ジャストエース『Funk Star(ファンクスター)FS-682MG-T MAGNUM(マグナム)』
道具マニアである筆者の相棒的ロッドをご紹介。
投稿者プロフィール

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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
スペック
『Funk Star(ファンクスター)FS-682MG-T MAGNUM(マグナム)』
Lenght:6.8ft
Lure:0.6-5g
Line:0.8-4lb(PE 0.1-0.4号)
Weight:80g
マグナムテーパー
ロッドパーツやブランクスなどで有名な「ジャストエース(ファイブコア)」から販売されているライトゲーム用ロッドシリーズ「Funk Star(ファンクスター)」
その中でもアジング用ロッドとして展開される「MAGNUM(マグナム)」は2016年の販売ということで、
最新のものではないのですが非常に個性的な見た目をもっています。
このロッド、ぱっと見でも解るように普通のアジングロッドとは比較にならないバット部分の太さを誇っています。
一般的なアジングロッドの約2倍ほどの太さ。
マグナムテーパーというバットからティップに向けての急激なテーパーを採用することで、カーボンシートの厚みを薄くした上での強靭なバットパワーを実現しています。
自転車業界でも極太の肉薄軽量カーボンフレームに切り替わった時期がありましたが、フィッシングロッド業界も同じような流れになっていくのでしょうか?
2ピース構造&替え穂先
このロッドの一番の魅力は2ピース構造。
通常はチューブラータイプのトップが付属となるのですが、別売りのソリッドトップ(替え穂先)が展開されています。
ということは、トップの交換で2種類のロッド特性を使い分けることができるということ。
バットからグリップはマグナムテーパーの強靭なブランクス、トップは投げるルアーや好みに合わせてチューブラーかソリッドが選べる1本で2度美味しいロッドです。
ティップ部分はチューブラートップとソリッドトップ共に非常に繊細なロッドですが、バット部分はM~MHくらいのパワーを持っているため、多少太軸の針を使用していてもしっかりとフッキングすることが可能です。
使い分けとしては、チューブラーは手元に伝わる感度やダイレクトな操作感を重視したい時に、ソリッドは穂先で視覚的にアタリをとる際や移動距離を抑えた繊細なアクションを行いたい時などに。
ソリッドタイプの穂先は若干ハリが強いため、少し重量のあるルアーも使用できる上、ソリッド特有のサスペンション性能を活かしてパワフルに引き寄せてくることも可能です。
筆者の観点で言えば、トップの交換だけで竿のパワーやテーパーを変更できるシステムは今後のロッド展開の主流になってほしい点ではあります。
個性的なグリップ
グリップ(リールシート部)はスケルトンリールシートを採用しており、一見すると非常に握りにくそうですが、実際にリールを装着して握ってみると違和感なくフィットします。
指や掌の接地面に丁度よくパーツが位置しているのか、握っている際に痛みを感じるようなことや操作に支障があるなどの不快感は一切ありません。
スクリュー部はダウンロックタイプを採用。
2フィンガーで握る方やロッドアクションを多用する方でも使用時にスクリュー部が緩んでくるなどのストレスがなく、一日中軽快に扱うことが可能です。
超軽量トルザイトガイド
ガイドはオールトルザイト仕様。
ガイド自体の軽量化によりロッドを持った際の持ち重りを軽減しています。
6.8ftながらロッドの重量はわずかに80gと超軽量。
ロッド自体が軽量なことでキャスト時の振り抜きがシャープで、ルアーの操作時には手首への負担を軽減してくれています。
まとめ

筆者はアジングの他にもバスフィッシングやチニング、シーバスにも使用しており、出先でいつでも用意できるように車内に常備しています。
2ピースながら感度は申し分なく、1ピースのロッドと比べても感度の差は大して気にならない程。
メーカーはアジング用としていますが、ライトゲーム全般からバスフィッシングまで何でもこなせる万能フィネスロッドだと思います。
個性的なロッドをお探しの方は一度手にとってみてはいかがでしょうか。