りなので、初心者アングラーも経験値を積んだアングラーもぜひやってみてほしいですね。