その理由としては、私の一年の釣りの中でも重要な春マサで出鼻を挫かれたくない、、開幕戦で負けたくない、、www圧倒的にヒラマサの魚影が濃い上対馬で春マサを釣り上げ、気持ちに余裕を持ちたいwww
その一心で、上対馬へと毎年通っています。
昨年は4月の小潮、若潮周りでの釣行、、2名で20バイトほどあったにもかかわらず、1本も取れず敗戦、、
言い訳は「潮回りが悪かった、、www」
今年は半年以上前から計画し、昨年の反省も踏まえ4月の大潮周りに日程を調整して挑みました。
前回も同行したお客様 池田さんも再度再戦!気合が入っています。
また、昨年からテストしている「CONMAGE FISHING」から発売予定のヒラマサキャスティング用のプラグの最終プロトのテスト釣行でもあります。
もう言い訳はできません。さて上対馬のポテンシャルを証明することができたのでしょうか、、
投稿者プロフィール
家から海が近く幼い頃はサビキ釣り、学生時代は堤防からイカ釣りやショアジギングをして楽しんでいました。
4年前に知り合いの船で初めて船釣りに行った時に釣れたブリの引きの強さを見て青物釣りに興味を持ちました。
今となっては引きが強烈で、かっこいいヒラマサに魅了され毎週のようにショア、オフショアから魚を狙って釣りに行ってます。
今後はヒラマサ以外にもGTやマグロなどビッグゲームからクエ、石鯛などの底物釣りにも挑戦をして釣りの楽しさ、魅力を発信していきます。
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ベイサイドより出航
上対馬へはベイサイドから出航の九州郵船にて向かいます。
10:45出発のため、その1時間前には港へ行き、コンテナへ釣り具を積み込む必要があります。
荷物を積み終え、切符を購入し10:30分に船に乗り込みます。
足早に船に乗り込む池田さん。背中からはやる気に満ち溢れたパワーを感じます。
10:45分に博多港を出発し、4:00に比田勝港へ到着です。
船内は雑魚寝できるスペースがあり、ここで仮眠や食事をとれます。
酒を呑み釣りの妄想を2人でしながら就寝です。
午前4:00 比田勝港に到着です。
港へ着くと、今回お世話になる『柳荘』の船長がお迎えに来てくれています。
私『ご無沙汰しております。今回もお世話になります!!宜しくお願い致します』
船長『はーい、宜しくねー』
荷物を車に積み込み、宿へ向かいます。
私『今年のヒラマサの調子はどうーですかー?』
船長『いやー今年はかなり調子が悪いよ、、オフショアもショアもまだ今年、ヒラマサは上がってないねー』
私『えっ!!まじですかー↓↓』
予想外の返答に困惑する私と池田さん、、www
船長『水温が安定してないからねー、今年は厳しーよ』
私『まぁまぁーといってもここは対馬ですからー!池田さん!大丈夫っすよーww』
池田さん『さすがに釣れるでしょーwww』
宿へは港から約10分ほどで到着です。
船長『着替えたらすぐ出るよー!もうすぐ日が昇るからねー!早く行かないと!!』
池田さん『なんか船長、、前よりやたらとやる気がありますねーww』
私『釣れてないから、釣らせないとって意気込まれてるのかもよ、、www』
池田さん『いやー釣れるっしょ!!』
私『今日はやたらと前向きですねーww』
着替えを済ませて出船です。
国境の島 三ツ島灯台へ
初日は大潮2日目 9:00満潮 15:15 干潮です。
船長と相談し、初日はとりあえず三ツ島 灯台へいってみることにしました。
比田勝といえば国境の島 三ツ島 灯台です。DUELの松岡さんが10.7kgの巨大ヒラスズキを釣り上げ有名になった島でもあります。
圧巻の巨大ヒラスズキ in 対馬 YouTubeの動画はこちら↓
ヒラスズキだけでなく、ヒラマサもオフショア、ショア共に大型の実績がある島です。
ルアーマンなら一度は行く価値のあるポイントです。
港から20分ほどで灯台が見えてきます。
島の堤防につけてもらい、上陸です。
ポイントは平磯のため、満潮付近になると、釣座がなくなるため、9:00に瀬替えとなります。
ではではバタバタと準備を済ませて、キャスト開始です。
だいぶ潮位が上がってきています。1、2時間が勝負です。私もザブザブと海に浸かりキャスト開始です。
上対馬の磯は平磯で瀬が低いポイントばかりなため、ウェーディングする場面が多くあります。
ウェダーを着ると、暑いし、動きも難くもなるため、私は上下はファイントラックのフラッドラッシュとスイムショーツを着用。シューズはウェーディングシューズにウェットゲーターを着用して転けても足を保護できるようにしています。
これで春はウェーディングしても寒くなく、蒸れることなく快適に釣りをすることができます。
1時間ほど投げてもヒラマサの反応はありません。
池田さん『裏側、回ってみませんか?』
私『そーですね、潮位が上がってきますから、今のうちに行っておきましょうか!』
灯台の方へと登っていくと、
画像では少し見にくいですが、韓国が見えます。さすが国境の島!!!
快晴なときははっきりと見えるようです。
裏側も平磯でこの日は海が穏やかなので安全ですが、北の風が吹くと波が上がってくる為、気をつけた方が良さそうです。
私『池田さーん、反応ありますかー?』
池田さん『だめっす、、』
私『うーん、、もうそろそろ見回りの9:00になりますので、準備しよきましょうかー』
回収場所に戻り、準備をしていると、船が迎えにきました。
で、、ここから黒瀬に行くまでの間に、船長が釣れてない私たちに気を使い、船から投げさせてくれますww
だいたい毎年、オフショアならバコバコ、バイトがあるのですが、、、この日はノーバイト、、、
船長『やっぱダメねーwww船からカゴ釣りしてもヒラマサ来ないもん、、www
大体、餌撒くか、ジギングしたら釣れるのに今年はさっぱりやもんねー』
池田さん『あーやばいなー、やばいなー、怖いなー、怖いなー』
私『どーしたんすか?ww 稲川淳二のマネですか?www』
池田さん『いやー怖いですよーボウズ、、、、対馬でボウズ、、ww 去年のことを思い出します。むしろ去年より悪い、、ww』
私『まぁまぁー池田さん、、 ネガなこと言わずにwww まだ9:00です!!これからっす!!』
そんな感じでやってると、、黒瀬が見えてきました!!
私『ほら!池田さん!!黒瀬が見えて来ました!!やりますよ!!!』
黒瀬にて、UFOを食べたらピンっときた!!
さてさて、本命の黒瀬につきました!!ここは今まで、バイトがなかったことはないぐらい、ヒラマサの出現率高めのポイントです。
満潮時に沖から見ると、えっここに瀬上がりするの?って思いそうですが、意外に足場もよく、釣りやすい釣り場です。
大きめの魚が掛かってもずり上げることが可能なんで、安心ですねwww
私『池田さーん!投げますよー!!どっち側に池田さんは投げますかー?』
池田さん『自分どっちでもいーですけど、、沖向きの方投げていーですかー?』
私『じゃーあ自分が裏側投げますねー』
二人で投げます。投げ続けること1時間、、、全く反応なし、、
私『ヒクぐらいやばいすねー、、』
池田さん『ほんとどんビキですwww』
私『飯でも食いますかー』
池田さん『はい、、UFO食べます?お湯沸かせるんで!!』
私『はい!食べます!お願いします!』
池田さん『あっ!水買うの忘れた、、』
私『あらーざんねーん』
池田さん『いや、俺はお茶があるので、お茶で作りますよWW』
私『マジすか?じゃー俺はグリーンダカラがあるんで、ダカラUFOを作ります。食べ比べてどっちが美味しいか食べ比べしましょうWW』
池田さん『いーですねーやりましょう。』
私『2人とも暇ですね〜、釣りに来たはずなのに、天気もいーのに午前中からUFOを磯で食べるなんて、、』
池田さん『できました!!ダカラUFOです!!』
私『ありがとうございまーす!!いただきまーす!!』
まず匂い、、うーん、UFOソースの中に若干のダカラ臭、、モグモグ、、
私『甘っっ!!UFOの甘いバージョンすね、、甘党にはおすすめです、、』
いやーまずいなこれ、、と思い食べながら、海を眺めていると、、
私『池田さん、、今良い潮流れましたよ、、、』
狩猟本能でしょうか、、なんかピンっと来ました。
池田さん『えっ?どこっすか?』
私『池田さんがさっき投げてたとこ、、自分、、投げますよ?池田さん投げないんですか?』
池田さん『いや、UFOあるんで、、食べ比べしないんすか?』
私『いやいや、大体もうお茶のUFOの味は予想できるんで、それより今投げないと、、』
池田さん『えっ、、でもUFO、、が、、』
1投目、、50mほど先にはっきりと潮目が出ています、、ラピード 220を投げます。
慎重にルアーを引いてきて、潮目あたりに差し掛かりますが、、何も出ず、、ですがなんか出そうな気がします、、
私『池田さーん、、投げないんすか?』
呼びかけると、UFOを片手に隣に来ていましたww
池田さん『どーですか?』
私『多分、これ出ますよ、、お茶UFOはどーですか? 』
池田さん『お茶UFOは野菜がお茶の香りがほんのりします、、ちょっと食べませんか?ww』
私『いや、後にしますwww、次投げたら食べますんで、、www』
2投目、、丁髷フィッシングのオリジナルルアーのプロト 200mmサイズを 投げます。
先ほどと同じポイントへキャスト、、潮目の15mmぐらい先にキャスト、、
S字アクションがヒラマサにスイッチを入れてくれるはず、、少しピッチを早めにミスダイブしない様に引いて来て、、
潮目に入り、潮目から出た瞬間、、、
バシャーン、、バシャーン!!
池田さん『うわっ!!出た!!!』
私『よし、、乗りましたよ!!!サイズは多分、、5kgぐらいです!!デカくはなさそう!!』
ゴリゴリ寄せてきます!!19ステラSW 14000PGを使ってますが、PGは巻きが楽です!!魚がめちゃくちゃよって来ます!!
あと5メートルってとこ魚が浮いてません、、
池田さん『でかいっすか?』
私『なんか魚が浮かないですね、、重さがないんで、大きくないと思いますが、、』
っと話していると足元で強烈な瀬際でのツッコミ、、ドラグがジャーと出ます、、
スプールを押さえ出された分巻き取り、突っ込みに竿に頼り浮かせます!!
瀬際でのヒラマサとの攻防です。2度のツッコミに耐え上がってきます、、
異常なぐらいの引きはスレ掛が原因だったようです。
85cm 6kg この時期にしては、丸々とした魚体です。
釣り上げ捌いくと、お腹には大きい卵巣が入ってます。
私『あらーもう卵巣が入ってますねー、この時期はまだ卵巣小さい個体が多いんですけどね。もう今年は厳しいかもですねー』
池田さん『卵が入ってたら、釣れないんですか?』
私『産卵に入ると、捕食しなくなるし、ショアからは厳しくなりますよねー』
池田さん『そーなんですかー』
私『まだ良い潮が流れてるんで、池田さんも投げてみてください。自分はお茶UFOを一口食べますwww』
私『うーん、、これはお茶UFOの勝ちですねwwwまだ食べれます。』
磯でカップ麺用の水を忘れた場合はお茶で食べることをお勧めしますww
ベイトはアジとイワシ、、
午後になると、あちらこちらでイワシのベイトボールが確認できます。
私『いやーそれにしても出ないですねー、、』
池田さん『全くです。』
これまで、私の1バイトのみ、、、
池田さん『船長が言ってたの、ほんとみたいですね、、』
私『いやー厳しい、、こんなヒラマサの気配がない、上対馬は初めてです。』
池田さん『うわ!今出ましたよ!!小さいですけど、、あのあたりです!』
私『どこですか?あーあの流れ藻ですね!あれに出てるのは、多分アジが流れ藻に付いてる、虫や雑魚を食べてるんですよ!!』
流れ藻もルアーで引っ掛け上げて、流れ藻の中を見てみると、、
私『ほらー居ましたよ!! ブリの稚魚、モジャコです、、アジがトップに出てたんでしょうねー、アジが入ってきたらヒラマサの期待できますよー』
このあと日暮れまで投げ続けますが、ノーバイトで納竿、、
船長『どーやったー?』
私『1バイトしか出なくて、1本だけです、、』
船長『おー釣れたんやねー、、まともなサイズは今年初めてやねー』
私『ベイトがイワシとアジが入ってました〜』
船長『アジ入ってたー?今年は3月にイルカが入ってから、全くアジが入らんでねーやっと入って来たかなー、明日はいーかもしれんよ!』
私『そーですよねー!明日も朝から黒瀬に乗ります!』
船長『了解!!明日は5:30 出船ね!!』
私『宜しくお願いします』
黒瀬から港まで帰る間にも港の奥までかなりの数のアジが入ってます。明日は朝から期待ができそうです。
2日目〜黒瀬にてマグロかなー??〜
予定どうり5:30の出船です。最終日は14:45のフェリーに乗るため、12:30分までの釣行となります。
船に乗り込む前からタックルを組み、準備していた池田さん。
私『やる気満々ですねー!!ルアーまでもう結んじゃってー』
池田さん『磯に着いたらもうすぐ投げますからね!!まじでやばいです、、』
私『まーでも昨日あれだけベイトが入れば1日じゃ抜けないですよ!あとはヒラマサが近くによってくるのを待ち受けるだけですね』
池田さん『それならいーんですけどー』
磯に着くとすぐさま二人とも投げ始めます。時間がありません。1バイトで帰るわけにはいきませんから、、
2時間ほど投げ続けたでしょうか、、それでもノーバイト。ヒラマサは日が完全に登ってからでもチャンスがあります。
2人で海を眺めていると、、
池田さん『あれ!あれ見てください!!沖の方!!』
私『うわーめっちゃ出てるやないすか、、しかもかなりデカイすよ』
イワシのベイトボールに無数の群れが捕食しているのが伺えます。そのナブラが次第に近づいて来ます。
私『なんかジャンプしてない?マグロ?いや、かなりでかい、、あれマグロなら100kg超えてますよwww』
池田さん『マグロっすかねー?』
どんどん近くに近づいてきます。水面から背びれを出しながら捕食してるのがわかります。
私『マグロ??いやサメ?いやイルカやんーイルカのジャーンプww』
ルアーが届くぐらいの距離をイルカ、20頭ほどが黒瀬の前を通り、魚を食い散らかして港の方へ入っていきますww
私『いやいや、ヒラマサは?なんでイルカが入るん、、』
池田さん『いやーこれまじ終わったっすww』
落胆しながらも、信じ続けて2人とも回収まで投げ続けますが、その後も1バイトもなく、納竿となりました。
まとめ

今回は毎年恒例の上対馬へと行ってきました。例年ですと、1日10バイト以上でるのですが、今年はここ数年でも一番厳しい状況で、2名で1バイト1キャッチとなりました。
収穫としては、近日発売予定の丁髷フィッシング オリジナルルアー プロトタイプ 200mmにてまた釣果が出たことです。
水面直下をS字アクションで泳ぎ、フィッシュイーターのスイッチを一気に上げます。
飛行姿勢が良く、飛距離も十分にでるため、ショア、オフショア共に重宝できるルアーです。
近日発売予定ですので、またブログにて釣果、販売開始日をお知らせしますね。
また5月度は男女群島への釣行を計画しております。ルアーではマグロ、カンパチ、ヒラマサが狙い、夜はアラを狙ってきたいと思います。またブログにてお知らせしますね。
使用タックル
□ロッド:CHONMAGE FISHING 丁髷スティック 100HH
□リール:19ステラSW 10000PG 14000パワーフッキングスプール(CHONMAGE FISHING 丁髷ウィールノブ 64チタンシャフト キット)
□ライン:ルアーバリバス アバニキャスティングPE SMP6号、リーダー プロセレ ナノダックス キャスティングリーダー170lb 210lb
□ルアー:丁髷フィッシング オリジナルルアー プロトタイプ 200mm、ビリー スリムポッパー 22cm シングル仕様、トレブル仕様
FCLラボ JD-P 、290、 FCLラボ T.B.0 155、FCLラボ T.B.0 180 別注カラー、マリヤ ラピード190、ジャークマン フラッパー 200 170
□フック:トレブルフック マスタッド カイジュウ 極太軸 2/0、3/0、3X ストロング トレブルフック 4/0、3/0
シングルフック マスタッド カイジュウ インライン プラグ用 5/0、6/0、 7/0
シャウト トレブル ストレートトレブル 33 3/0 4/0