6月6日、一年ぶりに夜焚きイカメタルへ行って参りました。
去年は思うような釣果はでず、ヤリイカ5杯という結果に終わってしまいました。
今回は、去年の雪辱を晴らすべくNEWアイテムを導入し、クーラー満パンを目指します。
釣行前日には、釣kingの店長ハマノイから『沖漬けが食いたい』と告げられていたので釣るしかありませんよね。
そんなプレッシャーを跳ねのけ、去年の屈辱も晴らすことができたのか?
※本編終盤にはイカの調理方法や捌き方を紹介しますよ。参考にしてみてくださいね。
投稿者プロフィール
-
好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
最新の投稿
目次
仕掛けづくり
今回の釣行も私の尊敬する先輩である糸島市船越の龍王(仲西船長)です。
船長の情報では、イカの夜焚きが6月から本格的に始まり、型のよいヤリイカが軽く一人30杯は超えているという状況。
そんな情報を聞いた私は、美味しいヤリイカを「たらふく食いたい、釣りたい!」といった気持ちとともに仕掛け作りをはじめました。
イカメタルの仕掛けにはこれといって決まりはなく、人により様々です。
私は至ってシンプルな、道糸とハリスの間に3股サルカンを使用し、下にはオモリスッテをつけます。
使用する疑似餌は、スッテはもちろんのこと一般的にササイカ釣りで使用されるエギ(1.5号~2.0号)を用います。
今回はこんな感じです。
日が出ているうちに
午後5時半に港に到着し同船者にあいさつを交わし午後6時に出港しました。
今回の釣行場所は、福岡市最北端にある小呂島周辺です。
約1時間半の道のりの船中では、船長にアドバイスを聞いて釣るイメージを膨らませていきます。
船長曰く、でかいヤリイカはボトムで釣れる確率が高いみたいですね。
ふと辺りを見渡すと綺麗な夕日が見えます。
船の上で見る夕日は格別。日常で荒んでしまった心が浄化されるようです。
そうこうしているうちに目的地に到着。
まだ空は明るい状況でしたのでタイラバをしてみましたが、当たりは無く。
そんなことをしていると、すぐさま同船者に良型の本命ヤリイカが!!
まだ、日は完全に落ちてはいませんでしたが即、イカメタル仕掛けへと変更します。
一投目、幸先よく当たりが、、、、、、、
ですが、ん??イカがついてるか、ついてないか分からない程ですがティップが沈みます。
一応回収してみると、
正体は、本命ヤリイカ、、、、ではなくスルメイカの赤ちゃんでした。(嫌な予感)
リリース。
二投目、狙いの棚まで落とす前に道糸がたるみイカのあたりがあります。
すぐさま糸ふけを取りアワセをいれます。が、また手元に伝わってくる感じが先程と同様です。
スルメイカの赤ちゃん
リリース。
数回同じことを繰り返しているうちに、いつの間にか日が完全に落ちていました。
水面には、光に集まってきた赤い小さなベイトにそれを追うイワシ?とトビウオ。
と、ここまではいつも見る光景ですが、
そのイワシとトビウオにスルメイカの赤ちゃんが水面を割る勢いで追いかけています。
活性高すぎ!ヤリイカ釣れるかな?大丈夫かな??と心配になりました。
NEWアイテムの威力は?
NEWアイテムとはミニ海中集魚灯です。
私が使用したのは緑色の点滅をするものですが、他にも赤色のライトやレインボーに光るものまでさまざまな種類があります。
実は、本場のイカ釣りの漁師さんから学んだ仕掛けの一つでもあります。
ミニ海中灯をつけてまもなく船長からのアドバイスが、
水深50~30mに反応が濃くでてきましたよ。
ナイスタイミング!!
すぐさま仕掛けを投入。
50m付近まで落として誘いを入れます。(水深は60m)
私が行う誘い方は、竿の穂先を1m程ゆっくり上げゆっくり降ろす。
降ろしたらピタッと止める。
若しくは素早く1mあげ素早く降ろす。
そしてピタっと止める。
このゆっくりと素早くの組み合わせも効果的ですが、基本的にこの2パターンで行います。
個人的には降ろす時(フォール中)に食ってくることが多い傾向にあると思うので、集中して行っています。
誘いを行いピタッと止めた瞬間に竿先がグンっと1度跳ね上がりスッと入っていきます!!
すぐさまアワセをいれます。
よしっ
大きい!重い!
あとは、糸がたるまないように一定の速度でリールを巻いていきます。
上がってきたのは良型の本命ヤリイカです!!
ミニ集魚灯効果かな!?
カラーが大事?
同船者の方も良型のヤリイカを数本キャッチしているようですが、赤ちゃんスルメイカの猛攻に手を焼いています。
水面を割る勢いでベイトを無我夢中で追いかけており、狙いの棚に落ちる前に食ってきます。
スッテオモリを20号から30号と重くしても活性が高いスルメイカの赤ちゃんを交わすことができません。
半分諦めモードで赤ちゃんスルメイカと遊んでいましたが、徐々に減りだしてきました。
チャンスと言わんばかりにボトムから10mの間の水深を探ります。
誘いを入れ降ろしていると道糸がたるみます。
よし!!フッキングを行いヒット。
沖漬けにちょうど良いサイズ(25cm)のヤリイカでした。
やっと店長にお土産ができました。内心よかったーと少し肩の荷が下りた気がします。
ですがまだまだ足りません。
この後も同じ誘い方でやってみるもそこまで釣果が伸びなかったので、
同船者が釣れているカラーに合わせてみようと思い、4本中2本をレッドヘッドの白カラーにチェンジ
ボトム着底後、1回目の誘いですぐさまあたりが!!
あがってきたのは、私自身今日イチのサイズのヤリイカでした!!
船長の言う通り、サイズが大きいのは、ボトム付近にいることが多いようです。
その後、調子よく10匹程連続で釣ることができたので、最低限のお土産は確保できました。
未確認生物
水面にふと、目を向けてみると4匹ほどの未確認生物が船の周りをグルグル。
気になりだしたらどうしようもできない私は、船長にタモをお借りしてタイミングを見計らいすくってみました。
こちらです。
よくみてみると
あの生きた化石オウムガイを連想させるような貝殻の中にタコと思われる生物が入っていました。
この生物ご存知の方いますか??
船長も初めて見る生物らしく気味が悪いので、撮影だけをして海に帰ってもらいました。
墨を吐いていたので、タコだとはおもいますが、、、、、、
気づいてみたらもう帰港の時間です。
終盤には隣のお客様に嬉しいゲストも!!!
真ハタです。
スッテに食ってきてましたよ。
羨ましいです。
釣果はヤリイカ、お持ち帰りサイズのスルメイカ合わせて30杯ほどで満足がいく釣果ではなかったですが、
楽しく次回に繋がる勉強ができたことは間違いありません。
超簡単なイカの捌き方(イカソーメン偏)
私が日頃行っているイカの捌き方と料理メニューをご紹介させていただきます。
まず、イカの頭から耳にかけて腹部に包丁を入れ一枚に開きます。
このとき包丁と反対の手で頭部(足)を持つとスムーズに切れます。
※墨袋を切らないよう浅く包丁を入れてください。
開いたら、頭と身の部分を取り外します。
次に墨袋を優しく指で摘んで頭から耳の方向へ引きます。
頭を外します。
耳をちぎらない程度に強く持ち皮と一緒に引きます。外した頭は取っておきましょう。
皮と身が一緒にひっついてくることがありますので、指を皮と身の間に入れながらゆっくりと行います。
残った皮は水をかけてぬめりを取りながら、皮と身に擦り付けて剥ぎます。
水気をとり、キッチンペーパーで行うのもお勧めします。
頭部側の硬い部分を切り落とします。
その後横に半分に切ります。
頭から耳の方向へ幅0.1~0.3mmの幅で切っていきます。私は、この切り方で食べるのが大好きです。
醤油にもよくからみ、絶妙な食感と甘みが味わえるとおもいます。
イカの耳も身と同様に皮を剥いで細く切ります。
イカの足は目がついている部分を下に向け、身と同様に開きます。
目とクチバシを取り除きます。
イカのワタや卵は煮付けにして食べることができますので捨てずに取っておきましょう。
イカの足の皮は取れる部分をとります。
完成!!
向かって右がイカソーメン、左が縦に切り込みを入れ均等の幅で横に切ってみました。
イカの足は天ぷらに、卵とワタは煮付けにしました。
イカのくちばしは塩もみを行いぬめりを取って串に刺し半日程干します。
そのまま魚焼き機で焼いて食べるとビールが進みます。
最後に沖漬けです。
会社で釣kingスタッフみんなでたべました。
まとめ
日が沈む前からボトム付近にヤリイカの反応がでていましたが、
それ以上にスルメイカの魚影が濃く活性の高い日となりました。
そこをどのようにくぐり抜けてヤリイカがいる棚に落とすかを見つけれない釣行となってしまいましたが、お土産には十分の釣果を得ることができたのでよかったです。
その釣果をあげることができた背景には、ミニ集魚灯とカラー選びがキモとなったのではないかと思います。
今回のことを踏まえ、今シーズンまたチャレンジしたいと思います。
龍王さんのHPではいい釣果がでています。
イカメタルに興味がある方、ヤリイカを食べたい方は挑戦してみてはいかがでしょうか?
船内では釣りたてのヤリイカを捌いてくれますよ!!