ここ数年、肝付町内之浦では70cm以上のデカバンが立て続けにでており、石鯛釣師の方が挙って通っているポイントになります。
北部九州に比べると水温も高く、秋から冬にかけて、冬型の気圧配置になり北風が吹き始めてからも南部九州は風裏となるため、釣りもしやすく出船率も良いため人気のポイントとなっています。
今回の釣行もお客様に同行させていただき、私とオヤビン(社長)とお客様1名の計3名での釣行となりました。現地集合でお客さまのご友人の方もご一緒となります。
数釣りが楽しめるシーズンでもないため、デカバンに期待しての釣行となりました。
そして12月に発売となった、「CHONMAGE FISHING 64チタン製 石鯛ピトン 64Ti THE GAMBLER」を持ち込んでの釣行です。
ギャンブラーピトンがあれば超デカバンがかかっても大丈夫!!
さて、今回はどのような釣行へなったのでしょうか。
投稿者プロフィール
-
好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
最新の投稿
目次
福岡市内から約5時間 デカバンの聖地 内之浦へ
車に荷物を積み、エサを調達し、走り始めたのが21:00
長いドライブの始まりです。ナビを入れると、4時間40分、、、
だいたい休憩などを挟むと5時間ほどでしょうか。
仕事を終わり直接の釣行のため、眠気がたまりません。
釣りの話や世間話をしながらなんとか気を間際らし、1:30に港へ到着です。
今回、お世話になる渡船が『誠漁丸』さんです。内之浦漁協の内之浦銀河アリーナ前から出船となります。5:30分の出船のため、しばらく仮眠をとり備えます。
私も寝ようと思ったのですが、釣行の前にYouTubeで見ていた『内之浦 石鯛釣り』の動画が頭から離れずなかなか寝つけませんww
なんとか目を閉じ気持ちを落ち着かせようとしますが、忘れなれないためコソコソ1人でもう一度動画を見ることにします。
その動画がこちらです↓石キチチャンネル 石鯛釣り♯40内之浦
内之浦には70upのデカバンがいる、、釣れる妄想をしながら目を閉じていると出船の時間となりました。
朝5:30 出船
船の前に行くと、お客さまのご友人の方も来られています。その他のお客様もいらっしゃいます。全部で私たちも合わせて10数名ほどでしょうか。その中にはルアーの方や上物釣りの方もいらっしゃいますが、底物釣りの方がほとんどのようです。
瀬上がりする順番で、荷物を船へ積み込みます。
今回、お客さまのご友人の方が、この内之浦について詳しいため、瀬上がりする場所やポイント、現在の状況などを詳しく教えていただきました。
いざ出船です。今日の潮回りは大潮 4日目 8:00満潮 14:00干潮という潮回りです。
最初、瀬あがりする予定の場所は上潮がメインのポイントだったのですが、この日がべた凪だったこともあり、両潮狙えるポイントへ変えて頂くことなりました。瀬が低いため、普段は上がることができないようです。みんなから『瀬が低いからね!!気をつけてね!!荷物は上に上げとかなウネリが来るからね!!カウンターは12~14!!ポイントは左側ね!!』と言われビビりながらも私が1番最初に瀬あがりですwww
青瀬へ瀬あがり
私が瀬上がりした時はまだ辺りは真っ暗です。しかも瀬が低い上に瀬が斜めに傾いており、瀬がヌルヌルしていて滑りそうなので、明るくなるまで、一番高いところでじっと待ちます。写真でもわかる通り、足場は狭く、ちょっとでも時化ていると上礁できなさそうです。スマホを見ると電波はほぼ入らないようです。
この青瀬もYouTubeにて紹介されています。ぜひご覧ください。
GAZE KING 内之浦 石キチくん主催 親睦釣行 南キチ 石鯛釣り
30分ほどでしょうか。若干明るくなり始めました。焦る気持ちもありますが、足元に気をつけながら道具を組んでいきます。
オヤビンは私の右奥に瀬あがりしているようです。竿出ししてるかなーと見てみますが、こちらからは確認できません。
多分ポイントはここでしょう。そもそもここにしか竿を出せそうにないので間違いないかと思います。
まだ上潮が残っているようです。左から右に若干潮が流れているようです。
竿出しするところには1箇所だけピトンを刺す穴が空いています。
早速、ギャンブラーピトンを設置して、竿を置いてみます。
私はワンタッチで手持ちに持ち帰ることができる丁髷クランプをつけて使用しています。
オール64チタンで見た目も無骨でカッコイイデザインです。
ぜひ詳細はショッピングサイトにてご確認ください。
今回のエサはガンガゼ50個と冷凍ヤドカリを1パック持ってきました。
事前情報ではガンガゼでの食いが良いようで、他にはカニを持って行かれる方も多いようです。
朝まずめ
竿2本ほど投げて、仕掛けを落ち着かけます。手前にハエ根が入っています。偏光サングラスをつけてみるとハエ根の形状がよく見えます。
ハエ根の壁に仕掛けを這わせると、深いところでカウンター15、、少しあげるとカウンター12あたりで仕掛けが落ち着きます。
まーとりあえず、この辺だろうと手持ちで探ります。時刻はちょうど7:00
数分待ってみますが、全くエサ取りのアタリもありません。アタリがなさすぎて不安になりますww
仕掛け入れるとこ間違ってるのかなーとか思いながら、数投エサを入れ直しますが、全く当たりません。
自分の感覚を信じるしかありませんが、初めてのポイントなので、不安しかないです。
竿を置きスマホをみてみると、オヤビンからLINEがきています。もしかして釣れたかと思いLINEを開くと、、
オヤビン 『ピクリともせんw』
あっwwオヤビンも同じようですww
しばらく、LINEで連絡を取っていると、アタリが出てきました。しっかり竿を弾くようなアタリです。イシガキ鯛(ガキ)でしょうか。
仕掛けをあげると、素針です。もう一度エサを入れ手持ちで同じポイントへ入れていきます。カウンター12~14に入るとエサが落ちている時にはっきりと竿を叩くアタリが2回、、仕掛けが落ち着くとアタリがでません。もしかしてと思い、エサをあげると素針です。
小さいイシガキ鯛が湧いているのかもしれないです。
少しだけ仕掛けの位置を変えてみます。素直にエサが落ち、仕掛けが落ち着きました。
竿を置いて様子をみます。先ほどとは違い、小さな穂先が微妙に動くアタリがでています。
すると、エサを引っ張りようなアタリが出ます。内心、舞い込めーっ叫びながらドキドキしていますが、なかなか食い込みません。
アタリが止まりエサをあげると、素針です。ドキドキです。このドキドキが石鯛釣りの好きなところです。
もう一度同じポイントに投入します。カウンターで12.3です。
本当に足元付近になります。同じようなアタリが続き、エサがなくなるの続きます。正体はなんだろうか、、、この調子だとエサが持たないなーなんて考えていると、、今度は一気に穂先が舞い込みました!!
慌てて竿を取り、ゴリ巻きでリールを回します。重量感はありますが、なんか今ひとつ引きません、、、
上がってきたのは、、
どこに釣りに行っても自分についてくる、愛らしいハトポッポ(イラ)ですww
裏切ることなく毎度釣れてくれますww
ため息がでますが、まだ時刻は8:30です。チャンスはありそうなので、急いで仕掛けをまた投入します。
すると、さっきまでのアタリからは一変。全くなにも反応がなくなります。
どこにエサを入れても、エサ取りの反応すらありません。
確かに潮が弛んだように感じられます。動かなくなったタイミングでハトポッポ(イラ)が釣れたのでしょう。
瀬あがりする前にお客様のご友人の方もだいたい8時前後と13時前後が勝負だろうねーと言われていたのを思い出しました。
そうゆうことだったのでしょうか。あまりにアタリがなさすぎるので、13時に標準を合わせて早めのご飯タイムにします。
下げ止まりのチャンス
この日はめちゃくちゃ天気がよく、風をほとんどなく快適な釣り石鯛の釣り日和となりました。
それにしてもポッポを釣ったあとからまともなアタリがなく、12:00を迎えようとしておりました。
潮位はだいぶ下がってきています。ほとんどこの日は潮が動くことがなかったのですが、13:30頃までが勝負の時間でしょうか。
手持ちでエサの位置を微妙に変えながら、探っていきます。するとカウンター14付近でアタリがあります。
かなり小さいあたりです。置き竿にして様子をみます。15分ほどするとあたりがなくなり、仕掛けを回収すると素針です。
うーん。なんとも言えませんが、なんか今までのようにガツガツしたあたりではありませんが、怪しげです。
また同じところへエサを入れていきます。するとまた同じあたりです。置き竿にして待ちます。10分程度待ったでしょうか。
少し穂先を引っ張るようなあたりがでました。手持ちに変え誘ってみるとまだ魚が付いてきてるのがわかります。
誘い上げたり下げたりすると引っ張るあたりが出るのですが、なかなか走りません。
もうだめかなーと思っていると、もう一度エサを引っ張る、明確に強いあたりがでました!走ったかなと思い瞬間的にアワセを入れますが、、すっぽ抜け、、、
愕然とします。もうちょっと待つべきだったようです。
このあとも目げずに少しエサの位置を変えてみたり、同じポイントに入れてみたりと攻めてみますが、エサ取りのあたりが若干出る程度で、エサのガンガゼもかじられる程度となってしまいました。あの時の早合わせが悔やまれます。思い残す気持ちもありましたが、残念ながら納竿時間の15時を迎えることになりました。
まとめ
今回は鹿児島県 大隈半島 内之浦へといってきました。時合いになるとアタリが集中し、石鯛の気配もありました。この日は石鯛は1枚も上がらなかったのですが、どのポイントでも石鯛の気配はあるが、走らないと言われているかたも多くいらしゃいました。私たちの釣行前日と次の日には4kg~5kgの石鯛も数枚あがっているようです。内之浦では11月~1月にかけて毎年 70オーバーの石鯛が出ています。釣りもしやすく、魅力的な釣り場です。
私もリベンジを兼ねて、1月~3月にかけてもう一度行ってみたいと思います。また釣行へ行った際にはブログをUPさてていただきます。
・使用タックル
□ロッド
・ダイワ 二代目 剛心竿 武蔵504・E 軟調穂持
□リール
・シマノ 15海魂 3000T(CHONMAGE FISHING 64チタン製 石鯛クランクハンドル+ウィールノブ)
□ライン
・フジノライン 石鯛VXスペシャル 16号
□仕掛け
・CHONMAGE FISHING 石鯛用瀬ズレワイヤーナイロンコーティング(赤)#36
・CHONMAGE FISHING 石鯛用 7本撚りワイヤー カーボンコーティング #36
・CHONMAGE FISHING 石鯛針 16号・17号(テスト中です!)
・真空鉛 8号~10号
□アクセサリー
・CHONMAGE FISHING 64チタン製 石鯛ピトン 64Ti THE GAMBLER 50cmシャフト仕様
・CHONMAGE FISHING 64チタン製 GAMBLER専用 丁髷クランプ