今回は長崎県平戸市の広瀬灯台へ行ってきました。平戸島の北の玄関口に浮かぶ広瀬灯台は磯から堤防が伸びたような形状の灯台で、潮通しも良く、ヒラマサ、真鯛のカゴ釣りやフカセ釣りのクロ狙い、底物の石鯛釣りやアラ釣りが楽しめる場所です。
10月にお客様のあだ名「磯メガネ」さんの紹介で一緒に行った場所で潮の流れやポイントは確認済み。
満を持しての釣行となりました。果たしてオオマサが現れるのか!?
投稿者プロフィール
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
釣行前のひと調べ
釣行前の私はお仕事の一つでもある釣果情報、釣り場状況、ベイトの有無、種類の確認を全力で行います。笑
事前情報によると、生月島から宮ノ浦周辺はベイトがとても小さく、ルアーでの反応は薄いとのこと。
悩みに悩んで選んだ答えは、、、広瀬灯台に決定!!
広瀬灯台は10月に「磯メガネさん」が紹介してくれたポイントです。
磯メガネさんも誘おうと思い電話します。
私「水曜日、広瀬灯台に行こうと思ってますが、どうされますか?」
磯メガネさん「おっ奇遇ですね、私も明日、壱岐に行こうと考えてましたが、、」
私「どうしますか?どっちにいきますか?」
磯メガネさん「う〜ん、、今年魚運のない私たち二人が同じ場所に行くと、結果が見えてしまいそうですね。」
私「なるほど、確かに、笑、じゃー今回は壱岐と広瀬灯台で別れましょう。どっちが凶運かわかりそうですね。一応来週の予定も立てておきますね。」
磯メガネさん「いやいや、今回いっぱい釣って満足できるように釣りましょう!」
私「そうなった試しがないんですが、、了解です。ではまた釣り場で連絡しますね」
広瀬灯台へ、本命は下げ潮
広瀬灯台へは長崎県 平戸市田平町にある『佐々木釣センター』さんから瀬渡しをお願いしました。
この日は私以外に底物狙いのお客様1名とカゴ釣りのお客様が2名です。船長と同船者の方に軽い挨拶を交わして朝の6時に出船です。渡船時間はほんの数分。船が苦手な私も楽勝です。
釣場は私とカゴ釣りの方2名が磯の方へ、底物狙いの方が堤防の方へ瀬あがりしました。
この日は朝 7:10分が満潮、干潮が13:00の予定です。
10月の釣行で下げ潮が良いことはわかっていたため、朝まずめも期待しつつ午前中が勝負です。
瀬あがりするとまだあたりは薄暗いですが、バタバタと準備します。
準備が完了した時にはもう辺りは明るくなり始め、キャスト開始です。
まずはビリーのダイビングポッパー220mmからスローなアクションで誘います。
時折、ヒラマサらしきボイルがあっていますが、ルアーへの反応はありません。
続いてはFCLラボのダイビングペンシル T.B.O180へ変更。
するとすぐにヒラマサがアタック!!針がかりはしませんでしたが、ルアーへは当たっています。
ベイトは小さいですが、魚の食い気はありそうです。
今回はもらったなー♪この状況だとさすがに釣れるだろう。磯メガネさんの顔が浮かびます。笑
下げ潮が流れ始めるとダイビングペンシルが動かしにくくなったため、もう一度、ビリーのダイビングポッパー220mmへ変更!
すると、ルアーの後ろからついてきているのが伺えます。そのままアクションを繰り返すと「バシュ!!」
よし!ヒットです!!ちょいとニヤけながファイトしていると、思った以上に引きます。
重くないのですがなかなか魚が浮いてきません。あれ〜?なんだろ?ヒラマサではなさそうです。
手こづりながらも上がってきたのは、スレ掛かりの季節外れなシイラ。笑。だから変な引き方をするわけです。
「なんだよ、、シイラかよ」なんてぶつぶつ言いながらシイラさんはサッサと海に帰ってもらいます。
気を取り直してキャストです。
するとまたまたヒット!!今度はヒラマサ特有の突っ込みと首振りです。
ニヤリ♪キタキタ♪ヒラマサ!!強めのタックルのため強引によせて、振上げ♪っと思ったら以外に潮が引いていたため、一段下の瀬にあげると、波が押し寄せて、ザバーン!ヒラマサくん、さよーならー、、、涙
オートリリースです。笑まぁまぁよしとしよう。
まだチャンスはあるはず。まだ9時です。時間はたっぷりあります。
とりあえず、磯メガネさんへ壱岐の状況を聞いてみます。
ニヤニヤしながらTEL♪プルルルル〜♪
私「おつかれーす♪壱岐はどうっすか?」
磯メガネさん「えっ?いつもな感じっすよ」
私「あらららら、テンション低めってことはいつもの感じっすね」
磯メガネさん「なんか機嫌がよさそうですね。」
私「今日は、なんかよさそうな感じですよ」
磯メガネさん「私も一発は切られましたよ、、大きさはわかりませんが、、取れてないので一緒ですが、、笑」
私「まっまじっすか!!焦、それ期待できるんじゃないですか?」
磯メガネさん「はい、後半に期待しましょう」
私「わかりました。私も頑張ります!」
壱岐も期待できそうな感じです。先につられては私が疫病神みたいになっちゃいます。頑張って釣らなくては。
ビリーのポッパーで、くちパッカーン
海を見てみると、潮が緩るんでいます。先ほどよりかはルアーは引きやすそうな感じです。
アピールが強めのビリーのダイビングポッパー220mmをキャスト。
1投目、2投目はなんの変化もなく、はぁーやっぱだめかな〜なんて思いながら3投目をキャスト。
ほけーっとしながらルアーを強めのアクションで「ボフッ、ボフッ」っと2回アクションさせたとことで、
後ろに何か長くて白いのがついてきています。なんだ?っと思いながら、もう1度アクションすると、
ルアーの側面に移動して、鯉のようにルアーを吸い込みました!!
おぉ!すかさずフッキングを入れます!
するとロッドにテンションがかからず、竿も曲がりません。
なんだ?またシイラ?なんて考えてたらもう魚が足元まで来てます。
あっ!デカイかも!っと思った時にはものすごい力で突っ込まれます。
いきなりの突っ込みに対応できず、竿が伸され、右のほうに突っ込まれています。
右をみると、ヤバイ、瀬が張り出していて間違いなくラインが瀬に掛かりそうです。
急いで右へ移動すると、やはりラインが瀬に掛かり、魚は瀬に張り付いています。
どうしよう、、このままだとPEラインが切れる、、ベールを起こしてフリーにするしかない、、
ベールを起こし瀬にかかったラインが取れないかと考えていると、
瀬に張り付いていた魚が動き出しラインが瀬から外れました!!!
チャンス!!!ベールを戻し、竿を立て直して、一気に巻き上げて勝負を掛けようかすると、
テンションが抜けラインブレイク、、、
あーあ、、空を見上げます。頭の中も真っ白。やっちまった。。
ラインを回収すると、170LBのリーダーがルアーの30cm上辺りで切れています。
瀬に張り付かれた時に削られたのでしょう。もっと早くラインをフリーにしていれば、、考えてももう後の祭りです。笑
はーっと一息ついて、スマホをみると磯メガネさんからLINEが来ています。
見てみると、、、
磯メガネさん「こちらは相変わらずなのでラーメン食います。笑」
磯メガネさんは諦めているようです。笑
これを見て私も諦めかけますが、さっきの悔しい思いからまた竿を振り続けます。
上げ潮になると、魚の気配が極端に減り、この後はフック外れなども含めて計3バイトありましたが、
結句ノーヒラマサで納竿と成りました。
まとめ
この日はカゴ釣りの方が5キロから7キロのヒラマサを2本釣られておりましたが、4回は道糸12号を切られたようです。
広瀬灯台は10kgオーバーのヒラマサの実績も多く、期待がもてるポイントです。
これからのシーズンはカゴ釣りの方も多く来られます。釣り場も限られますので、もし複数人で磯上がりなどした場合は、
マナーを守って場所を譲り合いながら釣りを楽しみましょう。
また私は広瀬灯台へリベンジに行ってきます。
今回の使用タックル
□ロッド:CHONMAGE FISHING 丁髷スティック 100HH
□リール:14ソルティガ 5500H EXP(CHONMAGE FISHING 丁髷ウィールノブ 64チタンシャフト キット)
□ライン:バリバス アバニキャスティングPE SMP6号、リーダー プロセレ ナノダックス キャスティングリーダー 170lb
□ルアー FCLラボ EBI SC 180、FCLラボ T.B.0 180、ビリー ダイビングポッパー220、
シマノ、モンスタードライブ 220F、尺ペン 2/3、別注ヒラマサ 190F etc、、、