その手軽さから老若男女、釣り初心者の方でも楽しめると今、全国的に人気沸騰中です。
扱いやすい仕掛けに、動作もシンプルかつゲーム性も兼ね備えるこの釣りを実釣と共にご紹介します!
投稿者プロフィール
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好きな釣り:ブラックバス、ヒラマサ
幼少期(当時3歳)に祖父に連れられ、管理釣り場にマスを釣りに行ったのが私の魚釣りとの出会いでした。
釣りをしながら成長し、今では仕事も釣り関係。そんな私の人生で養った事が少しでもこの釣行ガイドで役に立てば光栄です。
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目次
イカメタルとは?
イカメタルとは、船からメタルスッテと呼ばれるイカ用ルアーを使い、イカを釣る方法を指します。
エギングと違って船釣りがメインで、深いレンジを探ってイカを釣るのがイカメタルの面白さの1つです。
イカ釣りは元々電動リールなどの重装備で狙う上級者向けの釣り方が主流でしたが、イカメタルは仕掛けもシンプル且つ、誘って釣るルアー釣りの特性も持ち合わせているため、ゲーム性も高く人気上昇中の釣りです。
釣れるイカの種類
イカメタルの主なターゲットはケンサキイカ、ヤリイカ、スルメイカです!!
ケンサキイカは、その名の通り先が剣のようにとがっており、ヤリイカやアオリイカに並ぶほど高級なイカで、甘みが強く上品な味わいが特徴です。
スルメイカは馴染みの深いイカですよね。
他のイカと比べ胴が長く、2本の触腕(ゲソ)が長いのが特徴です。
イカが釣れる時期
地域や釣れるイカの種類にもよりますが、福岡県沖は5月〜9月がメインでハイシーズンは夏です。
シーズン初期は型狙いができ、ハイシーズンは数釣りに適しています。
その他の時期でも釣ることはできますが、時期によってはかなり沖に出ないといけないため、シーズン以外は難しい釣りになります。
イカメタルのタックルと釣り方
タックルについて
ベイトタックルが基本となります。
基本は真下に落として上下動で釣る釣りなのでフォールではアタリがとりやすく巻きの動作に移行しやすいベイトタックルが扱いやすいです。
ロッド
イカメタル専用のロッド(ベイト用)6〜7ft
ロッドはタイラバロッドなどを流用される方もいますが、やはり専用ロッドはティップは入りロッド全体はハリがあるため、アクションをつけてからアタリを取る、乗せて獲るための設計がなされています。
シマノ
セフィア BB メタルスッテ B66M-S
ダイワ
エメラルダス EX イカメタル N65ULB-SMT
など
リール
船用ベイトリール
はデジタルカウンター付きのリールが使いやすいです。
状況に応じてイカのレンジ(タナ)がよく変わるため、水深の把握が容易にできるデジタルカウンターは重宝します!
シマノ グラップラー CT 150XG
ダイワ タナセンサー150H-DH
など
ラインはPEラインの0.6号前後を使用します。
ルアーはイカ専用のスッテを使用します。
重量のあるメタルスッテ、軽量の浮きスッテです。
胴付き仕掛けに、下はメタルスッテ、上に浮きスッテをつけます、仕掛けは市販のものも売られています。
基本は2本仕掛けですがもう一つ付けて3本仕掛けにもできます。
当日は、30号のメタルスッテを使用しました。
使用する号数は船長の指示に従い選択しましょう。
使う号数は海域などによって様々なので遊漁船に事前に確認しておくとベストです。
メタルスッテ、浮きスッテともにサイズやカラーなどタイプの違うものを複数持っておくと状況によって使い分けることができます。
カラーはひとまず、アピール系(白や夜光など)地味系(赤や青など)があればいいと思います。
釣り方
まず、底まで沈めて巻き上げながら軽く2~3回しゃくりを入れて止めて待ちます、
この止めて待つステイの時に当たってきます!
このステイを5~10秒ほど入れて次のアクションに移ります。
基本はこれの繰り返しです。
アタリはティップが入るかティップが戻る、糸がふけるなどです。
重みを少しでも感じたらアワセましょう!!
アワセは重みを感じたらしっかりテンションをかけてゆっくり一定のスピードで巻き上げてくることです。
基本的にあまり激しいアワセはいりません。
かかったイカは焦らずゆっくりとイカの引きに合わせながらリールを巻きましょう。
早く巻いたり変なテンションがかかると身切れやバレの原因となります。
この時、当たってくるレンジをいかに見つけるかが釣果を伸ばす鍵となってきます。
明るい時間はボトムメインの攻め。
夜は船の明かりに寄ってきますのでかなり上のレンジでも当たってくることがあります。
明かりが効いてきたら逆に上から順番に探ってくるのもいいでしょう。
イカメタル実釣でお世話になった遊漁船
福岡県糸島市、岐志漁港から出ている『勝吉丸』さんにお世話になりました。
近海を知り尽くした船長で頼りになります!
タックルのレンタルもあります!
真夏のイカメタル実釣
7/20 17:30 出港!
前日まで降り続いた雨の影響がどう出るか、、、はたして。
1時間ほど走りポイントに到着!
仕掛けはこちらの二段仕掛け。
下にメタルスッテ30号、上には浮きスッテを装着します!
早速釣り開始!
水深は50~60m。
まだ、辺りは明るいです。
明るい時間帯はボトム付近にいることが多いため、ボトム中心に攻めます。
底から5メートル付近を重点的に探ります。
ステイ後に軽くフォールさせると、、、
早速ヒット!!!
幸先良く釣れました!!
しかし、後が続かず、、、
そうこうしていると日が暮れてきました。
イカメタルは夜が本番!!
さあ釣れるかな?
そして、待望のアタリが!!!
グイグイ引きます!!
上がってきたのは、、、
なんか光ってるけど
まさかのゲスト!!アジ!!
そして、本命もゲット!!
その後は数を重ねます
ステイの後、軽く持ち上げてスライドさせるとよくアタリました!!
ステイの後に軽くシェイクを入れてもう一度待つのも効果的!
当日は、前日までの雨の影響か日が暮れてからもボトム付近でのヒットが多くボトムから10mまでの間がヒットレンジでした!
ダブルヒットも!!
明かりが効き3時間ほど経った頃、イカのレンジが上がり、釣れてくるイカを抜き上げる時に上まで追いかけてくる個体もいました!!その時は上から20m前後がヒットレンジに!!
船内も賑わいます!
その後アタリが遠のき、、、沈黙状態、、、、
しかし、そんな時でも唯一当たっていたのが
『オモリグ』です!!
「オモリグ」とは
三又サルカンなどに重りを装着し、エダスを1~1.5mほどとりそこにエギを装着する仕掛けを用いた釣りで、主にスピニングタックルを使用します。
軽くキャストして使用することもでき、広範囲を探れエダスの分ナチュラルなアクションがとれるため、
「食いが悪い時やイカが散った時」に効果的です!!
アクションは数回しゃくりを入れ、その後のステイでアタリをとる、エギングに近い動作となります。
食い渋ったタイミングでコンスタントに釣れていたのはオモリグだけでした。
通常のイカメタルと使い分けることで釣果を伸ばすことができます!
自分は、メタルスッテと浮きスッテを変え対応。
食い渋るイカにはサイズを小さくしカラーも変更!
これが功を奏し釣果を保つことができました!
シャクリの幅やスピードを変えることでヒットパターンも見つけやすくなります。
終盤もボトム付近のアタリが多かったです。
当日の釣りはこれにて終了、納得の釣果!!
周りも方もよく釣れてました!!
まとめ
今回、夏のイカメタルゲームをご紹介しました。
船の上から真下に落として釣って行くので釣り初心者の方でも十分楽しめる内容となっています!
なお、船酔いが心配な方は船酔い対策は十分しておくと良いでしょう。
釣果を伸ばすコツとしては、しっかりとイカのいるレンジを釣ることが重要になってきます!
いち早くイカのいるレンジを見つけましょう!
船内でも周りと情報交換などもすればより釣果を伸ばせるでしょう。
応用としてオモリグも併用すればより釣果を伸ばせるかもしれません!
タックルに関しては、当店釣kingに
専用ロッドやリールとお得な価格で揃えることも可能です!!
是非皆様も、夏の夕涼みに釣って良し食べて良しの夜のイカメタルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか!