場所はというと、九州のとあるリザーバー。(場所は秘密♪笑)
2016年のREVO MGXの発売から2年という月日が経過し、2018年に待望の新作がついに登場!
どれほどパワーアップしたのか気になりますね。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
REVO MGX tremeとは?
REVO MGX tremeの簡単なおさらいから。
2018年3月に発売されたアブガルシアの最新スピニングリールです。
プロのアングラーの方も実際にトーナメントで使用するようなフラッグシップモデルの位置付けであり、現在のアブガルシアのスピニングリールの中では頂点に位置しています。
一番の魅力はリール本体の軽さであり、その重量はなんと2000番で160g。
2500番でも170gといった超軽量リールです。
カーボンとマグネシウムで構成した軽量・低慣性モーメントの新ローターにより、回転の立ち上がりが早く、しかも回転を止める時に止めやすい。
すなわち回転レスポンスの向上と、僅かなバイトも逃さない感度の良さを実現しています。
※詳細は前回の記事にてご説明していますので、そちらの記事もご覧下さい。
キャストフィールは?
今回使用したラインは3lbのフロロカーボンライン。
下巻きなしで、巻き量は80m。
ラインの巻き量は、前作のMGXでもラインの太さに応じて70~80mに設定して使用しているので、今回も同じ巻き量で使用してみます。
ラインを巻きすぎて、キャストをした時にスプールからラインが「ボワッ」っと出るのを防ぐためにも巻き量はやや少なめにするのが個人的には好みです。
使用したルアーはレインズ エコスワンプに1/32ozのジグヘッドワッキー。
実際にキャストをしてみると、前作のMGX同様に絶妙なスプールリップ形状とベールの角度によって綺麗にラインが放出されていきます。
アブガルシアのリールの一番の魅力は、キャスト時のこの綺麗なライン放出によるライントラブルの少なさではないかと思っています。
同じポイントで釣りをしている人を観察することがあるのですが、ラインがよれたままキャストをしてキャスト切れを起こしているのをよく見かけます。
MGX tremeはラインの放出時と巻き取り時のラインのよれが少なく、数時間の釣行ではライントラブルに悩まされることはありませんでした。
小型のプラグ(フローシャッドやソウルシャッド)なども軽快に飛んでいきます。
ライントラブルに関しては本当に一切気にならないといってもいいでしょう。
巻き心地は?
巻き心地の良し悪しは人それぞれ感じ取り方が違うでしょうが、国内メーカーの同じ価格帯のリールと比べると劣ります。
巻きの軽さやスムーズさはどうしても国内メーカーの数歩後追い的な感じは否めないでしょう。
巻き始めの重さや、ローターの慣性が軽減されていることによる回転持続性の低さは人によっては不快に感じるかもしれません。、
前作のMGXと巻き心地を比較してみると格段にスムーズになっていることが感じ取れますが、巻きモノの釣りに使用するには多少の快適さは犠牲にしなければならないでしょう。
しかし、打ちモノや虫系、ボトムのワーミングの釣りなどの、ルアーの回収の速さと手返しの良さが重視されるような場面では活躍できそうです。
リール1台で全てをまかなうのではなく、使用用途を限定してリールを使い分けるなら1台は持っていてもいいかもしれません。
ドラグ性能は?
ローラー形状のほかに、前作MGXから大きく変化しているのはドラグ周りでしょう。
見慣れないパーツもちらほらと、、さらにドラグノブの裏面には何やら吸盤のような形状のパーツが。(?)
※このパーツがドラグ性能にどのように影響を与えるものなのかは後々に追求していきます。
ドラグ性能に関しては、まだ大きな魚を何本も釣り上げたわけではないので判断を下すには時期早々かもしれませんが、40cm程のサクラマスの引きには十分に対応してくれました。
使用していたライン(フロロ3lb)は決して太いわけではありませんが、同じくらいのサイズのバスとは比べものにならない程のサクラマスの引きにもドラグがスムーズに出ていくため、魚とのファイト中にラインブレイクの不安は感じませんでした。
常にラインテンションを掛け続けていても、魚の急な反応には十分に対応してくれ、ロッドワークでドラグ性能をカバーしなければならないという様なことはありませんでした。
↓ ↓ ↓ ↓その時に釣り上げたサクラマスちゃん↓ ↓ ↓ ↓
サクラマスの正しい持ち方が解らないので、シャッターを押す瞬間だけ申し訳なくバス持ち。
下し金のような形状の歯が痛い(焦)
写真を撮らせてもらってランディングネットへ。
メジャーでサイズを測らせてもらうと40cm。平均サイズが解らないのでビッグサイズなのかスモールサイズなのかは解りません(笑)
使用中に感じたのは、ドラグノブの形状が個人的にはファイト中に操作しにくいかなといったところ。
慣れれば気にならなくなるかな?といった感じです。
ドラグの調整幅などは、アブワークスの今江プロモデルのスプールキットに似た感じでしょうか?(さらにスムーズな感じ)
最大ドラグ力が低くなった分、細かな調整が可能です。
まとめ
簡単な使用感は、個人的な見方では全く不満はありません。
しかし、リールの完成度が高くなるにつれて、道具としての魅力や愛着といったものは徐々に薄くなっていくように感じてしまうのは気のせいでしょうか。
前作MGXの初期不良などをのり越えた後の巻きのゴリ感、リールの不具合に悩まされながらも自分で修理していく中で愛着が湧いてきたものです。
記事のためにMGX tremeを使い倒さなければならないのに、ついつい前作MGXに手が伸びてしまう、、、、。
性能面で劣るリールの方が道具を使いこなせていると感じられるのかもしれませんね。
今後もMGX treme(たまに前作MGX)を使用していき、経過報告をしたいと思います。
追記
今回はリザーバーでの釣行。
本命はビッグバスでしたが、あまりにも釣れず、、、、、というより開始から50分間バイトすらなく、、、、
完全に挫けていたところ、不意に目の前を群れで泳いでいた魚に狙いを変更し、ジグヘッドワッキーを投入。
フォール、ステイ、シェイキングには全くの無反応でしたが、ピックアップ時の早巻きに反応したのを見てフローシャッド(フローZERO)に変更!
1投目から即バイト!50cm越えのビッグバスか!?と思うくらいの久々にガツンとくるバイトを味わえました。
釣り上げてみると思ったよりも小さい(測ってみると40cm)、、、しかもドット柄のよくわからない魚だし、、、、、近くにいた他の釣り人の方が言うには「鮎」とのこと。
念の為にスタッフ森さんに写真を送ると「サクラマスですね」との回答を頂きました。鮎じゃなかった(笑)
1匹目の引きの強さに少しだけビビり、スピニングからベイトタックルに持ち替え。使用ルアーはフローⅠ。
魚の群れがサイトで狙える距離で泳いでいるため、魚の目の前にルアーを通す感じで2投目にも即反応!
2匹目も持ち方が解らずバス持ち。魚の顎を痛めない様に指でつまむように持ってみました。
サイズは1匹目よりも少しだけ小さいかな?といった具合でしたよ。
同じサイズのバスと比べると、水底に潜ろうとする引きがすごいですね。
ベイトリールのドラグがグイグイ出されたのにはびっくりでした。
この日は結局サクラマスが2匹だけといった残念な釣果に終わりましたが、久々にパワフルな引きを体験することができました。
今年に入ってビックバスを全く釣っていないので、そろそろ釣りたいといったところですが、自然が相手なので思い通りにはいかないですね。
また次回に期待です♪
使用タックル
リール:アブガルシア REVO MGX treme 2500SH
ロッド:アブガルシア ファンタジスタ Deez 61L
ルアー:ジャクソン フローシャッド フローⅠ
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リール:アブガルシア REVO MGX 2500SH
ロッド:アブガルシア ファンタジスタ YABAI 61SULS
ルアー:レインズ エコスワンプミニ
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リール:アブガルシア REVO ALC BF7
ロッド:ジャクソン デュナミススーパーコンペティション DNC-600LS
ルアー:ジャクソン フローシャッド フローzero
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