バチ抜けとは、シーバスの餌となるゴカイやイソメが産卵期を迎えて水面に出てくることを指し、主に3月~5月が「バチパターン」として知られています。この時期は、シーバスアングラーなら必ず釣りに行く、爆釣必至のシーズンと言えます。バチ抜けシーズンで特に釣れるのが「バチ抜けルアー」です。
多種多様なシーバスルアーの中でも、今回は「バチ抜けルアー」について、ルアーの選び方やバチ抜けシーズンの特徴などをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:ブラックバス、エギング
釣りに本格的にハマったのが10代後半できっかけは友達がバス釣りに誘ってくれ、
この引き面白っ!ってなり次の日にバスタックル一式を買いに行きました(笑)
現在は、エギング中心ですが最近では先輩の影響でヒラマサキャスティングにハマっています!
この記事がアングラーの1人にでも役に立てれば幸いです。
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目次
- おすすめバチ抜けルアー10選
- おすすめバチ抜けルアー|にょろにょろ(ジャクソン)
- おすすめバチ抜けルアー|エリア10(ガイア)
- おすすめバチ抜けルアー|アルデンテ(アイマ)
- おすすめバチ抜けルアー|ベイルーフマニック(デュオ)
- おすすめバチ抜けルアー|ワンダー(ラッキークラフト)
- おすすめバチ抜けルアー|ローリングベイト(タックルハウス)
- おすすめバチ抜けルアー|モアザン スライ(ダイワ)
- おすすめバチ抜けルアー|トライデント(シマノ)
- おすすめバチ抜けルアー|パワーイソメ(マルキュー)
- おすすめバチ抜けルアー|ガルプ!ソルトウォーターイソメ(バークレイ)
バチ抜けパターンとは
「バチ抜け」とは、イソメやゴカイ類が産卵のために川底・海底から出てくる行動のことで、バチはイソメやゴカイを指します。
イソメやゴカイはシーバスのエサとなります。
冬の間は潜んでいたシーバスですが、春になってバチ(イソメやゴカイ)が出現してくる時期に合わせて捕食行動が活発になり、シーバスがよく釣れるため「バチ抜けパターン」と呼ばれます。
地域によりますが、「バチ抜けパターン」は1月~6月の間ぐらいの、ごく短い期間なので、確実にシーバスを釣りたい方はこの時期を目掛けて釣りに行きましょう。
バチ抜けが特に発生しやすいのが「大潮」から「中潮」の下げ潮です。
バチは光がある場所に寄ってきやすいので、釣場のポイントは、街灯のある都市型河川の明暗がある場所や漁港の灯下などがおすすめです。
シーバスフィッシング初心者の方は、ぜひこの時期を狙ってみてください。
バチ抜けルアーの特徴
バチ抜けシーズンは、バチが川底・海底から出てきて、河川の流れに逆らえずに流されていくのをシーバスが狙っているので、主に表層でバチやシーバスが見られることが多いです。
そのため、この時期に使うルアーは表層近くをメインに狙えるシンキングペンシルやフローティングミノーが最適です。
ただし、水深が深いポイントでは底でバチ抜けが起こっている「底バチ」が起きていることもありますので、シャローだけでなくボトムも狙えるルアーも用意しておきましょう。
バチ抜けルアーのサイズは、バチと同じぐらいの3cm〜10cmほどで、細身が良いです。
カラーはバチと同系色のレッド系やブラック系を筆頭に、ナイトゲームではクリア系がおすすめです。
おすすめバチ抜けルアー10選
ルアーの動き方や得意なレンジ、スペックなどで厳選した、バチ抜けシーズンにおすすめのルアーを10個ご紹介します。
おすすめバチ抜けルアー|にょろにょろ(ジャクソン)
バチ抜け攻略の定番ルアー「にょろにょろ」は、棒状の形状が特徴的なバチルアーです。
丸みのあるヘッドとローリング・ウォブリングの絶妙なアクションで、バチのナチュラルな動きを完全にトレースできます。
ただ巻きだけでも十分ですが、潮の動きが弱い小潮などの際にはトゥイッチなどのアクションを加えることで、活性の高いバチを演出できます。
カラーリングはレッドヘッドを始めとして、レッド系・イエロー系・ピンク系・クリア系が揃っています。
サイズも85mm / 105mm / 125mmと3種類あり、釣行時のバチの大きさに合わせて使い分けしやすいです。
おすすめバチ抜けルアー|エリア10(ガイア)
エリア10はシーバスルアーの中でもコスパの良いバチルアーで、表層を攻めやすいフローティングミノーです。
口元の形が特徴的なリップレスミノーで、デッドスローリトリーブでも引き波を出しやすいほど波を立てる動きが得意なルアーで、シーバスへのアピールがしやすいです。
エリア10はシャローエリアを狙えますが、他にも遠投できるエリア10EVOや、ランカーシーバス(大型シーバス)にも耐える貫通ワイヤーと2フックが備わったエリア10FIXなど、狙うシーバスのサイズや釣場に合わせたラインナップもあります。
またカラーバリエーションも豊富で、レッド系やクリア系のほか、カーボンブラックやクリアイワシメロンキャンディなど、ブラック系からレインボーまで幅広く揃っています。
初心者から熟練アングラーまで使いやすいルアーです。
おすすめバチ抜けルアー|アルデンテ(アイマ)
アイマといえば人気のフローティングミノー「サスケ」が有名ですが、アルデンテはバチ抜け特化型のシンキングペンシルです。
スリムなシルエットに加え、他のルアーにはないボディ下部の特殊な突起によって浮遊力が増し、より表層を狙いやすくなっています。
ゆったりしたロールアクションのほか、水面で引き波を立てて使うことも可能なので、シーバスのボイル時や活性の高い際に積極的にアピールすることができます。
サイズは70mmと90mmの2種類があり、カラーはブラック系が豊富です。
おすすめバチ抜けルアー|ベイルーフマニック(デュオ)
アイマのアルデンテに並んでバチ抜けパターンで最も人気が高いルアーで、遠投性に優れています。
汽水域や沖に近い場所にいるシーバスを狙うのに有効です。
マニックムーブと呼ばれるDUO独特なアクションを備えているため、ゆっくりとリトリーブすると微波動を出してナチュラルにシーバスを誘います。
カラーはレッド系・イエロー系が豊富で、サイズは75mm・95mm・115mm・135mm・155mmと幅広く、ランカーシーバスのバチ抜きパターンにも対応できます。
おすすめバチ抜けルアー|ワンダー(ラッキークラフト)
「不朽の傑作」とも言われている、シーバス界で超有名なルアーです。
ただ巻きするだけでベイトのナチュラルな動きが演出でき、「ワンダリングフォール」と称される、ボディを揺らしながら沈下するアクションも魅力的なシンキングペンシルです。
ティップポジションを高くし、水面直下を巻いてくるようにアクションすると、表層のシーバスを狙い打ちできます。
イワシやキビナゴ、サヨリなどベイトの種類とカラーともに、最もバリエーション豊富なルアーです。
福岡 那珂川でのシーバスフィッシングでも使用しています↓
【博多湾 シーバス ポイント】博多湾シーバスの有名スポット 那珂川のポイントをご紹介
おすすめバチ抜けルアー|ローリングベイト(タックルハウス)
ローリングベイトは他のバチ抜けルアーと異なり、底バチに最適なルアーです。
特にRB(ローリングベイト)77は、港湾や河川エリアのシーバス釣りに最適化されたモデルとなっています。
沈むのが少し早いため根掛かりが心配な場所では使い辛いですが、橋脚周りや水深のあるポイントでは特に力を発揮します。
釣り場に行ってバチやシーバスが見えない時でも、ローリングベイトがあれば諦めて帰らずに済みますし、底バチでシーバスを独占できるかもしれません。
ボトム狙いのルアーとして揃えておきたいですね。
福岡 樋井川でのシーバスフィッシングで使用しています↓
福岡県 博多湾ナイトシーバス 福岡PayPayドーム横を流れる河川「樋井川」のポイント紹介
おすすめバチ抜けルアー|モアザン スライ(ダイワ)
モアザン スライはダイワからリリースされているバチ抜けルアーで、水面直下を攻めやすいフローティングミノーです。
バチだけでなくベイトフィッシュにも対応できるフォルムとスライ独特のるふたこぶデザインで、控えめなアクションでもバチやベイトの存在感が際立つルアーです。
サイズは95mmと110mmの2サイズで、カラーはグラデーションが綺麗なフラッシュ系が多く、ダイワならではの模様やグラデーションが特長となっています。
2023年には新しくスリムタイプも発売され、遠い場所に潜んでいるシーバスも狙い撃ちできます。
おすすめバチ抜けルアー|トライデント(シマノ)
シマノの大人気ルアー「サイレントアサシン」もシーバスルアーとしては優秀なのですが、特にバチ抜けシーズンの超シャローエリアを狙うなら「トライデント」もおすすめです。
スリムなシンキングペンシルで、水面直下の激浅レンジと高い飛距離が魅力のルアーで、遠くの潮目にバチが流されて集まっているような状況で、遠浅を狙う際に有効です。
スローリトリーブでもしっかり動くワイドロールアクションが可能で、小刻みなフォーリングバイブレーションでシーバスへの喰わせの間を作ることができます。
サイズが60mm・90mm・115mm・130mmと幅広いのに加え、カラーリングも豊富で、ベイトフィッシュ系やクリアカラーのほかグローカラーも揃っています。
ナイトゲームでバチやシーバスを誘いやすいのもメリットですね。
おすすめバチ抜けルアー|パワーイソメ(マルキュー)
ワームの2大巨頭の1つで、アオイソメのワーム(ソフトルアー)です。
ワームにくびれがあってしなやかに動き、シーバスを誘います。
シーバスフィッシングやチニング、キス釣りでも使える汎用性の高さと便利さから人気です。
ワームをシーバスフィッシングに使う際には、2g前後のジグヘッドまたはノーシンカーをつけます。
底バチを狙うには、10g前後のジグヘッドをつけるのが良いです。
サイズ(太さ)は中・太・極太とありますが、シーバスフィッシングには太か極太がおすすめです。
おすすめバチ抜けルアー|ガルプ!ソルトウォーターイソメ(バークレイ)
こちらもワームの2大巨頭の1つで、シーバスフィッシングのほか、キス釣りやアジングにも使える万能ワームです。
バチ抜けシーズンにはうってつけのソフトルアーで、表層を漂わせるのはもちろん、10gのジグヘッドをつければ底バチも狙えます。
基本的には2g前後のジグヘッドもしくはノーシンカーにつけて使用します。
バチの種類はアオイソメ・アカイソメ・ゴカイなどバリエーション豊富で、サイズ(太さ)も細身・太身・極太のラインナップがあります。
釣り場に漂っているバチに合わせて最適な太さを選びましょう。
まとめ
バチ抜けシーズンのシーバスフィッシングは、シーバス釣り初心者の方も釣果につながりやすく爆釣も狙えるため、おすすめのシーズンです。
バチ抜けシーズンに使うルアーは、
・底バチを狙うならボトムも狙えるソフトルアーやローリングベイト
・ルアーのカラーはバチと同系色のレッド系やブラック系
・ナイトゲームではクリア系も良い
という特徴がありました。
おすすめのバチ抜けルアーは、
・エリア10(ガイア)
・アルデンテ(アイマ)
・ベイルーフマニック(デュオ)
・ワンダー(ラッキークラフト)
・ローリングベイト(タックルハウス)
・スライ(ダイワ)
・トライデント(シマノ)
・パワーイソメ(マルキュー)
・ガルプ!ソルトウォーターイソメ(バークレイ)
でした。
ぜひ最強のバチ抜けルアーを使って、シーバスを爆釣してみてください。