オフシーズンのバスフィッシング　福岡県内で冬のリザーバー釣行

11月下旬。
春から秋にかけてのシーズンが終わり、完全にオフシーズンに入ったバスフィッシング。
冬の釣りは数釣りが期待出来ない分、釣れればサイズがデカいと言われています。
そんな世間一般的な意見を信じ、完全防寒の厚着でモコモコになりつつ釣行にGOです。

朝一はワンドから

完全に眠けまなこ。
朝の冷え込みに耐えながら向かったのは福岡県内のMダム。
比較的標高の高い位置にあるダムのため、朝の気温はまさに”冬”そのものです。
前日の雨により路面はウエット。
この辺りは冬の時期は道路が凍結するため、超がつくほどの安全運転で向かいます。
道中で追突事故現場を他人事のように横目で流しつつ、9時半頃にMダム到着。
夏場は数人の釣り人に出会うことが多いのですが、この日は貸切状態。
冷え切った指先をスリスリしながらタックルを２セット用意しレッツゴー。

ミドルからディープ用のMHクラスのベイトと、アタリの取れない時用のソリッドティップのLクラスのスピニングといった２セットをチョイス。
大減水中で目ぼしいポイントが完全に干上がっていたため、まずは巻物でお魚さんの位置を探ります。
ファーストチョイスは「TD プロズバイブレーション」のカラーはレッドタイガー？（たぶん）
このプロズバイブレーション、見た目がジャッカルの某ルアーにそっくりです。
アウトメタルシステムと呼ばれる口元のむき出しのウエイトがまさにT◯ト◯ゴ◯にそっくり。
一時はカタログ落ちしていましたが、数年前に復刻版が発売されたのを機にストックしてました。

広範囲に探って見るつもりで適当に投げた第1投目。
約１.5秒毎に１m沈むこのルアー。（筆者の感覚的な計測です）
約４秒で着底したので水深は大体6mくらいですかね。
最初は余計なアクションを加えずただ巻きで。
ハンドル２回転（ギヤ比8）したところで横方向から掻っさらうようなスコンとしたアタリが！
慎重に取り込む程でもない小サイズで、一瞬で水面に浮いてからはラインを巻き取るたびに水面を滑走してきます。

下顎ですね。
色が白っぽくなっており、まさに冬のバスの色っていう感じですね。

ディープに狙い

朝一1投目のヒットで狙いをディープに絞ってせめてみます。
バイブレーションをリフト＆フォールさせながら探っていきます。
ダムの底の方は根掛かりするような障害物は特に無く、バイブレーションでもストレスなく探れます。
今回釣りをした対岸はごろた石が散乱しているため、根掛かりが多発するかも。
ひたすらバイブレーションだけでダムの上流から中流付近まで流していきましたが、その後は全く反応なし。
対岸の方が地形的に狙い目だったかもしれません。