実は、カワハギ竿は他の釣りに代用することができます。また専用竿を持っていない場合でも、筏竿やエギングロッドなどで代用が可能です。今回はカワハギ竿の選び方やカワハギ専用竿がどんな釣りに代用できるのか、カワハギ釣りにおすすめのロッドなどをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:SWルアー
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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目次
- コスパよし!カワハギを狙えるおすすめロッド
- シマノ ステファーノ SS MH180
- ダイワ カワハギ X M-180
- ダイワ メタリアカワハギ MH-175
- アブガルシア Kurofune 黒船 Kawahagi カワハギ KKWC-180S
- がまかつ がま船 シーファング カワハギ 176AR-オールラウンド
- ダイワ ライトゲームXS MH-180
- シマノ セフィアBB メタルスッテ B66M-S
- プロックス FX攻技 筏 SE 165
カワハギ釣りの竿選びのポイント
カワハギは「エサ取り名人」と呼ばれるほどエサを取るのがうまい魚で、小さなアタリを逃さないことが重要です。
そのためカワハギ釣りに使うロッドは、
・感度の高さ
・先調子
・自重が軽い
を基準に選びましょう。
ポイント|硬さ・調子
カワハギのアタリは非常に小さいので、微細なアタリに気付きやすい先調子の竿がベストです。
調子(竿の曲がり方の比率)は、「8:2」もしくは「9:1」を選びましょう。
穂先の素材にもカーボンソリッド、グラスソリッド、メタルなどがありますが、高感度を求めるならカーボンソリッドがおすすめです。
カーボンソリッドは、カーボン素材の感度の良さと、穂先内部が詰まったソリッドティップの柔らかさを兼ね備えています。
竿先が柔らかい分、竿の硬さは少し硬めがおすすめです。
具体的にはMHクラスが最も汎用性が高く、初心者の方も扱いやすいです。
ポイント|軽さ
カワハギ釣りはエサを着底させてこまめに巻き上げるエサ釣りが主流です。
そのため、カワハギをより多く釣るには手返しの良さやスムーズな巻き上げ、縦しゃくりでの誘いを長く行えることなどが重要となります。
長時間しゃくりをして誘い続けても疲れないよう、竿はできるだけ軽い方が良いです。
また、軽量竿の方が感度もよくなる傾向にあります。
最新のカワハギ竿では、自重50gと超軽量のものが販売されています。
軽い竿の目安としては、100gを切るぐらいです。
ポイント|長さ
カワハギ竿の長さはおよそ1.8m前後、およそ6フィートがベストです。
船釣りで扱いやすい長さで、これ以上長いとアタリがあっても掛からない、アタリがよくわからないと釣果に繋がりにくくなりますので、代用ロッドを使う場合には長さに注意しましょう。
堤防などのオカッパリから狙う場合は、ちょい投げできる2m前後、およそ6.5フィートが良いです。
オモリの負荷は20~40号に耐えられる竿であれば大丈夫です。
カワハギ竿を流用・代用して釣れるほかの魚は?
カワハギの専用竿は他の釣りにも代用することができます。
先調子のロッドが有利な釣りに向き、オフショアでのエサ釣りに使えます。
具体的にはキス・フグ・ケンサキイカ(イカメタル)がおすすめです。
上級者だと根魚釣りやタチウオテンヤなどに流用することもあります。
ただし、カワハギ竿のオモリ負荷は20~40号なので、大物を狙う場合や、表層狙いで軽いオモリを使用する場合には適さないので、注意しましょう。
カワハギ竿としても流用・代用できるほかの専用竿は?
カワハギ専用の竿がなくても、ほかの専用竿をカワハギ釣りに代用することはできます。
具体的には、筏竿・エギングロッド(ティップランエギング用)・アジングロッド・ヘチ竿・シーバスロッドなどです。
軽量ルアーを使う釣りでも、仕掛け(オモリ)を落とすだけならロッドが壊れることがありませんが、念のためオモリ負荷には注意しましょう。
特にアジングロッドは軽いルアーを使うことを前提に作られています。
そのためカワハギ竿として使用する場合には、アジングロッドは硬さML以上で強度の高いものを使用し、オモリは25号前後までで、絶対に投げないようにしましょう。
コスパよし!カワハギを狙えるおすすめロッド
今回は船釣り・堤防釣りの両方で使えるカワハギ竿を選びました。
カワハギ専用竿のほか、カワハギ竿としても使える汎用性の高いロッドもご紹介します。
シマノ ステファーノ SS MH180
シマノのカワハギ専用竿で、長さ1.8m、調子8:2のロッドです。
自重64gと超軽量で、穂先部に高感度カーボンソリッド「タフテック」を採用した高性能なロッドながら、価格が抑えられておりコスパに優れています。
専用竿である一方で、フグ、マルイカ、根魚釣りなど、宙釣りから底の釣りまでこなす操作性に優れたオールラウンドなロッドでもあります。
カワハギ釣り初心者から上級者まで、幅広くおすすめできる竿です。
ダイワ カワハギ X M-180
ダイワの細くて強度に優れたカワハギ専用竿で、長さ1.8m、M-180は調子8:2となっています。
自重は94gとカワハギ竿としては標準ですが、ロッドを細くすることで、操作性がよく、持った際の重さが軽く感じるよう設計されています。
穂先の素材には柔軟で食い込みに優れ、アタリをはじかないグラスソリッドを採用。
何より専用竿で2万円を割るコスパの高さが魅力的です。
カワハギ以外だと、カットウフグ・カレイ・カサゴ・ウマヅラ・ハナダイをターゲットとした釣りにも使えます。
ダイワ メタリアカワハギ MH-175
こちらもダイワのカワハギ専用竿で、中価格帯のロッドです。
感度の高いカワハギ竿を目指し、穂先にはメタルトップ(チタン合金)を採用。
竿の硬さと調子が S/MH(7:3)~H(9:1)とバリエーション豊富です。
カワハギ釣り初心者の方にはMH(8:2)がおすすめですが、カワハギ釣り上級者向けにも、アングラーの好みや釣りのスタイルに合わせて選びやすくなっています。
自重も65~72gと軽量で、アタリが手元まで響くような高感度のカワハギ竿です。
アブガルシア Kurofune 黒船 Kawahagi カワハギ KKWC-180S
アブガルシア Kurofune 黒船 Kawahagi カワハギ KKWC-180S
「黒船」は、徹底した軽量化と感度・操作性の良さを追求した人気シリーズで、黒船 カワハギは船でのカワハギ釣りに最適なロッドです。
180Sは 8:2の先調子で、カワハギ以外にカレイ、フグ、マルイカ、カサゴ釣りなどにも代用できます。
他には155Sというショートモデルがあり、浅場での釣りに最適です。
こちらもカワハギ専用竿ながら2万円を割る低価格帯で、カワハギ竿の入門ロッドとしておすすめです。
がまかつ がま船 シーファング カワハギ 176AR-オールラウンド
がまかつ がま船 シーファング カワハギ 176AR-オールラウンド
がまかつのカワハギ専用竿です。
穂先に高強度のベータチタン合金が使われており、先端部分が極細になっていることで、カワハギの小さなアタリが目視でも確認することができます。
176AR-オールラウンドは浅場の釣りや、ゼロテンション(ラインを極々緩く張った状態でアタリを出す釣法)や中オモリを使った横の釣りに対応できるモデルです。
カワハギ釣り中級者以上におすすめのロッドです。
ダイワ ライトゲームXS MH-180
船釣りでのライトゲームに使える汎用性の高いロッドです。
7:3調子で穂先には高感度グラスソリッドが採用されており、目視でもアタリがわかるようになっています。
MH-180は自重109gとカワハギ竿に使うロッドとしては少し重いですが、カワハギ以外に、キス・アイナメ・カサゴ・カレイ・ライトアマダイ・ライトタチウオ・ハナダイ・マルイカなど様々なターゲットに使える万能ロッドです。
シマノ セフィアBB メタルスッテ B66M-S
シマノの人気ロッド・セフィアシリーズの、メタルスッテ専用ベイトロッドです。
B66M-Sは竿の長さが1.98mとちょうど良く、水深0~50mの潮が緩い状況の釣りに強いロッドです。
自重82gとエギングロッドの中では軽い部類に入り、軽快な操作性と目視で確認できるほどの竿先のしなりがカワハギ竿の代用として最適です。
プロックス FX攻技 筏 SE 165
プロックス FX攻技 筏はクロダイの専用竿ですが、7:3のクワセ調子で自重115gとと、カワハギ竿として十分代用できます。
大物がかかっても負けないバットパワーがあり、赤いスレッドが巻かれた穂先は視認性に優れ、アタリも明確にわかります。
筏釣りもカワハギ釣りも楽しみたいという、少しニッチな玄人アングラーにおすすめのロッドです。
まとめ
カワハギ竿を選ぶポイントは、
・竿の長さは1.8mほど
・竿の調子は「8:2」「9:1」の先調子
・自重が軽い(100g以下)
・オモリの負荷は20~40号
の5点を目安に選んでみてください。
おすすめのカワハギ竿は、
・ダイワ カワハギ X M-180
・ダイワ メタリアカワハギ MH-175
・アブガルシア Kurofune 黒船 Kawahagi カワハギ KKWC-180S
・がまかつ がま船 シーファング カワハギ 176AR-オールラウンド
・ダイワ ライトゲームXS MH-180
・シマノ セフィアBB メタルスッテ B66M-S
・プロックス FX攻技 筏 SE 165
でした。
カワハギはアタリの判断が難しく、釣れそうで中々釣れないゆえにのめり込んでいくアングラーが多いです。
本気でカワハギ釣りをするなら専用竿を使い、他の釣りをメインにしつつカワハギ釣りも楽しみたい方は万能竿を使ってみてください。