シーバスフィッシングはスピニングロッドを使うのが一般的でしたが、最近はベイトロッドを使うことも増えています。釣具メーカーからもシーバスロッドのベイトモデルが発売されるなど、ベイトロッドでのシーバスフィッシング人気が高まっています。
今回は、シーバスフィッシングでベイトロッドを使うメリット、ベイトロッドの長さ別に適したシーンとその利点、シーバス釣りにおすすめのベイトロッドをご紹介します。
投稿者プロフィール
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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目次
- おすすめシーバスベイトロッド
- 7ftおすすめ|ソルティフィールド SFC-702ML(アブガルシア)
- 7ftおすすめ|ルナミス B76MH(シマノ)
- 8ftおすすめ|シーバスフラットX(ダイワ)
- 8ftおすすめ|ディアルーナ B86ML(シマノ)
- 9ftおすすめ|シーバスハンターX(ダイワ)
- 9ftおすすめ|ラテオ ベイトモデル 93MB(ダイワ)
- 9.5ftおすすめ|ソルティーステージKR-Xシーバス(アブガルシア)
- 10ftおすすめ|エクスセンスジェノス (ベイトキャスティングモデル) B108M+/R(シマノ)
シーバス釣りでベイトロッドを使うメリット
シーバス釣りでベイトロッド(ベイトタックル)を使うと
・キャスト精度が高い
・ストラクチャーのあるところも攻められる
・ランカーを狙いやすい
・手返しがいい
・ボトムを狙う際の感度が高い
などのメリットがあります。
キャスト精度が高い
ベイトロッドはスピニングロッドと比べてガイドがブランクスに近いため捻れが起こりにくく、キャスト時のブレが少ないと言われています。
キャスト精度が高まるとストラクチャーのあるところもタイトに攻めやすくなります。
ランカーを狙いやすい
ベイトロッドと合わせて使用するベイトリールは巻き上げ力がスピニングリールよりも強く、ランカーシーバスも軽く釣り上げることができます。
またランカーを狙うためにビッグベイトを使う=太糸を使用する際にも、ベイトタックル(ベイトリール)の方が、ラインが一直線に放出されてガイドをスムーズに通るので、ライントラブルが少ない傾向にあります。
手返しがいい
ベイトリールは片手で操作しやすく巻き抵抗が少ないので、手返しが良いのも特長です。
ラインにヨレを与えずに巻き取ることが可能なので、特に太糸を使用する際はベイトタックルの方が違和感なくスムーズに巻くことができます。
長さ別のメリット・デメリット
ベイトロッドの長さは、どのルアーを使うか、どんなフィールドで釣るかによって適した長さが変わります。
7ft
・ボートシーバス(船釣り)や都市の狭い河口、水深のある堤防などに最適
・ビッグベイトルアーを使う場合にも良い
・遠投が必要な広いフィールドには不向き
8ft
・最も汎用性の高いロッドの長さ
・シーバスベイトロッドの入門として最もおすすめ
・都市型河川や運河などのオカッパリから干潟のウェーディングなどにも対応
・広いフィールドからストラクチャーの多いフィールドまでこなせる
・ミノーやシンキングペンシル、バイブレーションなど幅広く使える
・操作性を重視したモデルはストラクチャーの多いフィールドに有用
9ft
・汽水域や幅の広い河川、干潟などの広めのフィールド攻略に最適
・120~140mmの大型ミノー、ウェイク系のプラグ、30gを超えるバイブレーションを遠投できる
・パワー重視のモデルも多いため、ランカーシーバス狙うにも良い
・川幅が狭い都市型河川や湾内、ボートシーバスには不向き
10ft
・大遠投して沖側のシーバスを狙うのに最適
・トッププラグやシンキングペンシル、30~50gほどのメタルジグなどに適応
・飛距離が求められる大規模河川やサーフ、足場の高い防波堤などで活躍
・川幅が狭い都市型河川や湾内、ボートシーバスには不向き
おすすめシーバスベイトロッド
今回は長さ別に、おすすめのベイトロッドを8つご紹介します。
同じ長さのロッドでも、コスパの良いロッドとハイエンドのロッドもそれぞれピックアップしていますので、ぜひご参考にされてください。
7ftおすすめ|ソルティフィールド SFC-702ML(アブガルシア)
長さ:7ft
自重:110g
ルアー重量:2~24g
PEライン適合:0.5~1.2号
シーバスのほか、エギングやクロダイ釣りなどにも使える汎用性の高いベイトロッドです。
シーバスフィッシングでは狭めの都市型河川、テトラ帯や漁港に使うのに適しています。
ファーストテーパー寄り(ロッドの先端1/3から支点で曲がっていく仕様)なので軽いルアーやジグが投げやすく、感度も良いです。
ルアーの重さは2~24gまでの軽めのもの、プラグやミノーなどを使用し、浅く広く狙うと良いですね。
汎用性の高さとコスパの良さで、とにかく安く試してみたいという方におすすめです。
7ftおすすめ|ラブラックス AGS BS(ボートシーバス)(ダイワ)
長さ:8.6ft
自重:133g
ジグウェイト:MAX 45g
プラグウェイト:8~40g
PEライン適合:1~2.5号
オープンウォーターでルアーを動かす釣法がトレンドとなっていることに着目し、キャスト性能と操作性が大きく向上した、ボートシーバスロッドのハイエンドモデルです。
ボートシーバスで扱いやすい6〜7ftの長さに限定されておいる反面、ロッドの硬さにバリエーションがあるので、使用するルアーに合わせて選びやすいのがメリットです。
オールラウンダーでコスパよく使うなら68MB、12cmクラスのミノーや大型のウェイク系ルアーなどビッグベイトルアーを使うなら67HB、100gを超える大型のルアーを使うなら66XHBと明確に分かれています。
ボートシーバスを楽しむならまず手に入れたいロッドですね。
8ftおすすめ|ディアルーナ B86ML(シマノ)
長さ:8.6ft
自重:133g
ジグウェイト:MAX 45g
プラグウェイト:8~40g
PEライン適合:1~2.5号
幅広い魚種が狙え、ロッドのバリエーションやトータルバランスに優れた、シマノの万能竿です。
B86MLは操作性重視のベイトロッドで、シーバスフィッシングでよく使う8~13cmクラスのミノー、10~30gクラスのバイブレーションやトッププラグを使うのに最適です。
港湾、河川、汽水湖などでピンポイントに正確なキャストと操作ができるのが大きな魅力です。
手を出しやすい価格帯で軽さと強度を両立し、ここまで幅広い魚種に対応しているロッドも数少ないので、シーバスフィッシング初心者から上級者まで自信を持っておすすめできるロッドです。
8ftおすすめ|ルナミス B86M(シマノ)
長さ:8.6ft
自重:133g
ジグウェイト:MAX 45g
プラグウェイト:10~40g
PEライン適合:0.8~2.5号
シマノのシーバスロッドとしてはハイクラスの「ルナミス」。
スピニングもベイトも種類豊富なシリーズですが、その中でも B76MHはビッグベイト&ビッグプラグ対応のベイトロッドで、ランカーシーバスを狙うのに最適です。
MHと少し硬めのロッドなので、ランカーシーバスとのやりとりも安心ですし、50gオーバーの重いメタルジグも軽く飛ばすことができます。
その分柔軟性のあるティップを採用しており、シーバスのアタリを逃しません。
本格的なシーバスベイトロッドが欲しい方には特におすすめです。
9ftおすすめ|トリプルクロス TCX-902H/B(メジャークラフト)
長さ:9ft
プラグウェイト:10~50g
PEライン適合:1.0~2.5号
メジャークラフトのトリプルクロスのシーバス用は今のところスピニングしかないので、ベイトロッドを使うならハードロックがおすすめです。
TCX-902H/B は 9.0ftロックフィッシュ用ベイトロッドですが、シーバス用にも使用可能です。
パワーHと硬めなので、高い足場やテトラ帯でも引き上げる際も楽々あげられます。
遠投性にも優れているので、高さのある堤防や川幅の広い河川でのシーバスフィッシングに最適です。
硬めかつ9ftで安いベイトロッドをお探しの方には特におすすめですよ。
9ftおすすめ|ラテオ ベイトモデル 93MB(ダイワ)
長さ:9.3ft
自重:138g
ルアーウェイト:10~50g
PEライン適合:0.8~2号
ダイワの中価格帯のシーバス用ベイトロッドで、軽さ・感度・パワーバランスの三方よしの高コスパが魅力的です。
LATEO 93MBは河川の下流域から河口、汽水湖、干潟など広いフィールドの攻略に適したモデルで、120mm超えの大型ミノーや30gを超えるバイブレーションなども軽々遠投できます。
価格は抑えたいけどロッド性能は妥協したくない!という欲張りなアングラーにおすすめです。
9.5ftおすすめ|ソルティーステージKR-Xシーバス SXSC-962ML-KR(アブガルシア)
ソルティーステージKR-Xシーバス SXSC-962ML-KR(アブガルシア)
長さ:9.6ft
自重:157g
ルアーウェイト:8~30g
PEライン適合:0.8~2号
アブガルシアの人気シリーズ「ソルティーステージ」のシーバスロッドで、中でも広めの河川を遠投して攻めるのに最適なロッドです。
80gを超えるランカーシーバスにも楽々対応できるバットパワーで、しっかりと魚を寄せてくれます。
12cmのミノーや17gの鉄板バイブなども安定してキャストでき、ランカーシーバスを始め、50cmのアナゴや40cmのヒラメなど幅広い魚種にも対応しています。
9.6ftのベイトロッドが2万円代で買えて、性能とデザインも良いロッドです。
10ftおすすめ|エクスセンスジェノス (ベイトキャスティングモデル) B108M+/R(シマノ)
エクスセンスジェノス (ベイトキャスティングモデル) B108M+/R(シマノ)
長さ:10.8ft
自重:166g
ルアーウェイト:10~45g
PEライン適合:1.5~3号
シマノのシーバスロッドの中でも最高級のパワーと遠投性能を持ったハイエンドモデルです。
ベイトロッドに特化したハイエンドモデルは中々ないので、最高のシーバスベイトロッドをお探しの方はこれ一択です!
B108M+/Rは、遠方で掛かったシーバスを一気に引き寄せることができる強大なパワーが最大の特長。
飛距離が重要となる中~大規模河川や、キャスト精度とリニアな操作で攻略する磯のヒラスズキゲームなどで活躍すること間違いなしです。
また太めのPEライン3号まで巻けるタフなロッドなので、ランカーシーバスとのやりとりも安心して行えます。
まとめ
シーバスベイトロッドはまだまだ種類が少ないですが、ベイトロッドの特長を活かして新たなシーバスフィッシングのスタイルが見出される途上にあるので、これから増えていくこと間違いなしです。
またベイトロッド自体の使用が初めての方でも、シーバスベイトロッドだと扱いやすく幅広い魚種に対応していますので、コスパよく色んな釣りを楽しめます。
ぜひシーバスベイトロッドを手にしてみてください。
7ftおすすめ|ソルティフィールド SFC-702ML(アブガルシア)
7ftおすすめ|ルナミス B76MH(シマノ)
8ftおすすめ|シーバスフラットX(ダイワ)
8ftおすすめ|ディアルーナ B86ML(シマノ)
9ftおすすめ|シーバスハンターX(ダイワ)
9ftおすすめ|ラテオ ベイトモデル 93MB(ダイワ)
9.5ftおすすめ|ソルティーステージKR-Xシーバス(アブガルシア)
10ftおすすめ|エクスセンスジェノス (ベイトキャスティングモデル) B108M+/R(シマノ)