シーバス(スズキ)は春のマダイ・冬のヒラメと並ぶほど高級魚とされる夏の白身魚、ぜひ釣ってみたいですよね!シーバスを釣る上で選ぶべきPEラインを、釣具の総合メーカー「デュエル」社の中から厳選しました。
投稿者プロフィール
父親が大の釣り好きで物ごごろついた時から釣りに囲まれた環境で育ちました。
現在では父親譲りの釣り好きとなり、ヒラマサ、シーバスをはじめとしたソルトウォータールアーフィッシングを中心に釣りに励んでおり、今後は様々な魚種、釣りにチャレンジしていきたいです。
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目次
- デュエル社製厳選!シーバス釣りにおすすめのPEライン5選
- ハードコア X4 プロ
- ハードコアスーパーX4/X8
- スーパーエックスワイヤー 4/8
- アーマード F+ 100m/150m/200m
- アーマード F 投げ 200m
シーバス釣りにはPEライン!その理由とPEラインの選び方
シーバス(スズキ)は春から秋にかけて、内湾や河口に生息する魚です。
シーバスは淡水域でも生活できるので河川や漁港内でも意外と釣れますが、主に河口や磯、サーフ(海岸)に生息しています。
特に磯は岩にあたる波によって水中の酸素濃度が濃く、シーバスにとって身を隠す場所が多いため、漁港や河口付近よりも多く生息しています。
また、磯に多く生息しているヒラスズキは一般的にシーバスと呼ばれるマルスズキよりも体高があるため、引きが強いという特長を持っています。
この大きめのシーバスの引きに耐えるために、選ぶラインはPEラインがベストです!
そもそもPEラインとは?
PEラインは、極細のポリエチレン素材の原糸を複数本、編み込んで(撚って)1本にして作られています。
原糸を編み込んで作っているため、
・ライン強度が強い
・ポリエチレン自体に伸縮性があまりない=感度が高い
・ナイロンやフロロよりもルアーキャスト時に飛距離がでる
という特長を持っています。
また、PEラインは編み込む原糸の本数によっても特長が分かれます。
原糸4本で編み込んでいるものを4本撚り(編み)、8本で編み込んでいるものを8本撚り、12本で編み込んでいるものを12本撚りといい、店頭には4本撚りと8本撚りがメインで取り扱われています。
(ただ、今回ご紹介するデュエルには12本撚りのPEラインは現在のところありません。)
一方、PEラインにもデメリットがあり、
・摩擦に弱い(ショックリーダーが必須になる)
・糸に浮力がある=水に浮きやすく軽いルアーなどは扱いにくい
という難点もあります。
ただ、現在は摩擦にも強いタイプや、比重が重いラインなど様々な種類が開発されており、PEラインのデメリットが軽減された幅広い種類のPEラインが発売されています。
シーバス釣りにPEラインがベストな3つの理由
特にシーバス釣りとPEラインの相性が良い理由として
・ルアーを操作しやすい(入り組んだ磯などの難所でも遠投しやすい)
・直線強度が高い
・耐久性が高い
の3つがあげられます。
特に、直線強度と耐久性は重要です。
というのも、シーバスはハリに掛かるとジャンプしながらエラを精一杯に広げ、頭を左右に激しく振りながら糸を切ろうとします。
これを「スズキのエラ洗い」というのですが、その引きが強力で、ナイロンラインやフロロラインだと耐久性が弱くてすぐにラインブレイクしてしまいます。
もちろんPEラインもシーバスのエラやヒレ、また磯や海底の岩などでラインブレイクすることがありますが、他のラインと比べるとPEラインの直線強度は圧倒的で、シーバスとのファイトにも耐えられます。
シーバス釣りに使うPEラインの太さは釣り場や使用するルアーにもよりますが、一般的には、比較的軽量ルアーを主体とした港湾などでの釣りには0.8号、サーフや磯場などでの使用の場合は1.2号を使うのが一つの目安です。
デュエル社製厳選!シーバス釣りにおすすめのPEライン5選
ハードコア X4 プロ
PEラインのデメリットと言われる耐摩耗性の低さですが、このPEラインは通常のPEラインと比べて約3倍も耐摩耗性が高いラインです。
また、シリコンコーティングにより操作性の良い絶妙なハリとコシがあり、感度も良好です。
一般的なPEラインよりもワンランク上のラインですが、価格は比較的抑えられているのでバランスの良いラインだとおもわれます。
4本撚りのPEライン
カラー:イエロー単色またはブルー・オレンジ・パープル・グリーン・レッドの10m×5カラー(※200m)
価格:1,500円前後
長さ:150m / 200m
太さ:0.6~2号
150m
0.6号 12lb
0.8号 14lb
1.0号 18lb
1.2号 20lb
200m
0.6号 12lb
0.8号 14lb
1.0号 18lb
1.2号 20lb
1.5号 25lb
2.0号 30lb
ハードコアスーパーX4/X8
デュエル独自の特殊コーディングにより撥水機能が追加されており、水を弾いてストレスのない操作性が魅力のPEラインです。
吸水を抑えかつ水切れが良いため、耐久性が高くラインの寿命も長持ちしやすくなっています。
また、特殊な保護膜がガイドとの摩擦や抵抗を軽減させてくれるので、キャスト時の飛距離が他のPEラインよりも伸びやすいのが特徴です。
4本撚り・8本撚りのPEラインです。
カラー:ブルー・オレンジ・パープル・グリーン・レッドの10m×5カラー
価格:3,000円前後
長さ:200m / 300m
太さ:0.4~5号
<ハードコアスーパーX4(4本撚り)>
200m
0.4号 8lb
0.6号 12lb
0.8号 14lb
1.0号 18lb
1.2号 20lb
1.5号 25lb
2.0号 30lb
300m
0.8号 14lb
1.0号 18lb
1.2号 20lb
1.5号 25lb
<ハードコアスーパーX8(8本撚り)>
200m
0.6号 13lb
0.8号 16lb
1.0号 20lb
1.2号 27lb
1.5号 30lb
2.0号 35lb
300m
0.6号 13lb
0.8号 16lb
1.0号 20lb
1.2号 27lb
1.5号 30lb
2.0号 35lb
2.5号 45lb
3.0号 50lb
4.0号 60lb
5.0号 80lb
6.0号 90lb
5.0号 100lb
スーパーエックスワイヤー 4/8
このエックスワイヤーは昔からあるラインですが、改良に改良が重ねられています。
まずH.I.P.製法というラインを密着させる技術により、さらに高密度にラインを編み上げることで、従来のPEラインよりもラインにハリとコシを実現しています。
そのため、キャスト時のトラブルが減るため、ルアー初心者やPEラインが初めての方にも扱いやすいラインとなっています。
PEラインの難点である耐久性も徹底追求され、キャスティングからジギングまで幅広く使えるPEラインです。
さらに、他と違うのがコスパの高さ!
口コミでも「コスパが良くて大満足!」という声が多いです。
常に改良され続けるPEラインがコスパも良いのは最高ですね!
4本撚り・8本撚りのPEラインです。
カラー:単色またはシルバー・グリーン・オレンジ・ブルー・ピンクの10m×5カラー
価格:1,200円~
長さ:150m / 200m / 300m(8のみ)
太さ:0.6~6号
アーマード F+ 100m/150m/200m
素材にポリエステルとフロロカーボン、シリコンを混ぜて作られている特殊なPEラインです。
PEラインとフロロカーボンの良いとこどりをしていて、スレや摩擦に弱いというPEラインのデメリットがカバーされたラインとなっています。
また、シリコンにより滑らかさがプラスされ、キャスト時の摩擦が軽減され、糸フケが出にくくルアーの立ち上がりも早いです。
投げたルアーの弾道も安定します。
ハードコアと比べると飛距離が段違いです!
素材をミックスすることによって直線強度や飛距離が上がっています。
カラー:ゴールデンイエロー
価格:1,500円前後
長さ:150m
太さ:0.06~1号
推奨リーダー:パワーリーダー FC
150m
0.06号 2.5lb
0.08号 3lb
0.1号 4lb
0.2号 5lb
0.3号 6lb
0.4号 7lb
0.6号 12lb
0.8号 15lb
1.0号 19lb
アーマード F 投げ 200m
アーマード F+よりもっともっと飛ばしたい!という方には、アーマード F 投げ 200mがあります。
超遠投するならこれが最高峰といっても過言ではありません。
アーマード F+と比較すると、初期のラインの伸びが少なくより好感度となっています。
またライン強度も十分あり、根ズレに強いラインです。
サーフキャスティングやショアでのシーバス釣りにはこのラインがおすすめです。
(ショアではこのPEラインしか使えなくなったという根強い人気もあります)
カラー:イエロー・グリーン・レッド・ブルーの25m×4カラー
価格:1,700円前後
長さ:200m
太さ:0.6~6号
推奨リーダー:パワーリーダー FC
200m
0.6号 11lb
0.8号 13lb
1.0号 15lb
1.5号 20lb
シーバス釣りにおすすめのPEライン(デュエル)まとめ
デュエル社の中からシーバス釣りにおすすめのPEラインを厳選してご紹介しました。
同一メーカー内でもそれぞれのシリーズでラインの特徴が大きく変わっていて面白かったですね。
シーバス釣りには
・ルアーを操作しやすい(入り組んだ磯などの難所でも遠投しやすい)
・直線強度が高い
・耐久性が高い
PEラインで、ぜひ大物シーバスを釣ってください!