大切なロッドを移動中に壊さないためにも、しっかり保護してくれるロッドケースを選びましょう。また釣行にいかない場合でも、ロッドケースがあればロッドの保管に役立ちます。今回は釣り初心者さんでまだロッドケースを持っていないアングラー向けに、ロッドケースの選び真方とおすすめのロッドケースをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
ロッドケースを選ぶポイント
ロッドケースを選ぶ際には、以下のポイントを基準に選んでみましょう。
・ケースの素材はセミハードがおすすめ
・ケースの長さはロッドが収まるサイズに
・ロッドを数本持ち歩く場合は収納本数をチェック
・リールインや肩掛けベルトなどの付属品があるか確認
ポイント|素材(ハード・セミハード・ソフト)
ハードタイプ
・強化プラスチックや樹脂、アルミなど硬い素材を使用
・耐久性が非常に高い
・重量がある
・高価
・飛行機で遠方にいくアングラーにおすすめ
セミハードタイプ
・強化プラスチックや合成樹脂など硬い素材を使用
・耐久性が高い
・ハードタイプより軽い
・最も汎用性が高い
・車に積みやすい
・船釣りや磯釣りにおすすめ
ソフトタイプ
・非常に軽く持ち運びやすい
・価格が低い
・コンパクトで収納しやすい
・耐久性は劣る
・ホコリや汚れからロッドを守るのにおすすめ
特別な理由がないなら、初めてのロッドケースはセミハードタイプがおすすめです。
ポイント|長さ
ケースの長さは、収納したいロッドが入る長さにするのが大前提です。
その上で、ケースの内寸とロッドの長さがジャストサイズのものを選びましょう。
様々な種類のロッドを収納することがあるから…と長めのケースを買ってしまうと、短めのロッドを入れようとした際に、ケースの内側の滑り止めテープの位置が合わずにうまくロッドが固定できない、ということもあります。
ロッドがうまく固定できないと、移動時にロッドが動いて壊れてしまう恐れがありますので、ケースの長さはロッドに合うぴったりサイズを選びましょう。
ポイント|収納本数
釣行にロッドを複数持っていくアングラーは、ロッドケースの収納本数もチェックしておきましょう。
ケースの大きさは、必ず入れたいロッドの本数に合わせて選びます。
もし本数が少ないのに大容量のケースを使ってしまうと、ケース内部に隙間ができてロッドをうまく固定できず、ロッドに傷がついてしまう恐れがありますので、ご注意ください。
目安としては、通常のロッドケースが3~5本、大容量のケースだと5~7本ほど収納できます。
ポイント|リールイン、ポケットなど
ロッドケースには、リールをつけたまま収納できるリールインタイプや、ケース側面にギャフ玉などを入れるポケットが付いているタイプなどもあります。
リールインはロッドにリールをつけたままケースに収納することができるタイプです。
特に磯釣りでは、足場が不安定な磯でリールをつけるのは手間がかかりますし、準備の時間が長くなればなるほど釣行の時間が短くなってしまいます。
仕舞寸法の短い「磯竿」用に設計されているケースもあるので、磯釣りでは特にリールインタイプがおすすめです。
他にも、釣行に使うルアーやガン玉などの釣具小物を入れるポケット付きだと、タックルをまとめて持ち運ぶのに便利です。
持ち運びやすさをより重視するなら、ラバーグリップや肩掛けベルトが付いているものを選びましょう。
シチュエーション別おすすめロッドケース
ロッドケースは釣り場の状況によって求められる性能が多少異なりますので、おすすめのロッドケースはシチュエーション別にご紹介します。
ただし、ロッドケースを初めて購入される方向けに、一番扱いやすいセミハードタイプに絞ってピックアップしています。
おすすめロッドケース|磯釣り用
磯釣りに持っていくロッドケースは、足場が不安定な磯でケースを背負ってもバランスが保ちやすいよう、軽くてショルダーベルトがついているものが最適です。
収納本数は、置き竿や予備の竿を入れても2〜3本入れられれば十分です。
磯では岩の隙間に小さな釣り具が入っていってしまったり、道具をどこに置いたか見辛かったりするので、細かなものが収納できるポケット付きがおすすめです。
(リールインもおすすめですが、リールインは後ほどまとめてご紹介します)
ダイワ SL ロッドケース
ダイワの定番ロッドケースで、サイズが52S〜170Sとバリエーション豊富で使いやすいモデルです。
内部にロッドの衝撃を押さえるクッションが入っており保護性能が高い一方、スーパーライトタイプで軽さもピカイチなのが嬉しいポイント。
収納できるロッドの目安いは、52S・85Sは1~3本、110S以上はセンターカット2本継竿 1~3本となっています。
持ち運びに便利なハンドル・ショルダーベルト付きで、ベルトには暗い場所でも所在がわかりやすいリフレクター仕様なのに、最も大きい170Sでも5,000円を切るほどコスパが良く、初めての磯用ロッドケースにおすすめです。
ドレス セミハードロッドケース
ケースの素材はポリカーボネイト製で衝撃に強く、中のロッドをしっかり保護してくれる人気のロッドケースです。
特に内部のロッド固定ベルトは、150サイズには4か所、180サイズには6か所設置されており、マジックベルトなのでロッドの太さに合わせてぴったり固定しやすく、ソルトゲームなどで多用する太いグリップのロッドも問題なく固定できます。
表面は海水や汚れにも強く、手入れも楽なのも高ポイント。
自重は1.9kgと比較的軽く、磯竿3本とルアーロッドが2本ほど収納できる、容量も大きめな万能ロッドケースです。
CHONMAGE FISHING ハードシェルロッドケース
・楽天市場 CHONMAGE FISHING ハードシェルロッドケース
・Yahooショッピング CHONMAGE FISHING ハードシェルロッドケース
・ヤフーオークション CHONMAGE FISHING ハードシェルロッドケース
軽量かつ高強度のセミハードケースで、品質も価格も良いコスパが優秀な商品です。
サイズはライトゲーム用の1250サイズ、石鯛竿やクエ竿が入る1550サイズ、大口径ガイドの2ピースルアーロッドは入る1650サイズがあります。
他のロッドケースと比べて価格は抑えながら、内部はメッシュポケットやマジックベルト付きなので、安心してロッドを持ち運べます。
現在ご好評につき、一部のサイズが欠品していますが、再入荷された際はブログやSNSでお知らせいたしますので、ぜひ当店のネットショップやSNSをご覧ください。
おすすめロッドケース|大容量
大容量サイズのロッドケースは中級者〜上級者向けとなっています。
ロッドを持ち運ぶだけでなく、保管メインとしても使いやすいです。
ロッドを多く積める反面、移動の際の重さやロッド同士の接触が気になることもあるので、ショルダーベルト付きで、保管の際にはロッドを竿袋に入れて収納しておくとより良いです。
シマノ ロッドケース ストレートBR-035U
シマノの大容量・ストレートタイプのロッドケースです。
サイズ展開は、135・165・195の3サイズとなっており、内寸がより広いワイドタイプ(165W・195W)もあります。
一番小さいサイズでも2ピースバスロッドが4本も収納でき、195W(ワイドタイプ)はショアジギングロッドが5本ほど積めるという、まさに大容量ケース。
強化プラスチックが使われているのに一番大きいサイズでも1万円ちょっとという高コスパで、予備の竿をたくさん持っていきたい!でもロッドも守りたい!という方には特におすすめです。
プロックス ラウンドエアーロッドケース PX937183K
ロッドケースには珍しい、長さが調節できるハードロッドケースです。
釣行に使用するロッドに合わせて外寸の長さを自由に調節できるので、1本のロッドケースで様々な釣行(ロッド)に対応できて非常に便利です。
ケースの直径に合わせて9φ〜18.5φの4サイズ展開となっており、調節できる長さは以下の通りです。
直径 | 長さ |
9φ | 62.5〜102cm |
11.5φ | 88〜153cm |
13.5φ | 80〜136cm |
18.5φ | 106〜183cm |
耐衝撃性に優れた高密度ポリエチレン素材が使われており、11.5φ〜18.5φの3サイズは蓋部にスポンジクッションが付いているので、安心してロッドを詰め込めます。
XSONGANG 釣り用ロッドケース
120cmまでのロッドが入る、幅が広くて大容量のロッドケースです。
ロッド、ピトン、たも網など様々な釣具が収納でき、サブポケットが3つも付いているので、竿掛けやタックルケースや釣り小物がすべて入るよう設計されています。
またリールをつけたままでも4本のロッドが収納できます。
タックルボックスを持ち歩きたくない!とにかくロッドをたくさん入れたい!という方には非常におすすめのロッドケースです。
おすすめロッドケース|リールイン
リールインタイプのロッドケースは、バッカンやリュックなど荷物をできるだけ増やさず、タックルをコンパクトに持ち運びたい方におすすめです。
ただし、収納できる本数は、一緒にいれるリールの大きさや位置によって変わってきますので、ご自身のタックルに合わせてケースの大きさをチェックしましょう。
ダイワ トーナメント ライト ロッドケース(C)135R
ダイワ磯ロッドケースの最高峰と言われるロッドケースで、リールの保護性を高めるプロテクターやリールがすっぽり入る立体成型「大容量ポケット」が付いています。
トーナメントに使用する大事なタックルを守るのに特化したケースで、耐久性の高さと圧倒的な軽さがプロ・アマ問わず人気です。
リール付きフカセロッドを2本まで収納できる容量で、釣り場をはしごしたりランガンの多い釣行にぴったりのロッドケースです。
シマノ ロッドケース リールインRC-031Q
内側にハード素材を使用した高耐久のリールインタイプながら、1万円を切るほどコスパの良いロッドケースです。
サイズは125R・135R・145Rの3種類あり、135Rと145Rにはワイドタイプがあります。
Rサイズは磯竿リール付1本・予備竿3本・玉ノ柄1本が、RWサイズはリール付2本・予備竿4本・玉ノ柄1本が収納可能です。
自重が2kgとやや重めですが、その分頑丈で型崩れしにくいので、磯や瀬のはしご釣行におすすめです。
シマノ リミテッドプロ ロッドケース
シマノのロッドケースの中でもハイエンドモデルで、内側にロッドをしっかり保護するハード材を内蔵し、ケースの保形性をしっかり保つロッドケースです。
段差式収納で、磯竿(1.5号)リール付2本、予備竿2本、玉ノ柄1本、チャラン棒1本が収納できる容量となっています。
安定感の高い滑り止めラバー付の底カップや、替えスプール・偏光グラスケースが入るポケット、柄杓・コマセミキサー・タモなどが収納できるセパレーションポケットなど、多機能なのが大きな特長です。
まとめ
初めてロッドケースを購入する場合は、
・ケースの長さはロッドが収まるサイズに
・ロッドを数本持ち歩く場合は収納本数をチェック
・リールインや肩掛けベルトなどの付属品があるか確認
の4つを基準に選んでみましょう。
その上で、おすすめのセミハードタイプのロッドケースは
・ダイワ SL ロッドケース
・ドレス セミハードロッドケース
・CHONMAGE FISHING ハードシェルロッドケース
・シマノ ロッドケース ストレートBR-035U
・プロックス(PROX) ラウンドエアーロッドケース PX937183K
・XSONGANG 釣り用ロッドケース
・ダイワ トーナメント ライト ロッドケース(C)135R
・シマノ ロッドケース リールインRC-031Q
・シマノ リミテッドプロ ロッドケース
釣kingのオリジナルロッドケースも、おかげさまでご好評につき現在大きいサイズは売り切れておりますが、ぜひ他の釣具とも合わせてネットショップを探してみてください。