投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
メバリングとは
メバリングとはメバルをルアー(主にワーム)で釣ることです。産卵前の初冬、産卵後で活性が上がった春がハイシーズンですが、基本的に通年楽しむことができます。アタリのあるレンジを把握して攻めることと、擦れてきたら臨機応変にレンジを変えることが釣果アップのカギとなります。
釣り方やレンジについて詳しくはこちら
狙い目の時間帯とポイント
昼よりも夜の方が釣りやすいです。メバルは夜は活性が高くなり表層まで上がってくるからです。夕暮れ時から半夜釣り(夕方~深夜前)、あとは朝マズメがおすすめです。満潮・干潮の前後2時間と重なるならさらにチャンスです。潮が動くタイミングとなり、メバルの活性が上がります。以下、この記事は基本的に夜が前提の内容となります。
場所は、外洋に面していて障害物や餌が豊富な漁港が狙い目です。夜は常夜灯(餌が集まり捕食に来る)の明暗の境目が定番のポイントです。メバルは根魚ではありますが、比較的色々な水深を移動します。まずは表層から、次にボトムを探っていきましょう。
メバリングのタックル・持ち物
ジグヘッド+ワームの「ジグ単」のほか、ハードルアーを使う場合があります。一般的なジグ単のタックルを以下で紹介します。ラインやジグヘッドの選び方は、狙うレンジに関わってきます。
タックルの他、夜はヘッドライト(明るさは100~1000ルーメンが目安)・ライフジャケットが必須です。
ロッド
7フィート前後のソリッドティップで、メバリング用またはメバリング・アジング兼用がおすすめです。
シマノ ソアレ CI4+ S706UL-S
喰わせ重視のソリッドが効く“ナナロク”
歴史あるメバリングの中で7’6″というレングスは王道である。その中においてこの『S706UL-S』はタフコンディションに対して非常に武器となるロッド。しなやかかつ高強度なソリッド『TAFTECα』を採用する事で、『S706UL-T』に比べ明らかにティップの硬さを落としている。重量のあるリグが苦手となる反面、軽量なリグとの相性は格別。漁港、港湾、防波堤などのスレ切った魚を相手に対してアンダー1gの“ジグヘッド”がもはや”普通”の領域になってしまった今、このロッドの存在意義は大きい。ティップはソフトなれど、シャープでハリのあるボディは感度の面でもアドバンテージ。それでいて不意の大物にも動じない余裕が『CI4+』ならでは。
シマノ ソアレBB S76UL-S
喰わせのオールラウンド
S76UL-Sはタフコンディションに対して非常に有利。重量のあるリグが苦手な反面、軽量なリグとの相性は格別です。漁港、港湾、防波堤などのスレ切った魚を相手に、アンダー1gのジグヘッドの使用も余裕でこなします。
リール
ベイトリールよりスピニングリールがおすすめです。サイズは2000番ぐらいで、ハイギアよりノーマルギアが扱いやすいです。
シマノ ソアレCI4+ C2000SS PG
クイックレスポンスシリーズ
軽量・コンパクトな低慣性ローターが生み出す『巻出しの軽さ・優れたリーリング感度』を特徴とするシリーズ
シマノ ソアレBB C2000SS PG
回転レスポンスを損なうことなく防水性能を高めた『CORE PROTECT』をはじめ、低ドラグ域で微調整が効くアジング専用ドラグ、なめらかな巻きごこちが持続する『HAGANEギア』など、ハイエンドモデルの高級感と機能が息づくNEWソアレBB。
ライン
釣り自体初心者ならナイロン、メバリングは初めてでも釣り経験があればフロロがおすすめです。ライン選びは狙うレンジに関係してくるため、こだわりの意見が多く見られます。それぞれの長所と短所は次にまとめます。
ナイロン・フロロどちらも太さは1.5lb〜3lb、長さは100mあればOKです。替えスプールに種類の違うラインを巻いておき、状況に応じて交換すると釣果アップが狙えます。
ナイロンの長所・短所
長所としては、まず比重が軽く表層を狙いやすいことと、ライントラブルが少ないことが挙げられます。夜はメバルが表層にいることが多いため釣果が期待できます。また夜のライントラブルは対処が大変ですが、それを避けることができます。よって初心者にはナイロンがおすすめです。そのほか、ラインを細くできる(=メバルに怪しまれない)こと、安いことも長所です。
短所としては、沈みにくくボトムを狙うのには向かないこと、感度がよくないのでアタリが分かりにくいこと、擦れやすいことが挙げられます。
ナイロンはフロロのリーダーを付けることが必要となります。リーダーは1.5号を標準に太さは1~2号の間、長さは40~80cmが目安です。ナイロンにはリーダーは不要という意見もありますが、付けることをおすすめします。
バリバス メバルゲート [ナイロン]
使い手やシチュエーションを選ばないオールラウンド仕様
ナイロン特有の適度な伸びやしなやかさを最大限に生かし、使い勝手を追求したメバル専用ライン。ライトゲームに起こりがちな様々なトラブルを軽減し、魚とのやりとりを有利に導きます。ビギナーからエキスパートまで幅広くサポートするオールランダーです。
カラー:ミルキーピンク
フロロの長所・短所
長所は、水なじみがよく軽いジグヘッドでも沈むこと、それによりボトムが狙いやすいこと、リードが不要なこと、耐久性が高いことが挙げられます。
メバリングでフロロを使う場合、表層は狙いにくいこと、巻き癖が付きやすいことが短所になります。長所も多いのですがナイロンよりやや扱いにくいので、釣りの経験がある人におすすめです。
バリバス メバルゲート [フロロカーボン]
「見えない」から攻められる。ステルス仕様の専用ライン。
周囲の色に馴染みやすいステルスクリアーカラーの採用により、魚の警戒心を大幅軽減。より大胆なアプローチを可能にし、活性の低い魚の攻略やデイゲームなど、よりシビアなシチュエーションでその威力を発揮します。
カラー:ステルスクリアー
ワーム
形はいくつかタイプがありますが、魚を模した形状のシャッドテールが初心者向きです。魚が泳いでいるような動きで、アピール力が高いのが特徴です。定番のワームはピンテールです。細長いテールが付いていて、魚に違和感を与えにくいナチュラルなアクションをします。
サイズは2インチが基本です。他のサイズも用意するなら、まずは1インチをおすすめします。色はクリアは必須です。さらに夜はグロー系(夜光)、ソリッド系(黒など)もおすすめです。常夜灯周りはラメもよいでしょう。何種類か用意しておいて、アタリの多い色を見つけるのも楽しみの一つです。
使用するときは、ワームはジグヘッドにまっすぐ刺します。斜めにズレると動きが不自然になって見切られやすくなります。
ティクト ブリリアント 2インチ
イワシ・キビナゴ・イカナゴ・シラスなどフィッシュイーター
大好物のベイトフィッシュパターンにはコレ!
ジグヘッド
オモリの部分の形状が何種類かありますが、球状のラウンドタイプが初心者向けです。動きが安定しやすくワームが多少斜めでもカバーできます。オーソドックスなのは前後に細長い砲弾型です。一定層をただ巻きするのに向いています。
重さは1.5gを基本に、0.5gぐらいおきに何種類か用意します。細かい重さの差が探るタナに関係してきます。表層を探るなら0.8~1.2gぐらいが目安です。深場も3gぐらいまであれば初めは十分です。
ティクト メバスタ
●水馴染みの良い流線型の微波動ヘッドが、巻いて釣る(ステディリトリーブ)においてナチュラルに魚を誘う!
●トゥイッチといったロッド操作には、レスポンスよく反応。
ここぞ!というアピールには派手なダートもお手の物!
●太軸のハイカーボン素材を使用したオリジナル形状のフックが、刺さり、キープ、高い強度を実現!
タックルボックス
メバリングは少しずつ移動して釣るランガンが基本になります。持ち運びが楽な軽量・小型のボックスが便利です。バッカンでもOKです。またジグヘッドケースがあると、ワームを家でセットしておいて持っていけるので現地でのセットが不要になります。ビギナーなら用意することをおすすめします。
ワームケースを用意して種類別に収納すると便利です。ポリプロピレン製などワームプルーフの製品はワームが溶けることがありません。収納するときは同じ仕切りの中に素材が違うものは入れないようにしてください。
釣り方
ただ巻き(リトリーブ)が基本です。メバルのいるレンジを効率よく把握しましょう。昼はボトム、夜は表層を攻めるのが基本です。メバルは自分のいるレンジやそれより上のレンジの餌に反応します。意識してみてください。
レンジやポイントを変えて7~8回ぐらいキャストして反応がなければ少しずつ移動します。これをランガンと言います。なお夜の場合、近くに他の人がいるときは海面にライトを当てないようにしましょう。トラブル回避のために避けた方が無難です。
リトリーブ・レンジキープ
キャストとアクションのポイントは3つです。
●ゆっくりしたリトリーブ(ただ巻き)
●同じ深さを移動させるレンジキープ
●表層→ボトムの順で探る
ゆっくりリトリーブすると、メバルは後ろからワームを追って観察して餌だと思えばバイトします。怪しまれないよう一定のスピードでゆっくりリトリーブしましょう。
同じ深さを保って水平に移動させる「レンジキープ」が基本です。メバルは水平方向の動きに反応しやすく、無駄な動きは見切られる原因になるからです。ロッドの角度を変えずに一定のスピードで巻きます。スピードはジグヘッドの重さや潮の流れなどのバランスを考えて調節しましょう。慣れが必要です。
レンジは表層とボトムを中心に探ります。中層にいることもありますが、表層とボトムでアタリがなければランガンして場所をずらす方が能率がよいでしょう。まず表層から、アタリがなければボトムを探ります。どちらかの層にいる確率が高く、特に夜は表層にいることが多いからです。また、浅い所にいるメバルに無駄にルアーを見せてしまうと、後でそのレンジを通したとき見切られる可能性もあるからです。
アタリと合わせ
どんなアタリも、強い合わせは不要です。ガッツリしたアタリはフッキングしている証拠です。竿を立てて軽い追い合わせで対応します。ふっとしたアタリが来たら、竿をゆっくり持ちあげてフッキングさせます。フォール時に多い小さいアタリは、バラさないよう即合わせします。
アタリはあるのにフッキングしないときは、フォールを組み合わせるとヒットが狙えます。ハンドル3~4回転につきフォール3~5秒を目安にしてください。
まとめ
おすすめタックルは次の通りです。
●ロッドは7フィート前後のソリッドティップ
●リールは2000番ぐらいのノーマルギアのスピニングリール
●ラインは、釣り自体初心者ならナイロン・釣り経験があればフロロ
どちらも太さは1.5lb〜3lb、長さは100m
●ナイロンのラインを使う場合は、1.5号ぐらい・40~80cmのリーダーを付ける
●ワームはシャッドテールかピンテールで、2インチが基本
色はクリア、グロー系(夜光)、ソリッド系(黒など)
●ジグヘッドはラウンドタイプか砲弾型で、1.5gを基本に0.5gぐらいごとに何種類か用意
●その他、持ち運びしやすいタックルボックス、ジグヘッドケースやワームケースがあると便利
夜は表層→ボトムの順で探りながらランガンしていきます。キャストしたらゆっくりしたリトリーブでレンジキープしましょう。アタリがあったら強い合わせは不要です。
レンジを意識して挑めば、小型の魚ながら強い引きを楽しむことができます。釣って楽しく食べても美味しいメバルをたくさん釣り上げてくださいね!