良質なアジがたくさん釣れる人気のポイントです。アジングなどのライトゲームの魅力はなんといっても軽い装備でどこでも竿を出せるところじゃないでしょうか。エサも使わず、手も汚れないためビギナーの方にもオススメ!アジ以外の魚を釣ることができるのも面白いところです。釣ったアジを捌いて食べるのも楽しみの一つです!呼子の「名護屋港」でアジが釣れる時期と「名護屋港」のおすすめポイント、アジング初心者でも釣れるジグヘッドやワームの使い分け、釣れたアジの捌き方をご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:ルアーフィッシング
父親の影響もあり幼少期の頃から様々な釣りを体験してきました。現在は、北部九州エリアを中心にバスフィッシング、エギング、シーバス、更にはヒラマサキャスティングまで『ルアーフィッシング』をメインに幅広く活動しています!
何よりも、釣りが好きで日本三大怪魚である『アカメ』と出会う為だけに四国へ弾丸釣行したり、全国各地を飛び回る事も少なくありません。
ご来店いただいた際に私を見かけましたら是非、気軽にお声掛け下さい(^^)
よろしくお願いします!
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目次
- 佐賀県唐津市呼子近くの「名護屋港」でアジングに大人気の3つのポイント
- ポイント①「名護屋港」北西部 漁業組合 鎮西町支所前
- ポイント②「名護屋港」中部 金盛丸発着場付近
- ポイント③「名護屋港」南西部 国道204号線(名護屋大橋)下
佐賀 呼子のアジが釣れる時期は5月~11月!アジを狙うなら夜釣りがおすすめ
一般的にアジ釣りのシーズンは、初夏の5月から晩秋の11月と言われています。
佐賀の名護屋港は9月あまりまで小アジが多いですが、10月~11月には体長25cmを超える良型のアジが釣れることもある釣り場です。
人気のポイントなのでライバルとなるアングラーも多く、場所取りには苦労しますが、シーズン中は安定してアジが釣れます。
アジは基本的に昼行性の魚ですが、夜になると常夜灯に小魚やアミ類などアジのベイトが集まってくるため、夜の方が釣りやすいです。
特にシーズン後半の9月・10月あたりになると、アジの警戒心が強くなり日が沈んでいる時間帯に回遊することが多くなります。
名護屋港は常夜灯や橋の明かりがって夜釣りもしやすいので、大型のアジを狙う際には夜にいくのをおすすめします。
佐賀県唐津市呼子近くの「名護屋港」でアジングに大人気の3つのポイント
佐賀県呼子周辺の名護屋港。
福岡市内中心部(天神)から車で1時間半ほどで行くことができます。
足場が良くて釣りやすく、近くにはトイレなどもあり、ファミリーフィッシングにも向いているポイントです。
アジ以外にもイカやメバル、カマスなどのライトゲーム、シーバスや小型青物の回遊もあります。
ポイント①「名護屋港」北西部 漁業組合 鎮西町支所前
岸壁の角周辺から外側は良く、潮が効き水深も深くなっています。
大型アジの回遊も見られる人気のスポットです。
中央の赤灯台は釣り禁止となっているため行けません。
アジ自体は回遊があれば手前の内港側でも十分釣れます。
当日は内港側でも釣れました!
レンジは浅いところで当たってきます。たまにライズすることもありました!
夜になると常夜灯がつき釣りやすいです。
ポイント②「名護屋港」中部 金盛丸発着場付近
金盛丸発着場近くの岸壁沿いも足場が良く、釣りやすいです!
ここも人気の場所で、足元から水深があります。
潮通しもよく良型アジの回遊もあります。
ここも同様に明かりがつきます。
当日はここでも釣れましたが、ポイント①のほうが状況は良かったです。
えさ釣りされている方も釣果は厳しそうでした。
ポイント③「名護屋港」南西部 国道204号線(名護屋大橋)下
橋の下周辺もいいポイントです。
流れも強く大型アジのポイントでもあります。
ここは手前が敷石になっており、底が見えるほどの浅さです。
沖は深く(橋の下中間)岩礁など地形変化もあり、潮が効けばはっきりとした潮目が出ます。
岩礁も混じるので根がかりには注意しましょう。
当日は橋の下、明暗付近をリフト&フォールで狙いサイズアップできました!
※道路脇となるため車など通行の妨げには十分注意しましょう。
夜は橋の明かりがつきます。
アジング初心者もこれで爆釣!?アジの釣り方まとめ
アジングは昼よりも夜の方が釣りやすいことが多く、漁港などの常夜灯の明かり周りがメインの釣り場で、明かりが効きだすとそこにベイトとなる小魚やアミ類などが集まり、それを狙ってアジも集まります。
主にただ巻きの巻きの釣りと、ロッドを立ててチョンチョンとアクションをつけてフォールでアタリをとる2つのパターンがメインです。
アジは落ちてくるものに好反応を示すことが多く、ただ巻きだけではなく、アクションからフォールのメリハリのある動きも試すといいでしょう。
特にフォールはテンションフォールまたはカーブフォール(糸を張ったまま落とす)フリーフォール(糸にテンションをかけず垂直に落とす)といろいろ試し、当日のヒットパターンを探すのも釣果を伸ばすコツです。
ジグヘッドの使い分け
[ジグヘッドの重さ]
1グラムを基準に状況に応じて軽くしたり重くしたりします。
デイゲームでは2グラム前後が基準になります。
軽くするとより違和感なくスローに誘うことができ、バイト時の吸い込みも良くなります。
重たくすると遠投でき深い層を攻めやすく、クイックな動きに対応できます。
[ジグヘッドの形状]
ラウンドヘッド(丸型)
スイム、フォール姿勢が安定します。
アクション時は上に跳ね上がるようになりダートはしません。
ダートヘッド(三角型)
アクション時、横方向に鋭いダートアクションをします。デイゲームにも強く他魚種にも効果的です。
ジグヘッドも形状、重さの違うものを複数持っておくと様々な状況に対応できます。
当日は、ラウンドヘッドをメインで使いました。
アジングワームの使い分け
[ワームの形状]
形状はピンテール系がメインとなり、アピールが欲しい時にシャッドテールやカーリーテールを使います。
リブなどの突起物もアピールの一つとなります。
[ワームのカラー選択]
主にクリア系とシルエット系(白、黒、チャートなど)の2種類がメインになってきます。
大まかな使い分けとして、
クリア系は常夜灯周りや水が澄んでいる時、デイゲームに強く、アミエビやシラス、小イカなどがベイトの時にも威力を発揮します。
グロー(夜行色)が入ったものは夜や濁りにも強いです。
シルエットで誘うカラーは暗いところ、夜や濁りがある時に強いカラーです。
ジグヘッドやアジングワームについてさらに知りたい方には以下の動画がおすすめです↓
アジング実釣!
暗くなってからのスタートです!
ポイント①でスタートします。
まず、1グラムのジグヘッドからスタート。
巻きでアタリは出ますが乗りません。
ショートバイトで乗らないため、0.5グラムのジグヘッドに軽くします。
するとヒット!!
軽くするとナチュラルに誘え食い込みが良くなります!!
ポイント①とポイント②を行き来します。
移動が楽で状況に応じて釣り歩くことが出来るのもアジングスタイルの魅力です!!
その後はポツポツと釣れるがアタリは遠のきます。
ここで0.5グラム前後の軽量のジグヘッドにガン玉を付けたスプリットショットリグを試します。
0.5グラムのジグヘッドだけではレンジキープ力がなく飛距離が伸びないのでガン玉を付けることで丁度いい塩梅になります。
これがよくアタリ連発しました!
当日はフォールの釣りよりもただ巻きに反応が良く、
春はアミエビをはじめとした浮遊物系ベイトを捕食することも多く、軽量リグに分があることが多いです。
一方、魚系のベイトがメインの時やリアクションバイトが出やすい時は重量のあるジグヘッドなどのパワー系の釣りが効くケースも多くあります。
当日は魚系のベイトも少しはいたものの、浮遊物系のベイトを捕食していたのではないかと思います。
アジのサイズは20センチ前後のサイズで数釣りが楽しめます!
場所をポイント③に移動!
ここで、サイズアップを狙います!
タックルを替えます!
ロッドは7ftクラスの穂先がソリッドタイプのロッド
リールは2500番クラス
ラインはPE0.3号+フロロ1.2号
シンカーにタングステン5グラム+0.5グラムジグヘッドです。
ワームはホワイト系のスリムでロングなものを使用。
遠投してもある程度アピール力を持たせ、吸い込みも良くさせるためスリムなものを選択しました。
これで遠投し、より深い層を探りサイズアップを狙います。
浅い層で当ってくるのが同サイズのアジでも、深いところに良型のアジがいることはよくあります。
遠投し、一度ボトムまで沈めスローに巻き上げて誘います。
アタリのあるレンジを見つけるのが重要になってきます。
フォールと軽いアクションも交えて誘っていると待望のヒット!
サイズは30センチほどで、ボトムから2メートルほど上のレンジでのヒットでした!
今回は、この一匹を最後に終了しました!
同じような状況でも変化を加えることで数やサイズアップを狙うこともできます!
丁寧に解説!アジの捌き方と姿造り
今回はアジングで釣れた真アジではありませんが、真アジの捌き方から姿盛りを作っていきます。
鱗を取る
作業 1:鱗を取る
まずは真水で雑菌を洗い流します。
真アジの鱗はとても細かく小さい鱗になります。
鱗取りでは取りにくいため、尾ビレの方から鱗に逆らうようにして包丁でとっていきます。
真アジは鱗が取れると、体表が青白くなります。
鱗が細かいため、綺麗に洗い流しましょう。
真アジの尾ビレの付け根の側面にはトゲ状の「ゼイゴ」というとても硬いものが付いています。
ゼイゴを触るとケガをする恐れがありますので、触らないように気をつけましょう。
エラを取り、内臓を出す
作業 2:エラを取り、内臓を出す
頭を右に向けエラを開き、エラの淵についている膜に切り込みを入れます。
切り込みを入れたエラから包丁を入れ、包丁でエラを押さえながら、魚を回すようにしてエラを取り出します。
逆さ包丁で下ビレまで切り込みを入れます。
次に頭を左に向けて胸ビレから下ビレに向けて切ります。
そこから内臓を取り出します。
血合い骨に包丁で切れ目をいれて、内臓と血合いを洗い流します。
エラ抜きは包丁を動かしたり、切っ先(刃先)に力を入れすぎると切れてしまう為、
包丁の側面でエラを巻き取り、押さえるようにしましょう。卵巣が入っている場合は綺麗に洗い、お煮付けなどで食べることができます。
三枚に卸して、背骨の血合いをとる
作業3:三枚卸し
頭を右に向け、腹の方から包丁を入れ、卸していきます。
身の中心だけがつながった状態になりますので、尾ビレの方から逆さ包丁で身を剥がし、頭の方に背骨に沿って包丁を滑らせて卸します。
次は背側を卸していきます。
身の中心だけがつながった状態になりますので、尾ビレの方から逆さ包丁で身を剥がし、頭の方に背骨に沿って包丁を滑らせて卸します。
最後に尾ビレの繋がった身を切り、片身が卸せました。
次は上身を卸します。
頭から下ビレに向けて切ります。
この時に力を入れすぎるとすぐに頭が取れてしまうため、力を入れすぎないように注意しましょう。
腹側を上に向け、背側から卸し、腹側も同じように卸します。
三枚卸しの完成です。
作業4:背骨の血合いをとる。
姿盛りにするため、水を流しながら血合いを綺麗に取ります。
歯ブラシなどがあると、細かいところまで綺麗に取り除くことができます。
腹骨を取り、皮を剥ぐ
作業5:腹骨をとる
腹骨を削ぐ場合は包丁の刃を横に向けて腹骨に刃をあてるイメージで削いでいきます。
包丁が深く入りすぎると、腹身がなくなってしまうため、注意が必要です。
作業6:皮を剥ぐ
真アジは皮が薄いため、包丁の峰(包丁の背側)で皮を剥ぐ『峰扱き(みねごき)』で皮を剥いでいきます。
めくった皮を指でまな板に固定し、包丁を反転させて、包丁の峰(包丁の背側)をまな板に押しつけながら滑らせて皮を引きます。
半分まで包丁を使って、身と皮を剥がし、残りは手で剥ぐことができます。
峰扱きは初心者の方でも簡単に綺麗に皮を剥ぐことができるため、オススメです。
作業7:盛り台を作る
まずは胸ビレを少し手で裂いて、エラ蓋の内側へ入れます。
胸ビレが広がり躍動感がでます。
尾ビレも綺麗に切り揃えると、見栄えも良くなります。
盛り台に大根ケンを置き、姿盛りの骨の頭の中に血や水分が出ないように、大根ケンを入れます。
その次に串打ちをします。
頭を左に向け、尾の根元付近に串を通し、頭へ串を打ちます。
盛り台に大根ケンを敷き詰め、串打ちした骨を置きます。
刺身を盛る箇所にも大根ケンを敷き、大葉を盛りつけ、盛り台の完成です。
姿盛りに関わらず、刺身を作る上で大切なのが、大根ケンの盛りつけです。
刺身を上手に盛りつけるコツは、大根ケンを盛りつける際に、奥側が高くなるように傾斜をつけ盛りつけましょう。
作業8:柵を作る
今回は下身を使用します。
中骨がありますので、背と腹を分けて中骨を取ります。
盛り台を作り、刺身を切る
作業9:刺身を切り、盛り付ける
今回は真アジが大きいため、背身を薄造り、腹側を平造りで切ります。
【薄造り】
下身の背身を薄造りに使います。
最初の1切れ目は形が悪いため外します。
切った身は上を折り曲げ、盛り台に盛り付けていきます。
刺身の幅が指3本程度の長さに揃えましょう。
波形になるように盛り付けていきます。
薄造りを切る場合にまな板に対して、45°程度の角度をつけて置くことで薄造りが切りやすくなります。まな板に対して包丁の角度を90°~0°に近ずけていく分だけ身の幅は広くなり、身を斜めに切るほど刺身の長さは長くなります。薄造りは刺身の長さが4cm~6cm前後、身幅が1.5cm~2cm前後、厚さが2mm~3mm程度に切りましょう。
尾の方にクマササ・大根ケン・きゅうりをあしらいます。
【平造り】
最初の1切れ目は形が悪いため外します。
刺身の幅は指3本程度の長さに揃えましょう。
包丁を傾けることで、刺身の長さを調節します。
斜めに切る→包丁を90°に戻す→右側に身を送る→身を置く。
これを繰り返します。
山型に切ることができ、立体感がでて綺麗に見えます。
レモンスライス・ラディッシュ・パセリなどあしらえを入れて、真アジの姿盛りが完成です。
【真鯵の姿造りで使用した材料】
・真鯵(マアジ)1尾 サイズ(40cm前後 800g) 半身1枚
・大根ケン 約500g
備考:スーパーなどで売っていただけます。
・大葉3枚
・ラディッシュ 1/3個
・レモン1/4個
・きゅうり1/4本
・クマササ 1枚
・木製舟盛り台 サイズ(約33×15×6cm)
・笹すだれ サイズ(幅×奥行95×150mm)
アジは姿造りの他にも、煮付けやフライ、開き、なめろう、天ぷらなど料理の幅も広く、美味しくいただけるお魚です。
ぜひアジを自分で釣って捌いて食べてみてください!
まとめ
今回は、佐賀県は呼子でのアジング釣行でした。
手軽に始められるアジングは手間もかからずシンプルな仕掛けでできるのでルアー釣り入門にもおすすめです!
釣った魚は持ち帰り料理して頂くことが出来るのも楽しみの一つですね!
[あると便利な道具]
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今回のアジングに使用したタックル
ロッド:
5ftクラスのロッドを使用しました。
アジングの場合はアタリを掛けにいくことも多いため、多少張りのあるロッドが使いやすいです。
リール:
2000番クラスのリールを使用しました。
ドラグ性能の良いものの方が掛けやすく不意の大物にも対応しやすいです。
ライン:
フロロカーボン2ポンド前後やエステル3ポンド前後を使用します。
エステルの場合はフロロカーボンのリーダーを付けます。
ナイロンラインよりもエステルやフロロを使うことで糸の伸びが少なく、より繊細なアタリも拾うことができます。
これらのタックルでアジ以外にもメバルやサバ、カマスなど、様々な魚種を狙うことができます。
タックルは安くて良いものを揃えることも可能で、釣kingには良質な中古品も多く、お得に良い釣り具とめぐり合うこともできます。
釣kingホームページのショッピングサイトで商品購入もできます!
もちろん、店頭販売もしており、商品を間近に見ることができますので是非店舗にもお越しください!!
みなさんも、手軽にできるアジングに行かれてみてはいかがでしょうか!!