人気と実力を兼ね備えたまさにビックスター。
そんな彼がプロデュースするルアーがイタリアの釣具メーカー「モリックス(Molix)」から登場。
まだ日本国内では馴染みの薄いモリックスというブランドについて、そして筆者独自の目線から選び抜いたおすすめのルアーをご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
モリックス(Molix)とは
モリックス(Molix)はイタリアに本社を置く釣具メーカーです。
フェラーリやランボルギーニ、アルマーニやボッテガヴェネタなど世界的なメーカーやブランドを生んだオシャレ大国イタリア。
そんなイタリア生まれのメーカーだけに、ルアーのデザインにも独特な感性が盛り込まれています。
モリックス(Molix)のルアーの魅力に挙げられるのが、世界最高峰のバストーナメント「B.A.S.S.バスマスターエリート」で活躍する世界的に有名なツアープロである
マイク・アイコネリ(Mike Iaconelli)がプロデュースをしているということ。
そのほかにもトップレベルで活躍する多くのツアープロたちをスポンサードしており、海外ではブランドイメージと知名度を急上昇させています。
世界のトップレベルで活躍するプロがプロデュースしたルアーが釣れないはずがない!トッププロの感性を肌で感じられるルアー。それがモリックスのルアーです。
モリックスのおすすめルアー5選
モリックス(Molix)のルアーは個性的なデザインのものが数多くラインナップされていますが、その中でも筆者が独断で選んだおすすめルアーを5つご紹介します。
1.サターワーム(SATOR WORM)
とにかく動きが艶かしくてリアル。
ボディー全体に施されたスリットにより、まさに骨抜きにされたようなウネウネとしたアクションが可能です。
さらに尻尾の部分にエアを含んだボールを配することでテール部分とヘッド部分の沈下速度を変化させ、アングラーの意図しない自然体で不規則なアクションを発生させています。
ワームの強度に不安はありますが、それを補って余りある釣果をもたらしてくれます。
オススメのリグはジグヘッドのチョン掛け。
ワーム本来の動きを最大限に活かせるため、まるで生き物のようなリアルな動きを演出することができます。
2.スリゴー(Sligo)
筆者が初めて使用したモリックス(Molix)ルアー。
形状は至って普通に見えるストレート系ワームですが、テールのアクションが非常に秀逸。
薄く扁平されたテール形状により、シェイクアクションを加えた際に魚の尾びれのような優雅な動きを実現しています。
放っておいても釣れるルアーとして困った時の最終兵器的な役割を担ってくれるでしょう。
3.クリーチャー(CREATURE)
2段階のギミック変化が可能なクロー系ワーム。
爪部分のジョイントを切り離すことで、パドルテールワームからクロー系ワームへのギミック変化が可能です。
素材感も針持ちが良く、カバーなどへ打ち込んでの釣りに効果を発揮します。
通常の状態では細かなロッドアクションによる誘い方を得意とし、ギミック変化によりフォール時のアピール力を増加させリフト&フォールでの誘い方にも効果的なワームへと変化します。
まさにクリーチャー(生物)の名にふさわしいワームです。
4.RAシャッド(RA Shad)
ソフトスイムベイト系ルアーです。
テール形状とボディー全体に施されたスリットにより抜群の水押しを実現しています。
各サイズによりアクションが異なるためサイズによって誘い方を変えてやる必要がありますが、それぞれのパターンにはまった時には絶大な効果を発揮します。
喰いの渋いフィールドでのサーチベイトとしても有効的です。
使用するフックの種類によってはスイム姿勢が安定しない場合もあるため、事前のフック選択はシビアに行う必要があります。
5.ラヴァーバズ(LOVER BUZZ)
他のメーカーとは一線を画するアームの形状が特徴的なバズベイト。
独特のアーム形状により、アングラーの感覚により近い直感的なルアー操作が可能です。
バズベイトはどうしても左右のどちらかにカーブしてしまいがちですが、スイム姿勢も非常に安定しており真っ直ぐに引いてくることが可能です。
さらにプロペラの回転軸に設けられたパーツによって、より強いサウンド効果が加えられています。
バスのイライラ感を増幅し、バイトを誘発してくれることは間違いないでしょう。
他にもある、個性的ルアー
独創的なデザインに実用性も組み合わせたルアーを数多く展開しているモリックス。
中にはモリックスならではの「個性」と「独創性」が抜きん出ているデザインのルアーも存在します。
遊び心溢れるデザインのルアーをいくつか紹介します。
ブリガンテ160SW
フレッシュウォーターに限らず、ソルトウォーター用のルアーも展開しているモリックス。
ブリガンテSWはシーバス用に展開されるソルトウォーター対応ルアーです。
4連結のジョイント式形状により、リアルかつ予測不可能なアクションを可能としています。
腹面に配置された金属プレートによりルアーアクションの中にフラッシング効果を追加。
さらにイタリアンデザインらしさが感じられる流線型のフォルム形状はウエイトバランスを考えられており、圧倒的な飛距離を実現します。
スーペルナートビートル
ザ・ヨーロピアンデザインと呼ぶにふさわしいクワガタ型フロッグです。
クワガタの顎の形状によりジッターバグのようなノイジー系ルアーとしても活用できます。
個性的なデザインという面が先行しがちですが、もちろん実用性も兼ね備えています。
サイズ違いでベイビーサイズも展開されており、サイズ別で使い分けたりコレクションするのもいいですね。
ラヴァースピナーベイト
3軸ワイヤーのスピナーベイト。
小型のアラバマタイプのルアーとして抜群のアピール力を発揮してくれます。
ラヴァーシリーズはマイク・アイコネリのプロデュースラインであり、実用性も保証されています。
カラーバリエーションも日本のメーカーには無いような個性的な組み合わせが展開されており、コレクション性も非常に高いものとなっています。
ラヴァー(LOVER)シリーズとは
ラヴァー(LOVER)シリーズとは、本場アメリカのバストーナメントの第一線で活躍するトッププロアングラー「マイク・アイコネリ(Mike Iaconelli)」のプロデュースラインです。
マイク・アイコネリの「愛してやまないルアー = ラヴァー(LOVER)」。
マイク・アイコネリが実際にトーナメントで培った知識と経験を盛り込み、自身の理想とするルアーを作り上げたルアーシリーズです。
冬に強いと言われるマイク・アイコネリ。
そんな彼がプロデュースしたということは、冬場の厳しい状況にも抜群の効果を発揮してくれるかもしれませんね。
まとめ
取り扱い店舗も限られているため、「どこのお店でも購入できる」というブランドでは無いかもしれません。
しかし日本での知名度が低いというだけで、世界的に見れば広く認知された有名ブランドになります。
聞いたことがないブランドだからと食わず嫌いをしている方は、まずは実用性だけに着目して一度使用してみてもいいかもしれませんね。
国外のルアーの特徴を知り、実際に使用して経験することは、きっと皆さんの釣りのスキルの向上に役立つはずです。
まだまだ情報の発信やインプレ記事の少ないモリックス(Molix)のルアー。
「まわりと同じではつまらない」「みんなと違うものが使いたい」という方にはぴったりのブランドかもしれません。
今後は他のトッププロ達のプロデュースしたルアーが展開されるかも。
ますます目が離せなくなる注目ブランドとなりそうですね。