どの河川でのシーバスを釣ることできます。1つの河川の中でも複数のポイントがあり、シーズンによってもシーバスが釣れるポイントが変わってきます。今回はその中でも福岡PayPayドーム横を流れる河川『樋井川』に絞って上流部から最下流部までのポイントのご紹介をしていきます。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:ブラックバス、ヒラマサ
幼少期(当時3歳)に祖父に連れられ、管理釣り場にマスを釣りに行ったのが私の魚釣りとの出会いでした。
釣りをしながら成長し、今では仕事も釣り関係。そんな私の人生で養った事が少しでもこの釣行ガイドで役に立てば光栄です。
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目次
- 福岡PayPayドーム横を流れる河川「樋井川」のポイント紹介
- 樋井川 シーバス釣りポイント① 城西橋
- 樋井川 シーバス釣りポイント② 上今川橋
- 樋井川 シーバス釣りポイント③ 今川橋
- 樋井川 シーバス釣りポイント④ 新今川橋 福岡記念病院側
- 樋井川 シーバス釣りポイント⑤ よかトピア通り(百道浜橋 橋脚)
- 樋井川 シーバス釣りポイント⑥ ふれあい橋 橋脚
- 樋井川 シーバス釣りポイント⑦ 地形中央公園前
- 樋井川 シーバス釣りポイント⑧ 福岡都市高速環状線となぎさ橋 橋脚下
- シーバス実釣開始!今川橋~上今川橋付近にて
- 樋井川のシーバス釣りにおすすめのタックル
- おすすめのロッドは7〜8ft、遠投用に9ftもあると便利
- おすすめのリールは2500番台~3000番台
- シーバス釣りにおすすめのラインはPEライン 0.6号
- シーバス釣りにおすすめのルアー
福岡PayPayドーム横を流れる河川「樋井川」のポイント紹介
まずは樋井川に近い駐車場に車を停めます。
この付近はドームを中心に駐車場が多数ありますので、車を停めやすいスポットです。
上今川橋横にある『西新リバーサイドパーク』に駐車します。
駐車料金は60分100円 夜間は最大500円となっていますので、福岡近郊のパーキングにしては安いです。安心して釣りが楽しめます。
樋井川 シーバス釣りポイント① 城西橋
今回紹介する最上流の橋『城西橋』です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩7分(0.5km)
●バスでのアクセス:バス停「城西橋」より徒歩1分
この橋あたりまでは5月~12月あたりまでシーバスが遡上してきます。
特に秋(9月~11月)がコノシロが入り、それを追って大型のシーバスが入ってきます。
街灯があり、橋の下には明暗ができるためそこにシーバスがいることが多いです。
樋井川 シーバス釣りポイント② 上今川橋
城西橋の1つ下流の橋『上今川橋』です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩5分(0.4km)
●バスでのアクセス:バス停「城西一丁目」より徒歩5分(0.3km)
こちらの橋も対岸側の両サイドも全て橋脚周りを狙うことができます。
車や歩行者の方も通るため、キャスト時には注意が必要です。
樋井川 シーバス釣りポイント③ 今川橋
『今川橋』橋脚付近です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩5分(0.4km)
●バスでのアクセス:バス停「今川橋」より徒歩3分(0.2km)
今川橋は 城西橋から300mほど下流になる橋になります。
もちろん上流部よりもベイトも入りやすく、シーバスの実績が高いポイントです。
川幅も狭いため、橋の上から川を覗くとシーバスが見え隠れしています。
ある程度魚がどの辺りに入っているか確認してキャストを開始しても良いかもしれません。
樋井川 シーバス釣りポイント④ 新今川橋 福岡記念病院側
『新今川橋東』の橋脚付近です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩3分(0.3km)
●バスでのアクセス:バス停「今川橋」より徒歩1分(0.1km)
新今川橋が川幅が狭い最後の橋脚となります。
福岡記念病院側とその対岸側でも釣りをすることができます。
基本的には上流部から橋の下へルアーを通して行く釣り方になります。
秋にはコノシロが大量に入り、ビックベイトでランカーシーバスの実績が多いポイントです。
樋井川 シーバス釣りポイント⑤ よかトピア通り(百道浜橋 橋脚)
通称「よかトピア通り」の橋脚付近です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩10分(0.8km)
●バスでのアクセス:バス停「西南中高前」より徒歩5分(0.4km)
新今川橋から500mほど下流にある百道浜橋脚下は歩道から一段下に降りることができます。
そのため歩行者や車などが通る心配もないため、安心して釣りができます。
ベイトタックルであれば、橋脚の中へもキャストしやすく、ペンシルやミノーをドリフトさせ橋脚周りを狙うこともできます。
また水面まで近いため、長いランディングネットを持っていく必要もないです。
樋井川 シーバス釣りポイント⑥ ふれあい橋 橋脚
福岡PayPayドーム横にある「ふれあい橋」になります。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩15分(1.2km)
●バスでのアクセス:バス停「ヒルトンシーホーク前」より徒歩2分(0.1km)
野球の試合が行われているときは、人通りが多いですが、試合がない日は人通りも少ないです。
ここも歩道から一段下へ降りれます。地形中央公園前まで移動することができます。
樋井川 シーバス釣りポイント⑦ 地形中央公園前(市道地行百道線)
地形中央公園前の市道付近です。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩16分(1.3km)
●バスでのアクセス:バス停「ヒルトンシーホーク前」より徒歩1分(0.1km)
この辺りから福岡タワーが見えてきます。
川幅も広くなりますので、9ft前後のタックルでも良いです。
ここも足元周りや橋脚周りを狙いやすいポイントです。
春にはバチ抜けも見受けられるため、バチパターンも成立します。
樋井川 シーバス釣りポイント⑧ 福岡都市高速環状線となぎさ橋 橋脚下
樋井川の最下流部になります。
●地下鉄でのアクセス:空港線「西新」駅より徒歩20分(1.6km)
●バスでのアクセス:バス停「ヒルトンシーホーク前」より徒歩5分(0.3km)
福岡都市高速道路となぎさ橋 の橋脚下になります。
川幅も広く、ストラクチャー(人口物)が多いエリアになります。
最下流のため、シーバス以外にもマゴチ、サゴシ、太刀魚、アジなど釣れることがあります。
ベイトのサイズも様々なため、シーバスもセイゴサイズからランカーサイズまでさまざまです。
シーバス実釣開始!今川橋~上今川橋付近にて
今回の釣行日は北風が強く、その影響で下流部では波と風の影響で釣りづらい状況でした。
そのため上流部の今川橋~新今川橋付近でシーバスを狙いたいと思います。
ここ数日間雨が続き、濁りがかなり強いようです。
新今川橋付近は街灯が少ないため、上流の今川橋へいってみます。
ボラに混ざってシーバスがいそうな感じではありますが、ベイトの気配がなく、中々反応しません。
下潮に切り替わりのタイミングで2回ほどバイトがありましたが、ショートバイトですぐにフックアウト、、、、
連日の雨の影響で、ベイトとシーバスも下流へ下っている可能性が高そうです。
その後もあたりがなくなり、納竿となりました。
樋井川のシーバス釣りにおすすめのタックル
おすすめのロッドは7~8ft、遠投用に9ftもあると便利
一般的にシーバス釣りに使うロッドは7~8ftのスピニングロッドが最も汎用性が高く、初心者の方にもおすすめです。
一方で、樋井川は上流部では橋脚などのストラクチャー狙いが多く、下流部につれて河川が広くなり、遠投性に優れたタックルが重宝されます。
樋井川により特化したタックルを使用するなら、橋脚周りなどを攻めやすい8ft前後のベイトタックルと、遠投性に優れた9ft前後のスピニングタックルも用意されると、より釣果に繋がりやすいかと思います。
都会の河口付近でのシーバス釣りには7~8ftのスピニングロッドが初心者向け
都会に近い河口付近でシーバス釣りをする際に使うロッドの長さは、一般的に7~8ftのものが扱いやすく、初心者の方におすすめです。
ロッドの硬さは、様々な種類のルアーを投げることができるML(少し柔らかめ)~M(ノーマルな硬さ)が◎
特にシーバスはバレやすくスレやすい魚なので、ティップの柔らかさやロッドのタメ、アクションに変化をつけたり早めのルアーチェンジで柔軟に対応することが釣果に繋がります。
・YAMAGA Blanks(ヤマガブランクス)バリスティック TZ NANO 86M
YAMAGA Blanks(ヤマガブランクス)バリスティック TZ NANO
ロッドが硬いものを投げ続けると疲れる一方で、柔らかいと溜めが効かずにルアーが飛ばない、というロッド選定の難しさがありますが、このロッドは硬すぎず柔らかすぎない、絶妙な使い心地のロッドです。
Mなのでロッド全体に張りがありつつ、パワーが強すぎてバラしそうになることはありません。
また幅広いルアーが使える汎用性の高さも魅力の1つ。
シーバス釣りのメインロッドにするのに最適な1本です。
・ダイワ LATEO(ラテオ)86ML
都市型河川に最適の港湾モデルのロッドです。
パワーがあるのにとにかく軽いのが魅力で、12cm級のミノーも十分に対応できます。
ランカーシーバスを狙うのにも最適ですね。
キャストの後のブレが少なく距離も伸びるのに加え、正確に投げやすくなっており、小型のミノーやシンキングペンシル、バイブレーションをピンスポットへ撃ち込めます。
樋井川に特化するなら8ft前後のベイトロッドと遠投用の9ft前後のスピニングロッド
樋井川の橋脚周りを攻めるための8ft前後のベイトロッドと、河川が広くなる下流域に適した9ft前後のスピニングロッドには、以下のロッドがおすすめです。
・橋脚周りを攻めやすい8ft前後のベイトロッド:シマノ 18 ディアルーナ ベイト B86 M/ML
シマノ独自の技術とマッスルカーボン素材を使用したことにより、ロッドの強度を維持しつつ軽くて扱いやすいロッドです。
特にディアルーナ ベイトロッドは操作性に優れています。
シーバスが潜む橋脚周りは狙ったポイントへ正確にキャストすることが重要ですので、扱いやすくピンポイントにキャストしやすいディアルーナ ベイトロッドがおすすめです。
・遠投用の9ft前後のスピニングロッド:メジャークラフト ソルパラ シーバス SPX-962(9.6ft)ML
シーバス釣り初心者の方におすすめなのが、メジャークラフトのソルパラ シーバスです。
河川の幅が広くなる下流域でルアーをロングキャストするには最適で、扱いやすい優秀なロッドです。
何と言っても価格がリーズナブルでコスパが高いのが魅力です。
価格を抑えながらもキャストフィールや操作性にこだわって作られており、ロッドのしなりを使って飛距離が伸びるようになっています。
シーバス釣りだけでなく、釣り自体が初めての方に、最初の1本としておすすめのロッドです。
おすすめのリールは2500番台~3000番台
シーバスロッドに合わせるリールは、2500番台~3000番台のリールがおすすめです。
・シマノ 19ヴァンキッシュ C3000MHG
様々な魚種やロッドに対応しているバーサタイル(多用途)リールで、言わずと知れた名品です。
軽量リールでリトリーブ時の巻き出しのクイックさ・感度・滑らかさのバランスに優れています。
少し重めのロッドやルアーを使ってもタックル全体が重たくならず、タックルバランスの調整もしやすいリールです。
特にスレたシーバスには細かいアクションで気を引き、飽きさせないことが重要ですので、軽くて疲れにくい軽量リールとして特におすすめです。
・シマノ 19ストラディック 2500SHG
バスから本流トラウトまで使える、エリアに限られない汎用性の高いリールです。
中級者向けの性能と価格帯になりますが、同クラスのリールの中でも非常にコスパが高い(価格の割に性能が良い)と感じます。
特にリールの軽さと巻き心地の良さが大きな特徴です。
ルアーをゆっくりと引きたい際に特に力を発揮します。
ハイギアタイプは巻取りがスピーディーで、糸ふけを素早く回収できるため、ストレスなく釣りを楽しむことができます。
橋脚周りを攻めやすいおすすめのベイトリール:ダイワ TATULA(タトゥーラ) SV TW
リーズナブルなリールでありながら、基本性能は非常に高いリールです。
ダイワのタトゥーラシリーズの中でも最軽量の190gリールで、その軽さに加えてφ32mmスプールの立ち上がりの良さにより、力を入れずとも楽にルアーがキャストできます。
またSVのリールコンセプトとして、バックラッシュの少なさが大きなメリットです。
悪天候時に特にSVスプールの使いやすさが実感できます。
北風の強い時期や波風の強い下流域でも、風の影響を気にせず強気のキャストができます。
シーバス釣りにおすすめのラインはPEライン 0.6号
シーバス釣りに使うラインはPEラインが良いです。
その理由として、
・ルアーを操作しやすい(入り組んだ磯などの難所でも遠投しやすい)
・直線強度が高い
・耐久性が高い
の3つがあげられます。
詳細は別の記事で説明してますので、ぜひご覧ください↓
釣king 釣行ガイド「シーバス釣りにPEラインがベストな3つの理由とおすすめのPEライン(デュエル編)6選」
おすすめのPEラインは、「デュエル ハードコア X4 プロ」です。
このPEラインは通常のPEラインと比べて約3倍も耐摩耗性が高いラインです。
シリコンコーティングにより操作性の良い絶妙なハリとコシがあり、直線強度が高いためランカーシーバスとのファイトにも耐えられます。
ラインの太さは細めの0.6号~0.8号が最適です。
リーダーには、フロロカーボン 6ポンドがおすすめです。
4本撚りのPEライン
カラー:イエロー単色またはブルー・オレンジ・パープル・グリーン・レッドの10m×5カラー(※200m)
価格:1,500円前後
長さ:150m / 200m
太さ:0.6~2号
150m
0.6号 12lb
0.8号 14lb
1.0号 18lb
1.2号 20lb
シーバス釣りにおすすめのルアー
・マングローブスタジオ マリブ68
以前別の記事「【シーバスフィッシング】博多湾の一級ポイント「御笠川」と糸島半島の「桜井川」でランカーシーバス攻略できるか!!」でもおすすめした、マングローブスタジオのシンキングペンシル・マリブ。
マリブのラインナップには68mm、78mm、92mmの3サイズが用意されていますが、おすすめは68mm(9.2g)です。
68は水面付近~60cmを有効レンジとしていますが、リトリーブスピードや操作角度(ティップ位置)により探れるレンジが変えられるのが大きな強みです。
また、カラーバリエーションもシーバス釣りの定番カラーが豊富に揃っています。
まさにシーバスを釣るために作られたルアーと言っても過言ではありません。
・タックルハウス RB(ローリングベイト)77
ローリングベイトは、基本的にはただ巻きでOKな扱いやすいルアーとなっています。
特にRB(ローリングベイト)77は、港湾や河川エリアのシーバス釣りに最適化されたモデルです。
他のルアーで反応が渋い場合や、スレたシーバスに有効です。
下流域や河口で特に喰いつきが良い印象です。
沈むのが少し早いため根掛かりが心配な場所では使い辛いですが、橋脚周りや水深のあるポイントでは特に力を発揮します。
樋井川で釣れるシーバスは食べられる?おすすめのシーバス調理方法
樋井川はペイペイドームやももち海浜公園、西新商店街など都市部に近いエリアを流れていますが、周辺は綺麗に整備されており、水質も那珂川より濁りが少ない印象です。
樋井川で釣れるシーバスはあまり心配しなくても良いとは思いますが、
・人工的なにおい(洗剤・油・ヘドロなど)がある個体はやめる
・尾ビレなどヒレが綺麗か確認する
・居着きの個体は臭みがあるものと覚悟する
以上3つの点に気をつけて、食べられるシーバスかどうかを判断してみてください。
シーバスを釣った後は、すぐに血抜きをします。
より良い状態で持ち帰りたいときは、神経締めをしておくと良いです。
持ち帰った後は、捌いてカルパッチョやムニエル、塩焼きやバター焼きにして美味しく召し上がってください。
実際にシーバスを捌いてムニエルにして食べてみましたので、ぜひご覧ください↓
まとめ
福岡県 樋井川のおすすめシーバスポイントは、
① 城西橋
② 上今川橋
③ 今川橋
④ 新今川橋 福岡記念病院側
⑤ よかトピア通り(百道浜橋 橋脚)
⑥ ふれあい橋 橋脚
⑦ 地形中央公園前
⑧ 福岡都市高速環状線となぎさ橋 橋脚下
の8ヶ所で、おすすめのタックルは
・7~8ftのスピニングロッド(例:ヤマガブランクス バリスティック TZ NANO)
・橋脚周りを攻めるなら、8ft前後のベイトロッド(例:シマノ 18 ディアルーナ ベイト B86 M/ML)
・遠投するなら、9ft前後のスピニングロッド(例:メジャークラフト ソルパラ シーバス)
・2500番台~3000番台のスピニングリール(例:シマノ ヴァンキッシュ C3000 M HG)
・橋脚周りを攻めるなら、ベイトリール(例:ダイワ TATULA(タトゥーラ) SV TW)もおすすめ
・使うラインはPEラインで、おすすめは「デュエル ハードコア X4 プロ」
・おすすめルアーは「タックルハウス RB(ローリングベイト)77」「マングローブスタジオ マリブ68」
です!
樋井川は橋脚や歩道が綺麗に整備されていてとても歩きやすく、釣りもしやすいポイントですので、シーバス釣りが初めての方には特におすすめです。
近くにペイペイドームやマークイズももち、福岡タワーなど観光スポットやショッピングモールもあってレジャーも楽しめますので、ぜひ遊びに行ってみてください。