シーバスなどを狙っていて釣れることがありますよね。釣れたは良いが、そもそもボラって食べられるの?
ボラを調理する上で気をつけることは?
ボラはどんな調理方法がある?など、ボラに関する疑問やボラを実際に捌く動画をご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:SWルアー
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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目次
ボラはどんな魚?釣れる時期とおすすめの場所
ボラは体長30~80cmほどのボラ科の魚で、熱帯・温帯に広く分布する大型魚です。
磯や河口付近、川など幅広い場所で釣ることができ、食用に漁獲されています。
そうです、ボラは「食べることができます」!
ボラはブリやスズキなどと同様、大きさによって呼び名が変わる出世魚です。
小さい順にオボコ、イナッコ、スバシリ、イナ、ボラ、トドと呼ばれています。
ボラは2番目に大きい時期の呼び名で、食用として獲られるのがボラと呼ばれるほど大きくなった時期というわけです。
ボラの旬は冬!寒ボラは鯛より美味しい!?
ボラの旬は10月~1月の冬の間です。
この時期はボラの産卵期とも重なり、産卵のために脂がのっている、かつ沿岸を離れ回遊することで臭みのない個体が多いことから旬にあたると考えられます。
また冬の寒い時期に漁られるボラは「寒ボラ」と呼ばれ、脂ののりがよく、特においしいと言われています。
ボラはなぜ臭いと言われる?臭くないボラを釣るためには
ボラは磯や河口付近、川など幅広い場所で釣ることができ、ヘドロが堆積しているような水質の悪い川などでも生きられます。
ボラは雑食性で、生息地付近に生えている藻や微生物を主食とし、砂泥と一緒に吸い込んで食べます。
当然、水質の悪い場所で獲れたボラは格段に臭いです。
ボラの臭みはあくまで生息地の水質に依存します。
つまり、綺麗な磯や沖周辺で獲れたボラは臭みがなく、美味しいボラなのです。
臭みがなく美味しいボラを食べるには、
・10月~1月の間に
・水質の良い磯や沖に生息する
寒ボラを狙いましょう!
ボラを洗いにして食べてみた!捌き方と調理方法
(調理師 フグ処理師の資格を持った釣具屋スタッフが捌いています!)
ボラの下処理・食べられる部分
ボラに限らずですが、まず海水には腸炎ビブリオという細菌が生息しており、食中毒の原因となりますので釣った魚は必ず真水で洗いましょう。
また、臭みが気にならないように、内臓を破らないよう慎重に取り、血合いなどを綺麗に洗い流すことも大事です。
ただし、ボラの幽門(へそと呼ばれる独自器官)は珍味として食べることができますので、どこまで食べるかはお好みで!
(今回の動画はボラの洗い(冷水(氷水)に漬けて身を引き締める鮮魚の調理方法の1つ)ですので、内臓は全て取り除きました)
寒ボラは刺身や洗いの他、漬けやフライなどにしても食べられます。
特に、洗いは醤油よりからし酢味噌がよく合います。さっぱりしていて、とっても美味しいです!
ボラの捌き方はYoutube動画で詳しくご説明していますので、ぜひご覧ください。
寒ボラを調理して食べてみた まとめ
ボラの特徴や寒ボラの調理方法のご紹介でした。
捌いたボラは釣キングのスタッフ皆で全部いただきました。
「これボラですか!?」とその美味しさに驚くほど、寒ボラって美味しいんですよ。
・10月~1月の間に
・水質の良い磯や沖に生息する
寒ボラを狙って、ぜひ美味しいボラを食べてみてください。