基本的には運転嫌いな筆者が向かったのは福岡市内から車で30分以内の近場『糸島の野池群』。
糸島には大小様々な野池が点在しており、各野池をランガンして行くだけでも十分に楽しめます。
目次
糸島野池A シャロー攻略
『本来なら休日』の予定のところを間違えて出社し、出社したばかりにも関わらず帰宅を余儀なくされた筆者。
この日の予定がぽっかりと空いてしまった筆者が向かったのは糸島の野池A。
糸島の野池の中では中規模な皿池タイプの野池で、沈み物がなく根がかりのリスクが極めて低いため、冬場のディープでスローな釣りにはもってこいの環境です。
夏場には水面をヒシモが覆い、虫系ルアーやフロッグが楽しめる環境に変化する筆者のお気に入りの野池。
近場ということで頻繁に通ってはいるものの、思い返せば春のシーズンは釣りをしたことがなかったような?
というわけで、野池Aの春の釣りに初挑戦。
バスの回遊ルート&停滞スポットは把握しているので、迷うことなく一級ポイントへ。
水面を除くと目に入ってきたのはオタマジャクシ。元気一杯ウニョウニョと泳いでいます。
少し目線を逸らすと数匹のバスが岸側に頭を向けてシャローに浮いている状況。
スモラバを水中の立木に軽く引っ掛けて水面でシェイク、バスがルアーに興味をもったところで水中に沈めていくと簡単にパクリ。
はい、1匹目。
使用ルアーはエグジグ2.7gにバトルホッグの小さい方。
トレーラーは単純に重量的に投げやすいもので色は全く気にせずに装着。
ロッドはファンタジスタのヤバイ69Lを65レングスへリメイク(折っちゃたから各ガイドを付け直しただけ)したもの。
糸島野池A ミドルレンジ攻略
1匹釣れてしまえばもう安心。
何をしても釣れそうな感じなので、最近のマイブームであるミドストに切り替えて水面から30~50cmのレンジを引いてくるも反応は無し。
レンジは変えずに針の刺し方を少しずつ調整していき様子を探っているとヒット!
バイトの瞬間は見逃しましたが、なんとも言えないフワッとしたアタリ。
教科書通りの横アイ&薄皮1枚刺しでは反応が悪かったのですが、縦アイ&やや深め刺しに変えた瞬間に食ってくれました。
縦アイのジグヘッドで針をやや深めに刺す方が、ワームが綺麗にロールして泳いでくれていたため、自分のロッドアクションの癖にはこちらの方が合っているみたいです。
ルアーはフラッシュJの3inchにインチワッキー1.8g、ロッドはファンタジスタの63Lを使用。
このロッドはレングスからウエイトバランスまで全てがお気に入り。
抜群に感度がいいわけでもなく、際立った特徴があるわけでもないのですが、使った感覚や感触が筆者の好み。
やや強めのバットとベリーに柔らかめのティップで、ミドストやボトムでの繊細なアクションも十分にこなせます。
ロッド自体はパキパキでキンキンな一方、使用感はマイルドで振動が篭って伝わる感じです。
糸島野池A ディープ攻略
日が隠れて少し肌寒くなってきたのを境に泳いでいたバスが姿を消し、アタリもさっぱりな状態に。
ショートリーダーのダウンショットでディープをゆっくりと30分ほど探っているとティップに反応が。
ソリッドティップがグイッと入り込みます。
筆者の場合、集中が切れた時にソリッドティップのロッドを使用するのですが、ぼーっとしててもアタリを目で見れるのが実に” 楽 ” で面白い。
ティップが入ったのを確認してからジワーッと巻き合わせして、、、釣れました。
使用ルアーはGテールサターンをカットして短くしたもの。
カットするのに特に理由はないですが、カットした方が短くなった分だけショートバイトでもノリやすくなる気がします。
単純に『気がする』だけですが。
現にその後に3.8inchのストレートワームのネコリグでも十分にフッキングできました。
魚次第ってことですかね。
糸島野池B
アタリも無くなり、場所にも飽きてきたため移動。
釣king某スタッフの自宅近所の野池Bへ。
先行で入っていたアングラーの方もちらほらと。
邪魔をしないように距離を置いて、まずは対岸からチャレンジ。
この野池でも水面下にバスが浮いており、水面を意識している様子(なんとなく?)
ハンドメイドで試作中の『虫系ルアー』を投入してみると、多くのバイトはあるが全くノラず。
食いが浅いのか、徐々にワームのサイズを小さくするも、虫の足を模しているパーツをつつくだけで全くノリません。
魚の反応があるので諦めがつかずに1時間ほど粘りましたが、結局18バイト中、2回ノッて2バラし。
一休憩入れてネコリグへチェンジ。
変えてから1投目でヒット。ショートバイトで今までノラなかったのが嘘のようにあっさりと釣り上げ。
その後も5分後に同じ場所でヒット。
結局困った時はネコリグですね。
その後は、釣れる気配がまだ1mmも感じられない『ギル型ルアー』の使い方を30分ほど練習して終了。
今回は出発から帰宅まで全移動距離20km以内の省エネ釣行でした。
今年は省エネで多くのポイントを回っていこうと思っています。