しかし魚を探す以外にも魚群探知機には様々な機能や使い道があります。
釣り場の水深が分かる事、水温が分かる事、水中の障害物を探す事、地図を見ること、さらには見つけたポイントを地図にGPSマーキングすることなどが可能です。今回は淡水、海水、ボートやオカッパリなど釣りのスタイルに合わせた、リーズナブルなポータブル魚群探知機をご紹介します。
投稿者プロフィール
幼少期(当時3歳)に祖父に連れられ、管理釣り場にマスを釣りに行ったのが私の魚釣りとの出会いでした。
釣りをしながら成長し、今では仕事も釣り関係。そんな私の人生で養った事が少しでもこの釣行ガイドで役に立てば光栄です。
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目次
- おすすめ魚群探知機
- ストライカープラス4(ガーミン)
- PS-611CN(ホンデックス)
- ストライカー4(ガーミン)
- ストライカーキャスト(ガーミン)
- 探見丸(シマノ)
- 魚群探知機(LUCKYLAKER)
- ITGAM0301(Deeper)
こだわりたい魚群探知機の機能
ボートやカヤックなどで釣りをする場合、あると便利な機能が「GPS機能」です。
水の上には目印になるものが無いため、GPS機能を利用する事で、以前釣れた場所を記録しピンポイントで釣りをする事ができます。ディスプレイ上で水中と地図など2画面表示が可能のモデルは更に重宝する事でしょう。
淡水の場合は比較的浅いポイントが多いので気にする必要はありませんが、海は水深があるため周波数の低い振動子を選ぶ事で深場での使用が可能です。
また現在はオカッパリ専用の魚群探知機も発売されており、Wi-FiやBluetoothでスマートフォンと接続しスマートフォンを魚群探知機ディスプレイとして使用する事ができるモデルもあります。
確認しておきたい魚群探知機の機能
魚群探知機の電源供給方法は2種類あり、12Vバッテリーまたは電池を使用します。12Vバッテリーに接続するモデルは別途バッテリーの購入が必要となります。
本体の操作方法もタッチ画面式やボタン式、ショートカットボタン搭載のモデルなどもあります。
タッチパネル式は現代的ではありますが、荒れた海面などではボタン式が使いやすかったりするため、自分の好みにあったモデルを選ぶといいでしょう。
また、前述にもありましたが、振動子は使用用途に合わせてセレクトする事が大事です。
モデルによってはオプションで振動子を変更することも可能です。
スタンダードな周波数は200Hzですが、周波数を変える事で探査水深、角度、鮮明度が変わります。
周波数が高いほど探査水深、角度は狭くなりますが、鮮明度が向上します。
おすすめ魚群探知機
ボートやオカッパリで使えるおすすめの魚群探知機を7点厳選致しました。
スマートフォンやタブレットなどと同様に魚群探知機にも最新の商品が続々と登場しています。
その中でもリーズナブルで入門にはぴったりな魚群探知機をご紹介します。
GARMIN ストライカー プラス 4cv
■表示画面:4.3型
■ドット数:272×480(QSVGA)
■電源:12V
■消費電力(12v使用時):4.8W
■サイズ(mm):W98×H174×D45(マウント部除く)
■防水性能:IPX7
■重量:0.3kg
ガーミンはアメリカにあるGPS機器のパイオニアで、レーダー機器では世界のトップシェアを誇る企業です。
ガーミン社の「ストライカー プラス 4cv」はGPS機能付きの小型魚探で、魚のサイズ表記や海図はありませんが、低価格なのに仕掛けが落ちていく軌跡も確認できるほど性能の良い魚探です。
氷上のワカサギ釣りや根魚釣りなどに使いやすいですよ。
ホンデックス PS-611CN
■タイプ:5型ワイド液晶
■電源電圧:DC11~14V、消費電力/電流:約3.6W 約0.3A/12V
■本体寸法(mm):W173×D191×H173
■本体質量:約0.7kg
■周波数:200kHz
■出力:100W
■水深表示範囲*1:最大:0~150m/最小:0~2m
■重量:約0.7kg
ホンデックスは日本のメーカー「本多電子株式会社」の魚群探知機シリーズで、同社では世界で唯一、自社で開発・生産したセラミックス振動子を使った魚群探知機メーカーとして知られています。
海底の地形が詳細に分かるほど高性能で、国産メーカーならではの操作のしやすさと直感的な使いやすさで人気です。
PS-611CNは電池ボックス一体型のポータブルタイプなので、取付場所を選ばず小型ボートにも最適です。
GARMIN ストライカー 4
■表示画面:3.5型
■ドット数:480×320(HVGA)
■電源:12V
■消費電力(12v使用時):2.8W
■サイズ(mm):W92×H151×D43(マウント部除く)
■防水性能:IPX7
■重量:0.3kg
ガーミン社の中でもコスパが良くて根強い人気なのが、「GARMIN ストライカー 4」です。
取扱説明書を読まなくても操作できるシンプルな画面で、魚探を始めて利用する方で、最低限魚群の位置がわかれば良いという方には特におすすめです。
GARMIN ストライカーキャスト GPSタイプ
■サイズ(mm):W75.8×H75.5×D57.87
■稼働時間:10時間
■周波数:260/455 kHz
■防水性能:IPX7
■重量:75kg
スマホを魚群探知機として使用できるGPS機能付きソナーです。
スマホで魚探の画面が見られるという画期的なアイテムで、スマホなので持ち運びが楽で釣りの荷物を軽くできるというのが大きな利点です。
もちろん魚探としての機能も通常のものと変わらず、シンプルなソナーでカスタムマップ用のGPSも表示できます。
ガーミンジャパンの公式サイトでは販売終了となっていますが、まだAmazon等では販売されているようですので、欲しい方はお早めにご購入ください。
シマノ 探見丸
■本体サイズ:207mm(L)×170mm(W)×132mm(H)
■表示器:5.7型TFTカラーLCD縦型
■解像度:640×480ドット(VGA)
■表示色:64色
■表示範囲:レンジ2~1200m、シフト1200m
■周波数:50/200kHz
■送信出力:600W
■電源:DC12-24V 最大13W以下
シマノの探見丸は、漁船に設置した魚群探知機を親機として、釣り人の手元にある子機に無線で情報を送り、その魚探映像をリアルタイムで確認できる魚探です。
シマノならではの魚探として、探見丸システム対応の電動リールと組み合わせることで、仕掛け位置の軌跡の表示やシャクリ幅の設定などの機能も活用できます。
こちらもシマノ公式サイトでは購入できませんが、Amazon等では購入することができますので、ぜひご検討ください。
LUCKYLAKER 魚群探知機
■本体サイズ:W74×H128×D30㎜
■表示器:FF718LiC(LA)
■表示範囲:0.7m〜45m
■無線操作範囲:最大10m
■動作時間:約8時間
■電源供給方法:USB充電式
コンパクトでワイヤレスなのが最大の利点で、水に落としても沈まないフローティングデザイン、表面のつや消し塗装をおこなっているので滑りにくく持ち運びやすいです。
GPS機能はついていませんが、まずは魚探に慣れるという点では入門用としておすすめです。
「防水性に難あり」という口コミが少しありますので、使用する際は丁寧に取り扱いましょう。
Deeper ITGAM0301
■本体サイズ:149mm(L)×135mm(W)×74mm(H)
■表示器:スマートフォン
■表示範囲:最大80m
■無線操作範囲:最大100m
DeeperのITGAM0301はキャスティングできるポータブルソナーで、ボート、カヌー、カヤックから水深マップを作成してくれます。
専用のアプリと連携し、すべてのスキャン、地図、興味のあるポイント、写真、メモにアクセスできる多機能魚探です。
取り付けも簡単で、 穴あけ、ケーブル、ワイヤー不要なのも高ポイント。
まとめ
最後におすすめの魚探をもう一度おさらいします。
・PS-611CN(ホンデックス)
・ストライカー4(ガーミン)
・ストライカーキャスト(ガーミン)
・探見丸(シマノ)
・魚群探知機(LUCKYLAKER)
・ITGAM0301(Deeper)
魚探は、目的とそれに合う機能を持った魚探を見つけることが重要です。
ぜひお好みの魚探を探して快適な釣りライフをお送りください!