釣kingのスタッフから「店チョー、ランカーシーバス釣りたいっす!!釣らせてください!」と要望が!
昔シーバスをよくやっていた私(店チョー・ハマ)は、ランカーシーバスが釣れるといえば博多湾の河口や糸島半島の河口付近でよく釣っていたのを思い出しました。
釣れぬなら釣らせてみせようホトトギス、、、
博多湾の河口と糸島半島の河口付近でシーバスが釣れるおすすめのポイントと、タックルや攻め方についてご紹介します!
釣らせてやるといったものの真夏でちょっとシーズン外れ、、、、果たしてランカーシーバスは釣れるのか!?
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
- 福岡県のシーバス実績ポイント「御笠川河口」と糸島半島の桜井川
- 都市部・博多に近い「御笠川」へ
- ポイント1 :新千鳥橋より0.5kmほど下流付近 常夜灯周り
- ポイント2 :新千鳥橋 橋脚付近から0.1km上流付近までの区間
- ランカーシーバス大漁釣り!糸島半島の桜井川 河口
- 後日、私だけひっそり糸島半島の桜井川でランカーシーバスにチャレンジ!
- さらに後日、できる九大生のバイト君が同じ糸島半島の桜井川でまたランカーを釣った!
福岡県のシーバス実績ポイント「御笠川河口」と糸島半島の桜井川
都市部・博多に近い「御笠川」へ
博多湾には西から室見川、樋井川、那珂川、御笠川、多々良川と流れ込んでおり、どの川もシーバス釣りで有名な河川ですが、その中でもランカーの実績が多いのが御笠川です。
釣れたらでかい御笠川といわれ、私も前は良く通っていた河川です。
ポイントもわかるため、最初に御笠川へ行くことにしました。
ポイント1 :新千鳥橋より0.5kmほど下流付近 常夜灯周り
御笠川の河口の一番最後の橋「新千鳥橋」から0.5kmほど下流がポイントとなります。
御笠川の河口は公共機関を使っての釣行は難しいポイントになりますが、車での釣行の場合は道路際に止めて釣りをすることができます。
大型船が停泊されている場合もあるため、その際は邪魔にならないように気をつけましょう。
●地下鉄でのアクセス:箱崎線「千代県庁口駅」から徒歩17分(約1.3km)
●駐車場:左岸(マリンメッセ側)にコインパーキングが点在
さて、スタッフを連れて、御笠川の河口へと向かいました。
ポイントについて海を覗くと、相変わらず濁りがひどいです。
博多湾はいつもこんな感じです。
ここは常夜灯があるため、明暗付近にシーバスが隠れています。
明るい所へは影を落とさないように少し離れた場所でタックルの準備をします。
足元の明暗にシーバスが隠れていることもあるため、狙いたい場所から少し離れ、キャスト開始です。
ベイトの気配は感じられません。
そのためフローティングタイプのルアーではなく、リトリーブスピードや操作角度(ティップ位置)により探れるレンジが変えられる『マングローブスタジオのマリブ 68』から投げていきます。
まずはティップ位置を高めにし、表層から水面直下 50cm付近から探ります。
広範囲に明暗付近を探りあたりがないため、レンジを下げていきます。
一通り投げますが、バイトやチェイスすらありません。
場所を移動します。
新千鳥橋 橋脚付近から0.1km上流付近までの区間
この新千鳥橋付近は橋より下流側は水深がありますが、橋よりも上流側はほぼシャロー帯(水深およそ1~2m)となっています。
まずは下流側から投げていきます。
橋の明暗部、足元の明暗から投げていきます。
ルアーはマリブ 68です。
ここもレンジとトレースコースを意識しながら、スローにリトリーブします。
ベイトでしょうか。ルアーに何かがごつごつとあたります。
5cm程度のイナッコがいます。
バイトやチェイスがないため、橋の上流部に移動してみます。
上流部はかなりシャロー帯です。
上流部の方へキャストし、ティップ位置を高めにし、ファーストリトリーブで橋脚の流心付近をトレースしてきます。
橋脚付近にルアー入ったところで、コンっと小さいアタリです。
アワセを入れるといきなりのエラ洗い、、、エラ洗い1発でばれましたwww
その後も同じようなコースをネチネチと探りますが、アタリなく納竿です。
やっぱり真夏の博多湾シーバスは厳しく、連日のように通いますがセイゴらしきアタリばかりで、ランカーシーバスはほど遠い感じです。
ランカーシーバス大漁釣り!糸島半島の桜井川 河口
糸島半島には博多湾に比べ大きな河川少ないため、サーフや漁港内での釣りがメインの釣りになります。
大きな河川はありませんが、サーフや堤防からでもメータークラスのシーバスが釣れています。
小さい河川にもシーバスは夜間になると、餌を求め遡上します。
●車でのアクセス:筑肥線「筑前前原駅」から車で17分(約9.6km)
●駐車場:少し遠いですが、野北漁港から南側の海沿いに駐車場があります。
桜井川も川幅は狭く、干潮時には歩いて対岸まで渡れるほど水深はありません。
この日は大潮で下潮から釣りを始めることになりました。
急いでタックルを準備します。
この桜井川も下流には常夜灯があるため、明暗があります。
とりあえず下流部にできた、岸際の明暗部へマリブ68を投げていきます。
水深がないため、ルアーを引っ掛けないように、ティップ位置を高めにし、ファーストリトリーブで巻いてきます。
すると1投目でセイゴをキャッチしました。
上流部は流心付近は若干深くなっており、河川は上流部から下流に向けて流れていきます。
ちょうどこの辺りから、下流に向けてキャストしていきます。
水深がないため、シーバスはボトム付近で落ちてくる獲物を待ち構えてるはずです。
根がかりするリスクはありますが、シンキングペンシルなどでボトム付近を狙った方が良いと思います。
小場所な為、スタッフにマリブ68 をセットして、トレースコースとレンジ、リトリーブスピードを説明して、キャストしてもらいます。
すると、
スタッフ:『テンチョー!!きました!!!
バシャバシャバシャ!!!!エラ洗いの音でサイズが良いのがわかります。
すぐにかけよります。なかなかのサイズです!!
サイズを測ってみると、70UPのコンディションの良さそうなシーバスが釣れました!!
やっぱりこんな小さな河川でもシーバスが入ってきていました。
この日は、シーバスが入ってきていることもわかったので、納竿として次の釣行へ繋げることにしました。
後日、私だけひっそり糸島半島の桜井川でランカーシーバスにチャレンジ!
前回同様、糸島半島の桜井川へ1人でひっそりと釣りへ行ってみました。
前回で大体のイメージはついています。
まとめると、、
・大潮周りの下潮。
・流心付近のボトム付近を狙う。
・水深がない為、スレさせないように数投で仕留める。
この日もルアーはマリブ68です。
前回のより雨が振ったせいか濁りが強く、上流からの流れが早いようです。
9.2gのマリブを狙いのポイントへ沈めていくには、ロッドの操作角度、リトリーブスピードとラインメンディングが必要となります。
前回と同様の位置からキャストします。ロッド角度はやや倒し目で、デットスローで水流を感じながら沈めていきます。
すると「ゴツンっ!!」と明確なアタリ!!
手応えは十分ですがしっかりフッキングしますが、すぐに抜けてフックアウト・・・やっぱり大きいのがいます。
緊張しながらも同じコースへ同じ、ロッド角度とリトリーブスピードで通すと「ゴツンっ!!」今度はしっかりフッキングも決ました!!
焦らずに慎重に寄せてきます。エラ洗いにも動じずかわしながらランディング!!!
体高もあり丸々とした80UPシーバスが釣れました!!狙い通りです!これは嬉しい!
自分の狙い通りに釣れた時の快感は忘れられません。釣りの楽しさでもあります。
さらに後日、できる九大生のバイト君が同じ野北漁港の河川でまたランカーを釣った!
釣kingで私(ハマ)と釣行にいったスタッフがシーバス釣りの話をしていたところ、別のスタッフ(ジリ君)が糸島のシーバス釣りに興味津々だったので、ポイントを教えました。
すると、見事なランカーシーバスを釣ってきました!
彼の体験談が続きます。
今回はちょうど満潮に差し掛かったタイミングで釣りを始めたそうで、もちろん下げ潮狙い。
水深のある川の中心部分は生命感を感じ取れなかったため、根掛かり覚悟で浅い岸際をトレースしました。
するとコツンと小さいアタリが。気になってもう一度投げるとフグがヒット(笑)
このフグが釣れたことでなんとなく魚が溜まっているポイントを絞り込むことに成功。
本格的に下げ潮が流れ始めますが、ここでも潮がヨレている岸際を狙います。
下流側に投げ、ルアーが流れに逆らってギリギリアクションするスピードでゆっくりとひっぱり、
ヨタヨタとルアーを動かしていると、ドン!!!!ルアーが引ったくられ、その場で凄まじい水しぶきが上がります。
ドラグが出ても慎重にやり取りしてランティングに成功!!
思わず一人しかいないのにガッツポーズまでしてました(笑)
長さだけでなく、体高も十分でイケメンなシーバスでした!!
スタッフのジリ君「スローなアクションが良さそうです。参考になれば。笑」
私 「・・・笑」
これを聞いて私も黙っては入れません。
まだまだシーバス釣行はこれからも続きそうです。
御笠川や糸島半島の桜井川 河口でおすすめのルアーは「マリブ」!
肝心なルアーは私の中でシンキングペンシルといったらやっぱりマングローブスタジオの「マリブ」
「マリブ」は通常のシンキングよりもリトリーブ時の引き抵抗が大きい為、自分がどのレンジを探っているのかわかりやすく、レンジキープにも優れていて実績も高く、信頼しているルアーです。
加えて、同じ重さの他のルアーとは一線を画す遠投のしやすさも魅力です。
飛距離のみを追求したルアーとは異なり、水中に入ってからの性能も高い、より完成されたルアーとなります。
今回の釣行でも、80UPのシーバスを釣りあげてくれました!
御笠川や糸島で釣れたシーバスは食べられる?
シーバスに限らず、魚の臭みはその釣り場での生育環境によります。
食べるかどうかは、次の点を判断基準としてみてください。
●人工的なにおい(洗剤・油・ヘドロなど)がある個体はやめる
●とくに湾奥で釣れた個体は臭いをチェック
●尾ビレなどヒレが綺麗な物を選ぶ。川に居着の個体はヒレが傷ついてボロボロになっている。
●居着きの個体は臭みがあるものと覚悟する
食べられそうな個体も、血抜きと内臓の下処理を現場でしっかりするのがおすすめです。
食べられるシーバスの個体の特徴
シーバスの食べられる個体の特徴をまとめます。
●色がきれいな銀色で黒くない
●釣りあげた時、においがない
●大きさが30cm以下で太っていない
これらは回遊している個体の特徴です。
居着きの個体は環境の影響を大きく受けていますが、回遊の個体は影響が少ないため食べても気にならない可能性が高いです。
シーバスの調理方法
釣った後は、すぐに血抜きをします。
シーバスのエラをナイフかハサミで切り、海水を入れたバケツなどに頭から入れ、海水の中で血を抜きます。
シーバスをより良い状態で持ち帰りたいときは、神経締めをしておくと良いです。
神経締め専用の道具がありますので、下の動画を参考にやってみてください。
持ち帰る際は、クーラーボックスに氷だけだとシーバスの魚体がなかなか冷えないので、魚が浸かる程度に海水を入れておきましょう。
シーバスはクセがなくあっさりとした美味しい魚なので、臭みがあまりない場合は刺身でいただいても美味しいです。
どうしても臭みが気になる場合は、カルパッチョやムニエル、塩焼きやバター焼きがおすすめです。
まとめ
福岡県のランカーシーバスが釣れるおすすめポイントは、
①御笠川河口の「新千鳥橋」から0.5kmほど海へ下ったポイント
②新千鳥橋 橋脚付近から0.1km上流付近まで
③糸島半島の桜井川 河口
です!
それぞれのポイントでシーバスを狙う際のポイントとタックル
【御笠川】
・シャローエリアが多いので根掛かりに注意
・夜釣りで常夜灯あたりの明暗ができる境目を狙う
・おすすめのルアーはシンキングペンシル「マリブ」
【糸島の桜井川】
・大潮周りの下潮
・流心付近のボトム付近を狙う
・水深がない為、スレさせないように数投で仕留める
・おすすめのルアーはシンキングペンシル「マリブ」
【おすすめのタックル】
・ロッド:8ft~9ft前後のML~L
・リール:シマノ ダイワ 2500番~3000番
・ライン:0.8号~1号
・リーダー:フロロライン 16lb~20ld
・ルアー:マングローブスタジオ マリブ 68
海と繋がっていて干潮時に海水がなくても満潮時にある程度の水深さえあればシーバスが入いらないってことはないはずです。
近くにも未開拓のシーバスポイントがあるかもしれません。
皆さんも探されてみてはいかがでしょうか。
今回シーバス釣りに使用したタックル
■ロッド
シマノ エクスセンス S906M/RF、ラテオ 96ML・Q
■リール
シマノ 16ストラディック CI4+ 4000HGM、16ヴァンキッシュ C3000HG
■ライン
アバニ シーバスPE マックスパワー 0.8号、バリバス アバニ シーバスPE スーパーセンシティブ LS8 1号
■リーダー
シーバス バリバス ショックリーダー(フロロ) 20lb、バリバス ショックリーダー(ナイロン)16Lb
■ルアー
邪道 スーサン、ニーサン、チョーサン、シマノ エクスセンス サイレントアサシン 120F、マングローブスタジオ マリブ68、メガバス カゲロウ 124F