アジングというとスピニングロッドが主流ですが、近年ではアジングに使えるベイトロッドも増えており、ベイトタックルでアジングを楽しむアングラーが増えてきました。アジングではベイトロッドをどのように活用するのか、まだよく分かっていないアングラーもいらっしゃるかと思います。
今回はアジングにおけるベイトタックルの概要、アジング用ベイトロッドの特徴、おすすめのアジングベイトロッドをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:ブラックバス、エギング
釣りに本格的にハマったのが10代後半できっかけは友達がバス釣りに誘ってくれ、
この引き面白っ!ってなり次の日にバスタックル一式を買いに行きました(笑)
現在は、エギング中心ですが最近では先輩の影響でヒラマサキャスティングにハマっています!
この記事がアングラーの1人にでも役に立てれば幸いです。
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目次
- アジング用おすすめベイトフィネスロッド
- ソルティーステージ KR-X ベイトフィネスカスタム(アブガルシア)
- エラディケーター ベイトフィネス(アブガルシア)
- 月下美人 AIR(ダイワ)
- 月下美人 MX 72MLB(ダイワ)
- ブルーカレント Ⅲ(ヤマガブランクス)
- エヌワン ライトゲーム ベイトフィネス NSL-T782ML/BF(メジャークラフト)
- Beams inte 6.4UL(フィッシュマン)
ベイトタックルのアジングとは
現在アジングの主流はスピニングタックルですが、ベイトタックルでもアジングは可能です。
アジングで使用するベイトタックルはベイトフィネスタイプで、ベイトフィネスはもともとバス釣りで軽量ルアーを正確に投げるために使われていました。
他にもトラウトにも使用されており、ベイトフィネスの利点は
・手返しが良い
・感度がより良い
・正確なキャストができる
・スピニングリールと比べてガイドへの糸絡みが少ない
逆にデメリットは、
・キャストにコツがいる
・遠投できない
・ベイトリールはバックラッシュが起こりやすい
といった特徴があります。
特にアジングに慣れてきたアングラーで、アジングに新鮮さが欲しくなったり、もっと効率よく釣果を上げたくなったら、ベイトタックルに挑戦してみるのをおすすめします。
アジング用ベイトフィネスロッドの特徴
近年ではアジング用のベイトフィネスロッドも登場しています。
アジング用ベイトフィネスロッドの特徴は、
・ロッドの長さ:5~7ft
・ロッドの硬さ:UL〜L
・ルアー負荷:1.5~3g
・穂先:柔らかめの感度重視タイプ
となっており、他の釣りで使うベイトロッドを流用する際にもこの条件を満たすベイトフィネスロッドを選びましょう。
初めてベイトフィネスでアジングをするなら汎用性の高い6ft、足元のアジだけを狙ってテンポよく釣りたいなら5fと、使い分けるとより効果的です。
ティップに関しては食い込み重視のソリッドティップと、掛け重視のチューブラーティップがありますが、個人的には掛け重視のチューブラーティップがおすすめです。
というのも、アジは掛かったらすかさずフッキングして、口切れがおこらないよう上あごにフックをかける必要があります。
感度が高く機敏なアクションをつけやすいチューブラーティップの方が、上あごにフックできる可能性が高いと考えられます。
トラウト用ベイトロッドを代用・兼用できる?
トラウト用のベイトロッドをアジングに代用することは、可能です。
・トラウトロッドの方が柔らかいのでアタリを取りにくい
・感度が低い
・キビキビしたアクションが苦手
といったデメリットがありますが、
・ヒットした時のしなりを楽しめる
・予想外の大物にも耐えられる
・軽量のジグやリグも投げやすい
といったメリットもあり、むしろトラウトロッドでしか味わえない楽しさもあります。
トラウトロッドを流用する際は、5ft台の硬さLを使ってみてください。
アジング用おすすめベイトフィネスロッド
アジングにおすすめのベイトフィネスロッドを7つ厳選しました。
それぞれのロッドの特徴や、ロッドの長さ・ルアー負荷・硬さなどの基本スペックも合わせてご紹介します。
ソルティーステージ KR-X ベイトフィネスカスタム(アブガルシア)
ソルティーステージ KR-X ベイトフィネスカスタム(アブガルシア)
アブガルシアの人気シリーズ「ソルティーステージ」で、ライトゲーム用ベイトフィネスカスタムロッドのモデルが揃っています。
中でもおすすめなのが、「STBC-6102ULT-KR」と「SBFC-5102ULS-KR」です。
STBC-6102ULT-KRはソリッドティップで、汎用性の高い6.10ftのベイトフィネスロッドです。
軽量ジグヘッドを扱うのに優れ、食い込みの良さでアジを逃さない設計となっています。
全長:6.10ft
ルアー負荷:2~15g
硬さ:UL
自重:108g
SBFC-5102ULS-KRは5ft10inのショートレングスモデルで、手返しよくライトアクションの得意なベイトフィネスロッドとなります。
漁港内のアジングのほか、カヤック釣りやプレジャーボートでのライトゲームにも最適です。
全長:5.10ft
ルアー負荷:1.5~10g
硬さ:UL
自重:98g
エラディケーター ベイトフィネス(アブガルシア)
アブガルシアの「エラディケーター」シリーズはハイエンドモデルで、国産100%のカーボンマテリアルで構成されたTAF製法のブランクスが使われているのが大きな特徴です。
ベイトフィネスモデルの中でもオーソドックスなのは6.10ftの「EBTC-610LT」で、ピンスポットを効率良く早いテンポで狙える、抜群の取り回しの良さと超高感度の接近戦モデルです。
全長:6.10ft
ルアー負荷:1.5~15g
硬さ:L
自重:71g
また2020年に追加されたスローテーパーモデルも面白く、特に「EBTC-66ULT-ST」は扱いやすい6.6ftの長さで、スローテーパーならではの反発力を抑えたルアーアクションでバラしにくい設計となっています。
ルアーウェイトが0.5~1.0gと超軽量ルアー向きなので、ルアーの重さに注意してください。
全長:6.6ft
ルアー負荷:0.5~1.0g
硬さ:UL
自重:66g
月下美人 AIR(ダイワ)
月下美人 AIR はダイワのアジングロッドの軽量化に特化したハイエンドモデルです。
ベイトモデルは「AIR 63XULB-T・W」と「AIR 73ULB-T・W」で、どちらもチューブラーティップとなっています。
おすすめは「AIR 63XULB-T・W」で、少し短めの6.3ftのショートレングスモデルですが、超軽量で、壁際の明暗やシモリ際などピンポイントに投げられる操作性の良さが特長です。
ルアーウェイトは2.0~6.0gなので、軽めのプラグやリグを使いましょう。
全長:1.91m
ルアー負荷:2.0~6.0g
硬さ:UL
自重:60g
月下美人 MX(ダイワ)
月下美人 MX はメバルロッドのハイスタンダードモデルで、現在ではほとんどがスピニング用ロッドとなっていますので、公式ではベイトフィネスの取り扱いはありません。
ただ、2016年に発売されたベイトフィネスモデルの「B69UL-S・K」は根強い人気を誇っているため、ピックアップさせていただきました。
「B69UL-S・K」は6.6ftの汎用性の高いロッドで、元々は巨大メバル用ベイトモデルなのですが、ベイトフィネスにも対応しており、アジングにも十分使えるスペックとなっています。
画像
全長:2.06m
ルアー負荷:3.0~10g
硬さ:UL
自重:86g
ブルーカレント Ⅲ(ヤマガブランクス)
ヤマガブランクスのブルーカレントはライトゲーム用として人気の高いロッドシリーズで、ベイトロッドは 53/B・69/B・82/B の3種類があります。
アジングにおすすめなのは「53/B」で、シリーズ随一のショートフィネスモデルとなっており、軽量化で高感度を保ちつつも、しなやかなカーブでキャスト性能にも優れているという、良いとこ取りのロッドです。
「ソルトベイトフィネスはコレ!」「軽量ジグヘッドが扱いやすい」と圧倒的な人気を誇っています。
全長:2.06m
ルアー負荷:3.0~10g
硬さ:UL
自重:86g
また2024年にはクロダイゲームをメインとした、ボトム攻略に特化した2機種「78」と「78/B」が加わる予定となっており、目が離せないロッドシリーズとなっています。
エヌワン ライトゲーム ベイトフィネス NSL-T782ML/BF(メジャークラフト)
エヌワン ライトゲーム ベイトフィネス NSL-T782ML/BF(メジャークラフト)
メジャークラフトのN-ONEシリーズはナノカーボンを使用したロッドで、アジングロッドやメバリングロッドがある中、ベイトフィネスモデルもあります。
おすすめは「NSL-S702UL/BF」です。
NSL-S702UL/BFはベイトフィネス入門モデルで、トラウトロッドのようなしなやかさとメバリングロッドのテーパーを掛け合わせたかのような、操作性抜群のロッドとなっています。
アジングには少し長めのロッドですが、軽量リグやプラグを飛ばして遠くも狙いたいアングラーにおすすめです。
全長:7.0ft
ルアー負荷:1.5~5g
硬さ:UL
Beams inte 6.4UL(フィッシュマン)
フィッシュマンのBeams inteは高価格帯のロッドですが、ハイクラスたる操作性の良さと機能性で人気です。
最大の特長は1gアンダーのルアーもキャストできるという点です。
ルアー負荷が0.8gからと、超軽量ジグヘッドも難なく飛ばせる力強さと扱いやすさが備わっています。(実際に投げてみると、0.6gでも飛ばせました)
自重が116gと重めですが、張りのあるロッドに仕上がっているので、片手で手返し良いキャストが実現できます。
全長:6.4ft
ルアー負荷:0.8~10g
硬さ:UL
自重:116g
まとめ
アジングにおすすめのベイトロッドを7本ご紹介しました。
・エラディケーター ベイトフィネス(アブガルシア)
・月下美人 AIR (ダイワ)
・月下美人 MX 72MLB(ダイワ)
・ブルーカレント Ⅲ(ヤマガブランクス)
・エヌワン ライトゲーム ベイトフィネス NSL-T782ML/BF(メジャークラフト)
・Beams inte 6.4UL(フィッシュマン)
アジングをもっと楽しみたいアングラーはぜひベイトロッドを使ってアジングをしてみてください。