ロッド!
リール!
ルアー!
お気に入りの釣具で釣りをするのは、とても楽しいですよね。
お気に入りのロッドに、お気に入りのリールを装着し、お気に入りのルアーを投げる、、
考えるだけでもワクワクしますね♪
これでお魚さんが釣れてくれたら、なお楽しいですよね。
「バイトはあるけど、、乗らない、、」
「掛けたけど、、バラしてしまった、、」
もしかしたら、お魚さんの一番近くの「フック」に問題があるかもしれません。
「フック」を変えるだけで、釣果が激変するかもしれませんよ♪
今回は、ルアーフィッシングで使う「フック」の特性やタイプ、応用術を紹介していきます。
これで釣果アップ間違い無し!?
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
フックの種類
まずはフックの種類を見ていきましょう!
ルアーフィッシングで仕様するフックは3種類あり、それぞれ特徴がありますので解説していきますね。
トレブルフック
ルアーフィッシングの代表的なフックでほとんどのプラグに装着されてます。サイズや種類が多く、ルアーフックのスタンダートですが一番奥の深いフックでもあります。名前の通り針先が3箇所あり、3種類の中で一番「針掛かり」しやすいフックです。
ダブルフック
針先が2箇所なので、トレブルに比べると根掛りがしにくく、メタルバイブレーションなどに装着されていることが多いです。基本的にスプリットリングを仕様しないのでフック交換がカンタンに行えます。
シングルフック
メタルジグに装着することが多いですが、最近はプラグへも装着されることがあります。プラグ専用のシングルフックも各メーカーから多くラインナップされてます。
トレブルに比べると針先へアワセの力が伝わりやすく刺さりやすい、掛けた後も針外れが少ない(バラしにくい)ことから、トレブルとシングルを状況に合わせて使い分ける方も多いです。
フック各部の名称
フックには沢山の名称がありその1箇所1箇所に大きな意味や特徴があります。
まずは名称を覚えて、特徴を理解しましょう!
フックポイント
釣り針の中で一番大事な針先のことです。針先が鈍ってないか、変形していないか、鋭さのチェックはこまめに行いましょう。
バーブ
かえしのことです。ここまで刺さると針は抜けにくくなります。
最近ではかえしの無いバーブレスフックもあります。
アイ
ハリスやスプリットリングと締結する部分です。
各メーカーで交換しやすいように様々な工夫されています。
シャンク
アイからフックが曲がり始める(ベンド)までの部分です。
この部分の長さによって針の特徴も変わってきます。
ベンド
シャンクからポイントにかけて曲がっている部分です。
ベンドには、「ラウンド」「スプロート」「リマリック」の3種類があり、シャンクからの曲がりだしの角度で異なります。
・ラウンド=綺麗な半円形
・スプロート=カーブが急でポイントやスロートよりにある
・リマリック=カーブの点が2箇所ある。国内生産ではあまり見ないタイプ。
ヒール
ベンド部の頂点のことです。
ゲイプ
ポイントからシャンクの広さのことです。
この幅が少ないとショートバイト対策になり幅が広いとフッキング率アップになります。
スロート
ポイントからヒールまでの長さのことです。
この区間は錆びやすいので釣行後はルアーやフックを洗いましょう。
ここだけは覚えよう!!フックポイントの向き
上記の通りフックには沢山の名称があり場所にも特徴や特性があります。その中でも一番に覚えたいのはフックポイントの向き!!フックポイントの向きの特性を知ることで状況に合わせた使い分がわかります。特徴を把握して状況にあったタイプを選びましょう。
ストレート
ベーシックなタイプでシャンクと同じ方向にポイントが向いていて、フッキングパワーが真直ぐ針先(ポイント)に伝わるのでベンドまで刺さりやすいです。
インポイント(内向き)
インポイントは、スロートがシャンク側(内側)に曲がっており、針先(ポイント)が内側にあるので根掛りしにくく針先も削れにくいです。
ストレートやアウトポイントに比べると、しっかりと口に入らないと刺さりにくいことがありますが、口の中にフックが入ったら抜群の掛かりを発揮し、バレにくいのが特徴です。
喰いが浅い時やバイトが小さい時は使用を控えた方がいいでしょう。
アウトポイント(外向き)
スロートやポイントが外向きにあるタイプで、刺さりやすく小さなあたりでも掛かりやすいです。障害物にもその分掛かりやすく、根掛りや針先の鈍りもしやすいです。
魚がルアーを咥えるのではなくアタック(体当たり)をして来る時はアウトポイントを使い、喰わせるのではなく、掛けていく釣りができます。そのため口以外の部分に刺さったり、口の外側に刺さることがありますので、ファイト時は慎重に魚を怒らせないようにやり取りし、針の伸びや身切れに注意しましょう。
実釣時の応用編
魚がルアーの横からバイトして来る時は、腹側のフックをインポイントに、リアフックをストレートやアウトポイントに交換します。
腹側のフックでしっかりと口の内側から掛けて、ファイト中にリアフックを口の外側から掛けて、内側と外側の2重に掛けてバレにくくするなんてことも可能です。
フック交換で釣果アップ!
ルアーフィッシングで魚を釣るためには、ルアーの動き(アクション)が重要です。
好みのルアーアクションを出すために、ルアー本体をチューニング(リップを削るなど)する方法もありますが、なかなか思うようにならず、ルアー自体をダメにすることもあります。
それよりも簡単にルアーアクションを自分好みにコントロールする方法があります。
それは、「フック交換」です。フックを交換するだけで自分のお気に入りのアクションを見つけたり、他の人とは違うアプローチもできます。ルアーフックのスタンダートで初心者でも実践しやすいトレブルフックでのフックチューンをご紹介します。
1.フックサイズ(重さ)
フックのサイズを大きく(重く)するとアクションは小さくなり、逆に小さく(軽く)すると元々のアクションより大きくなります。(もちろん例外もありますが・・・)
例えばテールを左右揺らすウォブリングアクションの場合、リアフックのサイズを小さくするとリアが軽くなり左右に動く際の抵抗(重さ)が軽くなり、より大きくアクションしてくれます。
ロールアクションですとロールの幅が変わってきます。
フックサイズを変えることで、ルアーのアクションをコントロールすることができます。
2.シャンクの長さ
シャンクが長くなればフックの重心は外側に シャンクが短くなれば重心はルアーに近くなります。
重心がルアーより離れるとアクションは小さく、重心が近いほどアクションは大きくなります。
フックサイズを変えることなくシャンクの長さの変更でもルアーアクションをコントロールすることができます。
シャンクの太さももちろん大事です。
フックを大きくする事によりフッキング後の身切れを防いだりパワーファイトが可能になります。
デメリットもあり自重が重くなったりフッキング時に力が必要になったりします。
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トレブルフックは構造上見た目に反してしっかりとベンドまで刺さる貫通力は強くありません。
細くする最大のメリットは初期ががりの向上です。
細くなれば貫通時の接地面は小さくなりそれにプラスして芯がしなり復元力により深く深く刺さろうとする力が働きますが、細くすると伸びやい事やフッキング後のファイトで貫通している穴が大きく広がったりしてバラシの原因になってしまうことこともあります。
バイトが浅い時やファイト中にバラシてしまうことが多い時などは効果は抜群でファイトをゆっくり丁寧にする事によりキャッチ率は上がるはずだ。
ここで注意しておきたいことがありそれは純正のフックが装着されている状態がアクションは一番ベストであること。
あくまでチューニングであることを忘れてはいけないが自分のお気に入りのアクションを見つけたり釣り人が多い時に他の人とは違うアプローチができるなどなど。
それらのメリット、デメッリト、フックポイントの向きなどをしっかり把握&コントロールする事により1個のルアーは無限の可能性を持つことができます。
鈍ったら交換?研いで再利用?
針は消耗品と割り切って鈍ったら迷わず交換しましょう。1回使っただけ、、なんて時ももったいないような気もしますが交換しましょう!
自分で研いで見た目には問題ないように見えても、フック表面に特殊なコーティングをされていることが多く研いでしまうとそのコーティングがハゲてしまいフック本来の能力が失われることが多いです。研ぐのはあくまで応急処置だと思っておくことをお勧めします。
フックは魚に一番近い部分です。釣果に大きく左右しますので鈍ったら交換しましょう。
まとめ
フックは種類も豊富で何より魚のバイトからランディングまでずっと魚に触れているとても大事なパーツです。
こだわれるポイントも多くルアーアクションや釣果アップにすごく関わりがあります。
今回紹介したことはまだまだ一部ですがぜひ色々な組み合わせを試して実践してみてくださいね。