今回は博多湾の有名スポット 那珂川の河口~上流部までのポイントをご紹介させていただきます。
この日の撮影は5月中旬です。
例年ならバチ抜けシーズンでもあり、ベイトのイナッコ(ボラの稚魚)も入り河口付近から上流部まで入り、シーバスもそれを追って遡上している季節です。今回はポイント解説と実釣、河口付近で釣れたシーバスの捌き方から試食までご紹介させていただきます。
投稿者プロフィール
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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目次
- シーバスが釣れる那珂川流域9つのポイント!まずはボートレース福岡前のパーキングへ駐車
- ポイント1:ボートレース福岡前
- ポイント2:福岡市都市高速環状線 高架下 上流
- ポイント3:福岡市都市高速環状線 高架下 下流
- ポイント4:那珂川最下流 櫛田神社浜宮 前
- ポイント5:那の津大橋 橋脚 下流
- ポイント6:那の津大橋 橋脚 上流
- ポイント7 :博多中学校前
- ポイント8:須崎橋 橋脚
- ポイント9:大黒橋 橋脚下
シーバスが釣れる那珂川流域9つのポイント!まずはボートレース福岡前のパーキングへ駐車
●地下鉄でのアクセス:箱崎線「呉服町駅」空港線「中洲川端」から徒歩17分(約1.3km)
●バスでのアクセス:「築港本町」から徒歩3分(約0.2km)
天神方面から那珂川方面へ行き、那の津大橋を左折して0.1km 右側にコインパーキングがあります。
夜間 20:00時以降は60分100円となっています。
ポイントの那珂川からもすぐ近くなのでオススメの駐車場になります。
周辺にはコインパーキングが点在しておりますので、満車の場合は他の場所を探されてみてください。
道順などは動画の方がわかりやすいかもしれません↑↑
ぜひご覧ください!
ポイント1:ボートレース福岡前
今回駐車した場所の前のポイントになります。
水深はとても浅く、干潮時には底まで見えるため、シーバスの姿が目視できます。
基本的には、満潮付近が釣りやすいポイントです。
前にはボートレースのフェンスがあり、その周りにシーバスがついています。
フェンスに引っ掛からないように狙います。
ポイント2:福岡市都市高速環状線 高架下 上流
この日は橋脚付近に先客の方が入られていたため、釣りをすることはできませんでしたが、
基本的には橋脚付近を狙い、満潮付近から下潮がよく、シンキングペンシルのドリフトや、明暗付近でバイブレーションを投げても面白いと思います。
ポイント3:福岡市都市高速環状線 高架下 下流
福岡市都市高速環状線 高架下 下流は上流よりも高架下へもキャストしやすく、橋脚も狙いやすいです。
高架下や橋脚へは大型のシーバスがついていることがあります。
ビッグベイトなどで大型シーバス狙いでやってみるのも良いと思います。
ポイント4:那珂川最下流 櫛田神社浜宮 前
●地下鉄でのアクセス:箱崎線「呉服町駅」空港線「中洲川端」から徒歩21分(約1.7km)
●バスでのアクセス:「博多ふ頭」から徒歩3分(約0.2km)
那珂川の最下流部になります。
初夏~秋にかけて20cm前後コノシロが入り、大型のシーバスも釣れるポイントになります。
水深もあるため、テクトロやガンジギでも実績のあるポイントです。
ポイント5:那の津大橋 橋脚 下流
●地下鉄でのアクセス:箱崎線「呉服町駅」空港線「中洲川端」から徒歩13分(約1.0km)
●バスでのアクセス:「築港本町」から徒歩3分(約0.2km)
最下流から上流部へ向けて歩きます。
ボートレース場の上流部にある最初の橋が「那の津大橋」になります。
年間通して一番シーバスが釣れることが多いポイントです。
橋も大きいため橋脚も狙いやすく、上げ下げ共に狙えるポイントになります。
この日はこの那の津大橋 周辺がベイトのイナッコ(ボラの稚魚)が多く入っており、シーバスのボイルも多くありました。
ポイント6:那の津大橋 橋脚 上流
那の津大橋 橋脚 上流部になります。
橋脚をタイトに狙うことができます。
横には遊歩道があり、そこから橋脚を狙うことができます。
ポイント7 :博多中学校前
博多中学校前のポイントは遊歩道も広く、ストラクチャーなども特にないオープンエリアになります。
初心者の方などキャストの練習するにはもってこいの場所です。
ポイント8:須崎橋 橋脚
須崎橋は那の津大橋に似たような立ち位置で釣りすることができます。
橋脚周りや明暗を狙うにはとても釣りやすいポイントです。
この日はこのあたりまで、イナッコ(ボラの稚魚)が入っていました。
ポイント9:大黒橋 橋脚下
「大黒橋」は下に水門があり、梅雨から夏にかけて水量が増えた時に水門が開き、そこからシーバスがこの大黒橋や上流にも遡上してきます。
雨後には狙い目のポイントになります。
遊歩道へ降り、釣りをしてみましたが、まだ水門も開いていないため、ベイトやシーバスの確認はできませんでした。
実釣!下流部の那の津大橋でシーバス釣り
今回、下流から上流付近まで釣りをしながら、ポイントを見た限り、ポイント5、ポイント6の那の津大橋 橋脚周りが1番ベイトとシーバスの確認ができました。
この日は大潮です。
満潮が22:25分です。
下潮が動き始めるのが23:30分前後でしょうか。
その時間帯を狙い、下流部の那の津大橋へポイント移動です。
上流部の大黒橋から那の津大橋までは歩いて10分ほどで到着です。
今回は3人での釣行です。3人ともにタックルと釣り方が違います。
タックルデータはこちらです↓
ロッド :7ft L-ULクラス
リール :ダイワ製 2500 ハイギアモデル
ルアー :レイドジャパン レベルバイブ 9g、セイラミノー 70S、ラパラ カウントダウン CD-4
ロッド:9.0ft ULクラス
リール:シマノ製 C3000 ハイギアモデル
ルアー:ラッキークラフト B’Freeze (ビーフリーズ)ラパラ カウントダウン 65S、CD-7 タックルハウス ローリングベイト 66 コモモスリム 95
ロッド:8ft MLクラス
リール:ダイワ製 2500番 ハイギアモデル
ルアー:ジャクソン ワンダー 80、サーフェイスワンダー 90
本格的に釣りを始めたのが、ちょうど上げ止まり付近です。
なかなかバイトはあるが乗らない状況でしたが、
まずは、のぶがラッキークラフト B’Freeze (ビーフリーズ)65S でセイゴをキャッチです。
ベイトのイナッコ(ボラの稚魚)が溜まっていたポイントを見つけ、ベイトの奥へキャストし少し沈めて、ファーストリトリーブで巻いていると、ピックアップ寸前にバイトがあったようです。
25cm前後ですが、シーバスを確認することができました。
とりあえず小さいのでリリースします。
しばらく、アタリのない時間が30分ほど続きますが続いては、、、ハマにバイトです。
ラッキークラフト ワンダー 80を那の津大橋 上流部の橋脚 付近へキャストし、水面直下 30cm前後をトレースするイメージでアクションさせていると、ひったくるようなバイトが2回。
1匹はバラシたもののセイゴをキャッチです。
なかなかサイズがでないため、那の津大橋の下流側の橋脚付近へポイントを移動します。
ちょうど下潮が動き始めました。
そろそろサイズの良いのが釣れるかなと思っていると、、、森にバイトです。
レイドジャパン レベルバイブ 9gを橋脚へキャストし、ボトムを取り、ファーストリトリーブで巻いていると、バイトがでたようです。
やりました!
今回目標とする、40UPのフッコサイズです!!
魚体も綺麗なため、これを持って帰り明日、会社で捌いてスタッフみんなで食べることにします。
持ち帰る際は、クーラーボックスに氷だけだとシーバスの魚体がなかなか冷えないので、魚が浸かる程度に海水を入れておきましょう。
【捌き方】シーバスを捌いて、ムニエルにして食べてみた!
今回釣ったシーバスはセイゴよりも若干大きいぐらいの40cm前後の個体です。
釣り上げた時も臭みもなく、尾ビレも綺麗な状態でした。
居着きのシーバスはヒレがスレてボロボロになっていることが多いです。
さて、捌いていきます。
まずは表面の滑りを取っていきます。魚の表面には菌がついています。
しっかりと水洗いをしましょう。
今回はムニエルにしますが、シーバスなど、河川にいた魚はこの皮が臭うことがあるため皮は剥ぎます。
そのため、鱗は落としません。鱗がついたまま捌いていきます。
頭を落とし内臓を出す
頭を左にし、腹を上に向けて、胸ビレから下ビレに向けて包丁をいれ、頭を落とします。
次は反対の面も同じように包丁をいれます。
頭を落とす際に、シーバスのエラ骨には気を付けましょう。
とがっているため、手が当たるとケガをする恐れがあります。
腹を開きます。内臓には白い脂がしっかり入っていました。
背骨についた浮袋を取り、血合いを取り除きます。
3枚卸しにする
3枚に卸していきます。頭側を右に向け、腹側から卸してきます。
中骨に包丁を沿わせながら卸します。
背側も同じように卸します。
3枚卸しの完成です。
皮を剥いでいきます。外引きで皮を剥ぎます。
鱗を残しているため、鱗をとった状態よりは皮を剥ぎ易いです。
皮を剥いだ身に鱗がつくため、しっかり水で洗い流します。
切身を作る
切身は皮目を下にして、腹骨の向きに合わせて切っていきます。
長さは10cmほどで、厚みは2.5cm程度に切りましょう。
切身に塩胡椒と小麦粉をつけて焼く
切身に塩胡椒と小麦粉を全体的に振ります。
中火でフライパンを熱しバターを入れ、バターが溶けたところで、刻みニンニクを入れ少し炒めます。
ニンニクに色が着いたところで、切身を入れています。
全体的に焦げ目が付き、身に火が通ったら出来上がりです。
さて、みんなで食べてみます。
那珂川で釣れたシーバスと聞き、恐る恐る食べています。
ですが、実際食べてるとみんな美味しいとバクバク食べてました。
釣った森もこの表情、、ww
今度から小さいの持って帰ろーwwって言ってましたよw
それぐらい本当に美味しかったです。
シーバスは意外とクセがないので、釣れた場所の水質がよければ刺身で食べることもできます。
臭みが気になる場合は、カルパッチョやムニエル、塩焼きやバター焼きがおすすめです。
那珂川のおすすめタックルとルアーセレクト
今回バイトが一番多かったルアーは、ラッキークラフト ワンダー 80 です。

©️https://www.luckycraft.co.jp/product/salt/Wander.html
「不朽の傑作」とも言われているシーバス界で超有名なルアーです。
ティップポジションを高くし、水面直下を巻いてくるのが良かったです。
おすすめのタックルとして、ロッドは遠投性能と取り回しが良い、8ft~9ftのML~Lクラスのロッドを選ばれると良いと思います。
リールは2500番~C3000番クラスにPEライン 0.8号を150mほど巻いておきましょう。
リーダーはフロロリーダー 16lb~20lbがおすすめです。
まとめ
博多湾シーバスの有名スポット 那珂川のポイントは、
- ボートレース福岡前
- 福岡市都市高速環状線 高架下 上流
- 福岡市都市高速環状線 高架下 下流
- 那珂川最下流 櫛田神社浜宮 前
- 那の津大橋 橋脚 下流
- 那の津大橋 橋脚 上流
- 博多中学校前
- 須崎橋 橋脚
- 大黒橋 橋脚下
です!
基本的には満潮時で、下潮が動き始める時間帯を狙うのがおすすめです。
ポイントによって水深や雨後の状態など違いがありますので、ポイントを移動しながらその日のコンディションやベイトの様子を観察してシーバスを釣り上げましょう。
那珂川のシーバス釣りに使用したタックル
- ロッド:8ft~9ftのML~Lクラス
- リール:2500番~C3000番
- ライン:PEライン 0.8号
- リーダー:フロロリーダー 16lb~20lb
- ルアー:ラッキークラフト ワンダー 80