というわけで、今回は多摩川のシーバスおすすめポイントについてまとめます!
投稿者プロフィール
-
好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
最新の投稿
目次
釣果で選ぶ多摩川シーバスポイント
多摩川では、橋とその周辺がポイントになります。その中でも、とくに釣果が多いところを中心に紹介します。次の5か所です!
①六郷橋
②大師橋
③多摩川大橋
④殿町第二公園・多摩運河合流部
⑤丸子橋
このほか、「ガス橋」周辺も有名です。
なお、丸子橋周辺が最上流と考えてよいでしょう。その先で釣れたという話もありますが、率直なところ未知数だと言えます。
ガス橋から上流側は遊漁券が必要となります。それより下流は不要です。今回紹介する中では、丸子橋のみ遊漁券が必要です。橋の位置関係については、川崎市のサイトにある川崎市の橋梁についてが参考になります。
ポイント①六郷橋
川崎駅エリアに当たる、河口から6km弱ぐらいに位置する橋です。
・電車でのアクセス:JR川崎駅から約2km・京急川崎駅から約1.6km(川崎側)、京急六郷土手駅から約650m(東京側)
・駐車場:多摩川六郷緑地(東京側)、京急川崎駅と橋の間にはコインパーキングが点在
東京側・川崎側どちらも人気で多摩川屈指のシーバスのポイントですが、それだけに人も多くいます。その分スレていますので簡単に釣れるとは限りません。全体的に水深の浅い多摩川にあって、この近辺は比較的深くなっています。とくに川崎側の方が深く、実績もそちらの方が多いようです。
おかっぱりなら満潮前後の方が釣りやすいです。時間帯は、19時を中心に18~20時ごろの釣果数が多く狙い目です。ポイントは、川崎側にある防波ブロック周辺(上流側・下流側どちらも)・足元・橋脚の明暗の境目あたりです。
ポイント②大師橋
京急大師線エリアにある、河口にも近い橋です。
・電車でのアクセス:京急大師橋駅(旧産業道路駅)すぐ(川崎側)、大鳥居駅から約600m(東京側)
・駐車場:大師橋駅周辺などにはコインパーキングもあるが、やや遠め
東京側はウェーディングしにくいため、川崎側がおすすめです。満潮からの下げ潮が狙い目。時間帯では、18~19時ごろの釣果が多く見られます。ポイントは橋の明暗部です。暗いところの表層をシンキングペンシルで、中層~ボトムなら明暗の境目をバイブレーションで攻めましょう。
ポイント③多摩川大橋
武蔵小杉エリアのやや下流、河口からは8km強ぐらいの距離に位置しています。
・電車でのアクセス:武蔵小杉駅からバス(川崎側)、矢口渡駅から約800m(東京側)
・駐車場:東京側・川崎側いずれも比較的近くにコインパーキングが点在
六郷橋や丸子橋、大師橋ほど有名ではないかもしれません。しかし釣果も多く、東京側・川崎側どちらも釣れるポイントです。30cm前後から50~60cmクラスが多くあがっていますが、80cm以上のランカーが釣れることもあるようです。
19時以降、ナイトゲームの方が釣れる傾向があります。ポイントは橋脚、船着き場の縁など。
ポイント④殿町第二公園・多摩運河合流部
川崎側にある河口近くのポイントです。
・電車でのアクセス:小島新田駅から約1km
・駐車場:近隣にコインパーキングあり
満潮時は足元までシーバスが寄ってきます。なお満潮時は、ボトムを狙うと根掛かりしやすいので注意しましょう。干潮時にはウェーディング可能で、ウェーディングのポイントとして人気があります。干潮時は砂地で根掛かりはほとんどありません。なおウェーディングする場合は2名以上で行い、ライフジャケットとエイガードを準備しましょう。
18時以降、19時をピークにナイトゲームの釣果が多いです。1~3月は「バチ抜け」があります。バチ抜けとは、ゴカイなどが産卵のために一斉に海底から出てくることです。シーバスの活性がとても上がるため、うまく居合わせると爆釣が期待できます。とくに3月は産卵後の個体が集まってくるため、大型が狙える時期でもあります。
ポイント⑤丸子橋
武蔵小杉エリアの上流側に位置しています。河口からは約13kmです。
・電車でのアクセス:新丸子駅から約600m(川崎側)、多摩川駅から約300m(東京側)
・駐車場:東京側・川崎側どちらもコインパーキングが点在
遊漁券が必要です。本来シーバスは対象ではないのですが、トラブル回避のため購入した方が安心です。堰から上流50mまでと、堰から東横線鉄橋橋脚下流端までは禁漁区なので注意しましょう。
こちらも有名なポイントで人も多く、スレていて手ごわいポイントではあります。川崎側は水深が浅いため、東京側がメインのポイントになります。
時間帯は、早朝や朝マズメが人気です。ただし日没~日の出の間は、本来このエリアでは遊漁禁止の時間帯となっています。気を付けましょう。アユパターンでボイルしているときはシンペン、そうでないときはワームで中層~ボトムを狙っていきましょう。
多摩川でおすすめのタックル・ルアー
多摩川でシーバスを狙う場合のおすすめタックルをまとめます。良型がかかることもあるため、それに対応できるタックルを選びましょう。川幅が広いので遠投できることも大切です。メインのストラクチャーとなる橋脚を狙うのにも役立ちます。具体的には次の通りです。
おすすめロッド
おすすめリール
シマノ 19ヴァンキッシュ4000MHG
おすすめライン
東レ シーバスPE パワーゲーム 1号
ルアーは、稚鮎、落ち鮎、バチ、イナッコなどをマッチザベイトで使い分けます。具体的には、ミノー、バイブレーション、シンキングペンシル、ワームなどです。
浅いところが多いので根掛かりに注意しましょう。
おすすめルアー
【バチ抜け】デュオ ベイルーフ マニック75
【落ち鮎】ロンジン ウェイキーブー 137
多摩川のシーバスを食べるのはOK?
個体により、食べられる場合と食べない方がいい場合とがあります。人工的なにおい(洗剤、油、ヘドロ、化学薬品など)がある個体はやめましょう。とくに湾奥で釣れた個体はにおいをチェックしてください。
シーバスは回遊型と居着き型の個体がありますが、居着きの個体は臭みがあると思いましょう。川に居着いた個体は、淡水魚並みに泥臭くなっています。身体が黒っぽく、尾びれに傷がある個体は居着きの個体の可能性が高いと言えます。やめておいた方が無難です。
逆に回遊型の個体や小型の個体は食べられる可能性が高いと言えます。食べられそうな個体も、血抜き・活〆など下処理を現場でしっかりしておくのがおすすめです。
食べられる個体の特徴
食べられる個体には、以下のような特徴があります。
・黒くなく、きれいな銀色をしている
・釣りあげた時においがない
・サイズが30cm以下
・太っていない
これらの特徴がある個体は、回遊型であるか悪い環境の影響を受けていない可能性が高いです。
まとめ
釣果が多いポイントは次の5箇所です。
①六郷橋
・川崎側・東京側両方OK
・時間帯:19時を中心に18~20時ごろ
・ポイント:川崎側の防波ブロック周辺・足元・橋脚の明暗の境目
②大師橋
・川崎側がおすすめ
・時間帯:18~19時ごろ
・ポイント:橋の明暗部
③多摩川大橋
・東京側・川崎側両方OK
・時間帯:19時以降のナイトゲーム
・ポイント:橋脚・船着き場の縁
④殿町第二公園・多摩運河合流部
・川崎側
・時間帯:18時以降、19時をピークにナイトゲーム
・干潮時のウェーディングが人気
⑤丸子橋
・東京側がメイン
・時間帯:早朝や朝マズメ
・遊漁券が必要
おすすめのタックルです。
・遠投できる9ft以上のロッド
・リールは4000番ぐらい
・ラインはPE1.0号前後
・ルアーは、稚鮎、落ち鮎、バチ、イナッコなどをマッチザベイト(ミノー、バイブレーション、シンキングペンシル、ワームなど)
多摩川のシーバスは、食べられる個体・食べられない個体があります。
食べられる個体の特徴は次の通りです。
・黒くなく、きれいな銀色をしている
・釣りあげた時においがない
・サイズが30cm以下
・太っていない
多摩川で経験値を高めれば、ほかのポイントでの釣果を得られやすくなります。また同じポイントに通うことによって見えてくることもあるでしょう。近くにお住まいなら、自転車を使えばポイント間の移動もそれほど難しくないはず。ぜひ、多摩川でシーバスをゲットしてください!