12月上旬から、すべての休日を遊漁船に予約してましたが、すべて時化で中止。。。
「仲西先輩!今年中にこのロッドを使いたいっす!」
「お正月用のブリを確保したいっす!」
いつもお世話になっている糸島市船越の遊漁船『龍王』の仲西船長に懇願したところ、なんと大時化の中、私1人だけで出船してくれるとのこと!
なんて優しいんだ。さすが仲西先輩!!!!!
果たして今年一年を良い釣果で締めくくれたのでしょうか?
投稿者プロフィール
-
好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
最新の投稿
目次
七里ヶ曽根の北のポイントへ
船越漁港を6時出船。
最初のポイントまで約2時間ほどの道のり。仲西船長とは中学、高校と一緒で野球部の先輩です。
いつも会話は釣りの話5割、野球部の話5割と話が弾みます。
ここ最近の魚の状況は日によりばらつきはあり、去年の時期と比べると魚の数は圧倒的に少ないらしいです。
ですが、漁師である仲西船長のお父さんは前日(この日の3時ごろ)大量の鯛を水揚げしたとのこと。
ベイトが多く魚の活性が上がってきているに違いない。
どんどん頭の中で勝手に大漁間違いないなと思い込んでいます。
釣れているところを想像して気分がよくなり、持ってきたジグを座席の上に広げる始末。
どれから使おうか悩んでいると船長から「グロー系のがよかろーね」と前日、前々日に当たっていたカラーのアドバイスをもらいました。
この日の天候は雨のち曇りとどんより薄暗い1日となりそうなので、それならばと始めに使うグロー系のジグ(240g)をセットしあとはポイントへの
到着を待ちます。
七里ヶ曽根周辺には壱岐の漁師が数多く見受けられていたので期待したいです。
そこから北へ10分ほど船を走らせポイントへ到着。
しゃくり倒す
到着したポイントは水深100m~110mほど
魚探の反応はイマイチですが、しっかりと着底したのを確認してしゃくっていきます。
さて丁髷スティックのしゃくり心地は!?
ギャラハド61/6を以前使用していたのですが、それよりも軽量で少し張りがあり固めといった感じでしょうか!?
バット部分とグリップを自分の使い易い長さに調整してもらったこともあり、一言で言うとしゃくりやすい。
ジギングはしゃくってなんぼの釣りですので、肩への疲労もかなりのもの。
使いやすく、疲れにくいロッドを手に入れることができたとおもいます。
あとは魚をかけるだけです。
ですが、1時間ほど魚からのアタリはなく。
この日の風速が体感で約10mほどあり、240g~300gのジグを使用しても着底後30mほどしゃくりまた着底を2回繰り返すと
船が流されラインは横に張る状況。
波高もそれなりにあり釣りがし易い状況ではないですが、ワンピッチワンジャークや早巻きからのゆるいジャーク、ジャカ巻きなどいろいろ
試してみますが、魚からの反応はありませんでした。
お隣で、「ウィーン、ウィーン」と音を立てながら軽快にしゃくっている船長にもあたりはなくポイント移動することに。
魚探に超高反応
ポイント移動後、船長が少し興奮気味に魚探に稀に見る高反応がでていると
大いに期待してすぐさまジグを投入。
着底後、5回転程早巻きし一定のリズムで30mほどシャクってみます。
反応なし。
再度着底からしゃくっていると10mほどで、
「ゴンっ」と竿に重みが
かかった瞬間少し抵抗する感じはありましたが、あとはほぼ抵抗することなく上げってきます。
根魚だろうなと思っていましたが、型の良い4kgほどの真鯛でした。
丁髷スティック初魚が真鯛になるとは、予想していませんでしたが嬉しい1本です。
チャンスタイムを逃すまいとすぐさま投入。
隣から「キター」という声、見ると竿が綺麗な曲線を描いています。
間違いなく青物の引き!
ですが、惜しくもフックアウト。
ブリみたかったー。悔しい。
再度、反応が多く出ていた場所を流してみます。
船長がレンコ鯛と2kgほどの真鯛を釣り上げましたが
あとが続かず。
その後、七里ヶ曽根の漁船が多く集まっていた場所にポイントを移動。
邪魔にならないように流してみます。
水深は80mほど
ジグをローテーションして使用しましたが、魚からの反応はありませんでした。
どこからともなく現れるシーラに遊んでもらい14時、終了!!
昼過ぎから風がさらに強くなり、波高も3m以上。
帰り道、元船乗りの私ですが、完全に船酔いでギブアップ。。
しゃぶしゃぶ
少し船酔いの余韻が残ったまま
船長から頂いたレンコ鯛と釣り上げた真鯛を捌いていきます。
気になる胃袋の中身は?
空っぽでした。何の参考にもならず。
捌いていると脂が水の表面に浮かんでいるほど脂はのっていました。
真鯛は三枚におろし、
身はしゃぶしゃぶ用に頭とカマは塩焼きように切り分けていきます。
レンコ鯛はウロコと腹だけおとし娘の塩焼き用に。
本来はブリしゃぶ、ブリ刺しの予定でしたが、
鯛も美味しく家族みんな喜んでもらえたので結果オーライ!?
次はしっかり脂ののった『寒ブリ』を釣って、会社、家族にお土産を持って帰れるように頑張ります。
まとめ
同日出船していた船長の知り合いの遊漁船数隻の情報によると、朝まずめにブリが数本あがったのみでそれからは
渋かった模様。ですが、鯛ラバをしているお客様は4kg前後の真鯛を10~15本釣りあげ好調だったみたいです。
おそらく魚探に写っていた魚影はベイトと鯛の群れだったのでしょう。
悔しかったですが、年明けにまた丁髷スティックをぶち曲げるほどの魚に出会うことができるよう
知識とジグを蓄え玄界灘に挑戦したいと思います。
1日中しゃくり倒した翌日では、いつもなら肩が上がらないほどの筋肉痛に悩まされるのですが
丁髷スティックに変更したら肩が上がらないほどの痛みはなくシップのお世話になることはありませんでした。
作ってよかったです。あっ誕生日プレセント有難うございます。
タックルと仕掛け紹介
ロッド:CHONMAGE FISHING 丁髷スティック ジギングロッド
リール:シマノ 13ステラ SW8000PG/丁髷 ウィールノブ
ライン:バリバスマックスパワージギング 4号
リーダー:フロロカーボン100lb
ジグ:MCワークス キラージグ200g~230g シマノオシア スティンガーバタフライ 240g NAGAMASA 230g~250gなど
フック:がまかつ鎌鼬 5/0 ボーズレス シングルフック ミディアム
他:CHONMAGE FISHING パワースプリットリング
CHONMAGE FISHING ローリングスイベル