昨年もちょうど同じ時期に釣行へ行ったのですが、サイズ、数ともに思ったような釣果には恵まれませんでした。
今回はそのリベンジという事で、お客さまの(弓さん)と弓さんのお友達(赤坂さん)2名と一緒に同行し、長崎県 下対馬の瀬渡し船『民宿 梅乃家』さんを利用させていただきました。今回は本命の銀ワサは釣ることができたのでしょうか?
投稿者プロフィール
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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目次
博多ベイサイドより、対馬 厳原へ
対馬 厳原には博多ベイサイドより出船の九州郵船を利用します。
今回は、朝から昼までの半日釣りとなるため、博多 00:05 発~対馬(厳原)04:45着 の便で向かいます。
釣具はフェリーの釣具用コンテナに預けることができます。
竿と手荷物以外はコンテナに預けると楽になります。
釣具用コンテナは22:30以降に1回ロビーの事務員さんに聞いてみるとコンテナを出していただけます。
フェリーの中はとても快適でゆっくり仮眠することもでき、飲み物なども販売されています。
対馬 厳原へは朝 4:45着 です。
それまでお客さまとご飯でも食べながら雑談し、就寝です。
朝 6時出船!三角へ瀬上がり
フェリー乗り場に着くと、今回お世話になる『民宿 梅乃家』のトモ船長がお迎えに来てくれています。
トラックに荷物を積み込んで、民宿まで向かいます。
約30分で到着。
着替えを行い、6:00出船です!
どこに瀬上がりできるか楽しみで、ドキドキしますwww
他のお客さまも順番に瀬上がりをしていき、私たち3人が向かったところは、、、なんと、、
あまり瀬上がりすることができない『三角』へ!!
ここのポイントは今回同行しているお客さまが昨年、秋に瀬上がりし、数、サイズともに良かったポイントで、60オーバーが狙えるポイントになります。
お客さま(弓さん)『いやーこれ、テンチョー釣れたっす!これは石鯛貰いましたwww』
私『ほんと上がれるとは思ってなかったですねーww これは釣りたい!』
お客さま(弓さん)『もう釣れたの同然なんで、竿出すのやめときましょうかwww 三角上がれたので十分ですww』
私『竿出して、釣れなかった時のショックの方がデカいですもんねwww』
雑談しながら、せかせかと準備を進めます。
弓さんのお友達 赤坂さんは石鯛釣りが初めてなので、3人で道具を準備し、餌の付け方や投げ方などレクチャーしていきます。
一通り、準備が終わり、7:00に第1投目を入れていきます。
『三角』の石鯛ポイント
石鯛釣りができるポイントは3箇所あり、ポイント①が船付けになります。
『三角』は足元から切り立っているようなポイントになり、水深も足元から10m以上あります。
流れがかなり早く、潮が効いている時は仕掛けを入れるポイントを間違えると、オモリ40号でも流されてしまうため仕掛けを入れるポイントが重要だと感じました。
今回は上潮のみの釣行となりました。
ポイント①
ポイント②
ポイント③
上潮はポイント③に真正面から当たってきます。
そのため、ポイント③は足元がかなりオーバーハングしています。
全体的なポイントとしては、南方宙釣りがしやすいポイントと言えます。
エサはガゼ!上潮止まりのタイミングで!
ポイントは3箇所あるため、話し合ってポイントを決めます。
釣れたら交代して、観音釣りでポイントを回していくことにしました。
それにしても流れがとても早く、水深もあるため、タナを探りますがこれといったあたりも開始、1時間ほどありません。
私『いやーヤバいんじゃないんですか?www』
お客さま(弓さん)『いやーちょっと焦りますねww』
私『着いた時のテンションと全然違うww』
この日の満潮は6:40分でしたが、まだ上潮残っているような状況。
いきなり流れが強くなったり、弱くなったりしている感じです。
流れが落ち着いたタイミングで、カウンター 13で止めて足元へ仕掛けを押し付けせます。
オーバーハングしているため、エサはブレているように感じますが、明らかに魚が餌をくわえて押さえ込んでるのがわかります。
走り出すのを待ちますが、走りません。
仕掛けを上げるともちろんエサなく、スバリです。
ちょっと仕掛けを変えてみるか悩みましたが、もう一度同じところへ入れていきます。
すると、仕掛けがなじみ落ち着いたタイミングで一気に穂先が舞い込み、アワセを入れます。
よし!!ノリました!
そこそこな重量感!!
ゴリゴリ巻いて、ウネリに合わせてズリげます!
ナイスサイズな産卵中のメスの個体です。
お客さま(弓さん)『デッカ!!いーすね!!!ナイスサイズですね!』
私『いやー嬉しいです!まだ居そうな気がします!!ちょっと場所をかわりましょう』
1時間半が経過、、、、、石鯛は居そうなんですが、餌をくわえても走らないようなあたりが続きます。
ため息が漏れてきましたwww
そんな中、弓さんの声が聞こえてきました!
お客さま(弓さん)『きましたー!!』
振り向いてみると、竿が曲がってます。
上がってきたのは、、メスの個体。立派です!!
弓さんもほっとした様子です。その後、イシガキダイを追加。
納竿まで残すとこ1時間半、、エサのサザエがあったため、ポイント③でサザエに餌を変え、落としてみると、、、
明らかに石物のアタリです!!これも走りません。サザエの赤身のみでもあたりが出ますが、明らかにアタリが大きいです。
私『弓さん!ちょっと一回、ここにサザエに付け替えて入れてみてください。』
お客さま(弓さん)『え!いーんですか?』
私『いやこれ、多分いるんで、次釣れますよ!』
そしてエサを変えて、カウンターで13のところへ落とします。
仕掛けが馴染んだ瞬間、一気に竿が舞い込みました!!
私『これはでかい!!』
お客さま(弓さん)『あーやばい、、あ、、、』
ゴリゴリ巻いてきますが、途中でラインがスタック、、
手前のオーバーハングした中に魚が入り、ラインが岩に挟まってます。
お客さま(弓さん)『あーやっちまったすねー泣。』
私『いやーあれデカそうでしたよ!』
20分経過、、、石鯛が動くことを待ちますが、ラインが外れる様子はなく、、
お客さま(弓さん)『もーラインブレーカーを使いましょう!』
ひっぱり上げると、、魚は残っておらず、、、残念。
その後も最後の最後までチャンスがありそうだったため、粘りますが、石鯛が釣れることなく、納竿なりました。
まとめ
今回は、昨年と同じ時期に対馬へと行ったわけですが、昨年よりサイズUPし、尚且つ、石鯛の個体数はまだまだいそうな感じでした。
初めて瀬上がりしたポイントだったのですが、とても釣りやすく、足場も良いため、来年は6月初旬にも行ってみたいと思います。
これから水温も上がり、イシガキダイの活性が上がってくるため、7月、8月はクエ狙いで行ってみたいと思います。
『三角』は秋によく釣れるポイントのようですので、皆さも秋に行かれてみてはいかがでしょうか?
使用タックル
□ロッド
・がまかつ がま石 ディオガッツオ 500
□リール
・シマノ 23スピードマスター石鯛 3000T(CHONMAGE FISHING 64チタン製 石鯛クランクハンドル+ウィールノブ)
□ライン
・フジノライン AQ石鯛 ケイムラホワイト 18号
□仕掛け
・CHONMAGE FISHING 石鯛用 7本撚りワイヤー カーボンコーティング #36
・CHONMAGE FISHING 石鯛針 16号・17号
・真空錘 ~30号
□エサ
・ガゼ30個