アジングやメバリングと同じくライトタックルで楽しめることから、近年は専用タックルも開発されるほど人気の釣りジャンルとなってます。しかし、手軽にできるからといって簡単に釣れる訳ではありません。
どんなルアーを選択するかによって大きく釣果が異なるため、ルアー選びは重要になります。今回はチニングを始めたい方、始めたばかりでまだ釣果がない方へ、チニングの釣り方(ボトム狙い)とチニングの絶好のポイント、運河・河口向きのルアーをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:渓流釣り
初めて釣りにいったのが糸島にある某ヤマメの管理釣り場で、そこから渓流釣りに興味を持ちました。
小さい頃は祖父の自宅が山に囲まれていて渓流に入って直接魚を獲るようなアクティブな子どもでした(笑)
ダイワの某釣り番組が好きでよく見ており、経験は浅いですが知識は少しずつ蓄えています。渓流釣りだけでなく、様々な釣りジャンルの発信をしていきたいと思います。
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目次
- おすすめチニング用ルアー➀ワーム
- おすすめチニング用ワーム|シルバーウルフ アーバンシュリンプ(ダイワ)
- おすすめチニング用ワーム|クレイジーフラッパー(ケイテック)
- おすすめチニング用ワーム|ワーム ちびチヌムシ(ジャッカル)
- おすすめチニング用ルアー②ミノー
- おすすめチニング用ミノー|サイレントアサシン 80F(シマノ)
- おすすめチニング用ミノー|カウントダウン CD7(ラパラ)
- おすすめチニング用ミノー|LG ミノー(F)
ルアーでチヌを釣るチニング
チニングとは、チヌ(クロダイ)をルアーで釣ることを指し、主に河口・運河での釣りがメインとなります。
チニングで探るレンジ(階層)はボトムとトップウォーターが中心です。
ボトムを探る場合は、ルアーが着底した後ワームが底から浮かないようにゆっくり動かす「ズル引き」もしくは「ボトムバンプ」で誘いましょう。
一方トップウォーターを攻める場合は、フローティングミノーなど浮力の高いルアーをドッグウォークさせるのが良いです。
トップウォーターは水深の浅いフィールドやチヌが浮上してくる暖かい時期に有効ですよ。
チニング初心者の方はボトムでルアーをズル引きすることから始めてみましょう。
チニング用ルアーの種類と使い分け
チニングに使われるルアーはソフトルアー(ワーム)やペンシル、ミノー、ポッパーなど様々ですが、基本はフィールドやチヌのサイズによってルアーのカラー・重さ・大きさを選びます。
次にボトムを攻めるのかトップを攻めるのかでルアーの種類を使い分けましょう。
種類と使い分け|カラー
使用するルアーのカラーは、時間が昼か夜か、夜釣りでも街灯や常夜灯が多いか否か、水が澄んでいるか濁っているかによって適したカラーが変わります。
・日中の水がクリアな時…ナチュラル系(マッチザベイト)、ブラック、レッド系
・水が濁っている時…グリーン系(グリーンパンプキンなど)やホワイト、ピンク系
・夜…イエローなどの蛍光色
・昼夜問わず光源がある…クリア系
まずはオールラウンダーなグリーン系やナチュラル系で様子を探り、反応が薄かったり水質が濁ってルアーが目立っていない場合はピンク系やイエロー系の蛍光色を使ってみてください。
昼夜問わず周囲に灯りがある場合は、クリア系でフラッシング効果を狙ってみましょう。
種類と使い分け|重さ
ルアーの重さは、ルアー本体というよりはワームにつけるシンカー(オモリ)の重さを指します。
シンカーの重さを変えることで、正確にレンジを攻めることができます。
チニングでは、シンカーの重さは3~15gの間で使い分けるのが基本です。
まずはベースのなる7gでスタートし、流れの速さや根の多さによって調整します。
ボトムでもトップでも、基本的には軽い方が食いがいいので、底を取れるギリギリまで軽くしてみましょう。
種類と使い分け|大きさ
チヌは口が小さいため、小型のルアーを使うのが良いです。
ルアーの大きさはルアーの種類によって大きく変わりますが、チニングではおよそ5~10cmほどの大きさを使います。
この記事で紹介するワームとミノーに限ると、ワームは3インチ前後、ミノーは8cmがベースとなります。
種類と使い分け|トップ向け・ボトム向け
狙うレンジによってルアーの種類を使い分けるのも有効です。
トップとボトムに分けると、
・トップ…ペンシルベイト・ポッパー・フローティングミノーなど
・ボトム…ワーム・ジグヘッド・シンキングミノー・シンキングペンシル・バイブレーションなど
となります。
またシャロ―エリアを攻める時や、運河などフィールド全体の水深が浅い場合は、ミノーが特に有効です。
今回ご紹介するルアーは、ボトムを狙うならワーム、トップを狙うならミノーと攻めるレンジによってこの2つに絞っています。
おすすめチニング用ルアー➀ワーム
ワームはボトム狙いのチニングの大定番ルアーです。
ワームの形はピンテール(ストレート)・シャッドテール・カーリーテールなどがありますが、チニングワームではクロー・ホグ系ワームや虫(バグ)系ワームがよく釣れます。
チニングワームの参考動画↓
おすすめチニング用ワーム|シルバーウルフ アーバンシュリンプ(ダイワ)
大きさ:2.4インチ / 2.8インチ
カラー:グリーンパンプキンなどのグリーン系やレッドクローなどのレッド系
フリリグチニングゲームの第一人者、森浩平テスター監修のワームで、ボトムバンプ(ルアーをボトム付近で軽くハネ上げながら移動させること)やズル引き&ステイしやすいソフトルアーです。
カラーはグリーン系と中心とし、レッド系やオレンジ系にホログラムが入っていたりとバリエーション豊富です。
またダイワ独自の魚を強烈に引き寄せる『アミノX』(旨味成分)+エビ粉で集魚効果も高くなっています。
これを持っていないとチニングは始まらない!というほど大定番のワームです。
おすすめチニング用ワーム|クレイジーフラッパー(ケイテック)
大きさ:2.4インチ / 2.8インチ
カラー:グリーンパンプキンなどのグリーン系やブラック系、ホゴグラム入りのクリア系
数あるザリガニワームの中でも最も愛用されている、チニング用ワームです。
その大振りなハサミ部分がフォールした際にひらひらと揺れることでチヌに猛アピールし、フォールだけでも食わせられるという優れもの。
カラーは定番のグリーン系に、ブラック系とクリア系が多く展開されています。
「このワームに変えたら、今まで全然釣れなかったポイントで釣れた」と言われるほどボウズ逃れのルアーです。
おすすめチニング用ワーム|ワーム ちびチヌムシ(ジャッカル)
大きさ:1.5インチ
カラー:グリーン系、ブラウン系(ナチュラル)、蛍光色
虫系ワームで大きさ1.5インチながら、存在感のあるワームでチヌに口を使わせる独特のワームです。
小さなボディの割に大きなシャッドテールで、わずかな水の流れも掴んでナチュラルな波動を発生させ、チヌにアピールします。
またチヌを誘うためのフレーバーにもこだわりがあり、エビの身を粉末化した強力なフレーバーが配合されています。
「よくちぎられるのがデメリット」と言われるほど魚の食いつきが良く、集魚効果はワームの中でもナンバーワンです。
おすすめチニング用ルアー②ミノー
ミノーにはトップを狙うためのフローティングミノーと、中層〜ボトム狙いのシンキングミノーがあります。
チニングでは主にトップを攻めるのに使います。
今回ピックアップしたミノーはチニングでの釣果の高いものを厳選しました。
おすすめチニング用ミノー|サイレントアサシン 80S AR-C(シマノ)
大きさ:8cm
カラー:ナチュラル系、クリア系、レッドヘッド
シマノの大人気ミノー「サイレントアサシン」の中でもチニングにぴったりなのが、80F/80S フラッシュブーストです。
以前80サイズにはシンキングミノーしかなかったのですが、デザインの大幅リニューアルに伴って新しくフローティングミノーもできたので、さらに使い勝手がよくなっています。
小さくても安定した飛距離が出るので、外洋を泳いでいる回遊タイプのチヌも狙いやすいです。
タックルボックスに常備しておきたいルアーですね。
おすすめチニング用ミノー|カウントダウン CD7/CD7/J(ラパラ)
大きさ:7cm
カラー:ナチュラル系、オレンジ系、蛍光色、レッドヘッド
世界中のアングラーから愛されるラパラのミノー「カウントダウン」。
その中でもチニングに最適なのが、CD7/CD7/Jです。
カウントダウンで使われている天然木「バルサ」による高浮力・軽さ・強度の三拍子揃った優秀ルアーで、他のルアーには出せないキビキビとしたアクションが大きな特長です。
またカラーバリエーション豊富なのもメリット。
日本オリジナルカラーもあるので、タックルボックスが埋まるほど集めているアングラーもいるほど人気のルアーです。
おすすめチニング用ミノー|LG ミノー(F)(ハードコア)
大きさ:5cm
カラー:ビビッド系、クリア系
ハードコアのミノーといえばLG ヘビーミノー(シンキングミノー)が有名ですが、LG ミノー(F)(フローティングミノー)も隠れた銘品です。
サイズが5cmとかなり小型ですが、口の小さいチヌにルアーを丸呑みさせるのにちょうど良いサイズで、7cmのルアーでは食いが悪い場合に活躍してくれます。
フローティングかつ小型の割によく飛び、アクションもキビキビして操作性が良いので根掛かりしやすいフィールドに適しています。
アジングやメバリングをしながらチニングも楽しみたいライトゲーム好きには特におすすめです。
まとめ
おすすめのチニングルアーをまとめると、
シルバーウルフ アーバンシュリンプ(ダイワ)
クレイジーフラッパー(ケイテック)
ワーム ちびチヌムシ(ジャッカル)
【ミノー】
サイレントアサシン 80S AR-C(シマノ)
カウントダウン CD7(ラパラ)
LG ミノー(F)(ハードコア)
となりました。
どれもチニングでは定番のルアーばかりになりましたが、それだけ釣果が高いルアーということですね。
チニングをしてみたいけど、どのルアーを選んだら良いかわからない方や、チニングをしていてまだ釣果のない方は、ぜひおすすめのルアーで挑戦してみてください。