今回釣りに向かったポイントは佐賀県の北部に位置するダム湖「北山湖(北山ダム)」。
普段は陸っぱりでの釣行がメインのIKDですが、今回は「レンタルボートしのはら」さんでレンタルボートを借りて釣りをしてきましたよ~♪
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
おすすめレンタルボート
今回お借りしたボートはエンジン&エレキ(フットコン)付きのボート。
「ボートを運転したくても免許がないよ~」といった方でも大丈夫!
2馬力までのエンジンなら船舶免許を持っていない方でもレンタル可能です。
船舶免許を持っている方は5馬力~もレンタル可能です。
船舶免許をお持ちの方は2馬力ではスピード不足な感が否めないため、5馬力以上のエンジン付きがおすすめ。
只でさえ広い北山湖。広範囲を釣って周りたいという際には、スピードの出るエンジンの方がストレスなく釣りができます。
釣り以外にも、家族でのボート遊びにレンタルボートを借りてもいいかもしれませんね♪
今回はエンジン付きでレンタル料金は9000円(6:00~17:00まで)。
その他にもレンタルプランがいくつか用意されていますので、詳細は「北山湖レンタルボートしのはら」のHPをご覧ください。
激濁りの北山湖
さてさて、今年初のボート釣行!一人での乗船は人生初です。
何事も「初めて」はドキドキしますね♪
台風&大雨の後の激濁りの北山湖。
濁りに加えて漂流物があちらこちらに散乱しており、岸の所々に崖崩れも見られる始末。
正直なところ魚が釣れるような雰囲気は一切感じられません。
水面から見えるのはメダカサイズの稚魚の群れと40cm~60cmクラスの鯉の群れのみ。
レンタルボート屋のご主人の言われていた「今日はやめといた方がいいよ」の言葉の意味が理解できました。
しかーし!せっかくボートを借りたので「ボート遊びのついでに釣り」の方向に切り替えて出船!
今回のタックル
今回は北山湖というフィールド状況が読めなかったという事もあり、色々と試せるように多めに持参してみました。
画像はオールラウンドな巻物用。基本的に巻物は右巻き両投げです。
まずはベイトタックル。
・ベイトフィネス用 3本
・巻物用チューブラー、グラス 2本
・MH、Hクラスの打ち物用 2本
次にスピニングタックル。
・チューブラー62L 1本
・ソリッドティップ62UL 1本
・ライト巻物用チューブラー63L 1本
・虫用チューブラー59ML 1本
少し多いですが、一人で乗船する際にはデッキを広々と使えて10~12本くらいなら余裕をもって並べられます。
デッキを動き回る際も邪魔になったりはしないですね。
爆釣ポイント探索
この日の北山湖の貯水量は約86%。
昨年の北山湖とは打って変わってほぼ満水です。(昨年は干上がる寸前だったのに、、、)
貯水量の多い北山湖で釣りをするのは初めてで、どこにポイントを絞っていいかが全くわかりません。
減水時にはわずかな流れ込みを狙えば釣れたのですが、満水時には同じ流れ込みポイントには魚の影すらありません。
事前に「大雨の後にはカバーの中に隠れているのでは?」との情報を仕入れていたため、自慢の視力3.0で辺りを見渡してめぼしいカバーを探します。
視界に入る範囲に8箇所程釣れそうなカバーを発見したので早速ポイントに移動!
ひたすらカバー打ち
使用するルアーはバークレーの「パワーグライダー 3.6inch」グリパンチャート
お尻に0.9gのネイルシンカーを埋め込んでウエイトアップし、バスの潜んでいそうなカバーに向かってひたすらに打ち込んでいきます。
パワーグライダーのボディーはカバーへの打ち込み時に障害となるようなパーツがなく、尚且つ針持ちの良い素材が使用されています。
そして、何より匂いが良い!
釣れそう!と思わせてくれるような良い匂い?がします。
これはバスがいれば釣れるぜ!と思いながら30cm間隔で打ち込んでいきます。
特別なアクションは加えずに、カバーへ打ち込んでからのフォール→2回シェイクからの回収といった動作を繰り返していきます。
8箇所のカバーを1時間かけて入念に探りましたが反応なし。
ルアーをZBCの「ベビーブラッシュホッグ」アメザリカラーに変更し、逆回りで打ち込んでいきます。
同じく1時間かけて丁寧に打ち込んでみますが反応はなし。
ポイント移動
朝一のカバー狙いが外れたためポイントを移動しながら色々と試してみます。
まずは湖のマップから地形を確認。
マップからは細かな情報などは判断できませんが、チャンネルや水深の大まかな浅深や水の流れの方向は読み取れます。
(地形、地形図の読み取り方は中学校の地理で勉強しているはず♪思い出してくださいね♪)
広大な北山湖を当てもなく探るのはさすがに骨の折れる作業のため、ある程度のポイントの目星をつけながら巻物で広範囲に探り流していきます。
しかし、巻けども巻けども反応なし。
北山湖ってバスいるの?と思えてしまう程に無反応です。
気分転換に巻物からフィネスな釣りに変更。
崖崩れをおこしていたポイントに小魚が湧いていたのでストレートワーム3.8inchのネコリグを投入。
細かなシェイクを加えて誘っていると、、、コンっとしたはっきりとしたアタリ!
無反応の時間があまりにも長かったため、少し焦り気味にフッキング!
フッキングした瞬間にわかりました。というよりアタリの時点でわかってました。
ギルであると。
案の定、リーリングに合わせて水面に浮かび上がってくるのはブルーギル。
歓喜の声よりも溜息の方が漏れてきます。
取り敢えず写真を撮ろうとスマホを手に取ると、画面に見慣れない文字が。
「高温注意」
こうなるとロックの解除ができません。
操作できるのは緊急の電話機能くらい。
今年の北山湖での初フィッシュは記念撮影出来ずにリリースとなりました。
※ボートデッキにスマホを置くのはやめましょう。(注意)
気づかないうちに超高温になってしまいます。
ポケットに入れておいた方が高温になるのを防ぐことができます。
ワンドでフィネス
不意のスマホ高温事故を乗りこえ、本湖のワンドに移動。
ハイスピードで流していた先程とは打って変わり、フィネスな釣りにシフトし超スローテンポで丁寧に探っていきます。
1回のキャストに1分以上の時間をかけてじっくりと探りを入れますが反応は返ってこず、、、、。
その後も小規模なポイント移動とルアーチェンジを繰り返しながら探りますが反応は一切なし。
紫外線の吸収を肌に感じながら、徐々にやる気と体力が奪われていきます。
ということで、昼過ぎに切り上げ。
あまりの釣れなさと暑さにノックダウンされ、午前中のみでのフィニッシュとなりました。
朝はアイスだったはずのホットコーヒーを飲みながら、帰りの船上で一人反省会です、、、、。
まとめ
そもそもバスがいるのか?といったくらいに反応がなく、見えバスもいないのでポイントも絞りきれずに時間だけが過ぎてしまいました。
まさに、何の収穫もない釣行といえる残念な状況。
去年の減水時に個体数が減ってしまったのか?
減水時に最後まで水が残っていた付近を探ってみる方がいいかもしれませんね。
次回はリベンジを兼ねて、より本湖側の地形を調べて入念に探ってみようかと思います。