ヒラマサはとてもヒキが強く、ロッドやリールに掛かる負荷も大きくなります。
その為、ロッドとリールのバランスを考えつつ大きな負荷にも耐えることができるタックル選定が必要となります。
そこで今回はショアジギングでヒラマサを狙えるスピニングリールについてご紹介します。
投稿者プロフィール
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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
ヒラマサ対応 ショアジギング用スピニングリール
まず最初にショアジギングでヒラマサを狙う場合、ヒラマサの強いヒキに耐えることができるボディーと負荷がかかった状態でも強引に糸を巻き取ることができる強いギア、海水の侵入を防ぐ防水性など高耐久なリールを選ぶことが必要となります。
そのため、大型ソルトウォーター対応モデルを選ぶことをオススメします。初期投資はかかりますが、大きな負荷がかかった際に不具合がでて不意な大物を逃したり、メンテナンス費用や新たに買い替えなどとなると更に出費がかさむことになります。
それを踏まえた上で、購入されるとよいでしょう。
ダイワ
・ソルティガ
・セルテートSW
・ブラスト
シマノ
・ステラSW
・ツインパワーSW
・ストラディックSW
おすすめの番手
ショアジギングではPEラインを使用し、メタルジグを70m〜90mは遠投して海底まで沈めヒラマサを狙います。そのため、PEラインをPE2.0号〜4.0号が200m〜300m巻くことができることが不可欠となります。
また扱うメタルジグの重さよって竿の硬さや長さが変わるため、それに合わせた番手を選ぶ必要があります。
スピニングリール 大手2大メーカーダイワ、シマノの番手表記
※ダイワは18年以降の発売モデルから番手表記に変更がありました。
シマノ 08年以降の発売モデル:4000・5000・6000・8000・10000・14000・18000・20000・30000
ダイワ 18年以降の発売モデル:5000・6000・8000・10000・14000・18000・20000
ダイワ 18年以前の発売モデル(現在の番手サイズ):4000(6000番サイズ)・4500(8000番サイズ)・5000・5500(10000番サイズ)・6500・7000・8000(20000番サイズ)
ギア比
スピニングリールには、パワーギアモデル(PG)ハイギアモデル(HG)エクストラハイギアモデル(XG)と3種類のギア比があります。軽いメタルジグを広範囲に手返しよく探る場合や早いメタルジグの動きを出す場合にはハイギアモデル(HG)をおすすめします。重めのメタルジグ(100g以上)でジギングを行う場合、ハイギアモデル(HG)ではメタルジグの重量によるヒキ重りや、魚がかかり負荷がかかった際に、巻き取る腕力が必要となります。そのため長時間の釣りや腕力に自信のない方はパワーギアモデル(PG)をお勧めします。
スピニングリール 大手2大メーカーダイワ、シマノのギア比表記
※ダイワは18年以降の発売モデルから番手表記に変更がありました。
シマノ:PG(パワーギアモデル) HG(ハイギアモデル) XG(エクストラハイギアモデル)
ダイワ 18年以降の発売モデル :P (パワーギアモデル)H(ハイギアモデル) XH(エクストラハイギアモデル)
ダイワ 18年以前の発売モデル :H(ハイギアモデル)アルファベットがないもの(ノーマルギア)
ダイワ(おすすめショアジギングリール)
ダイワ 16ブラスト 4000H
とりあえずショアジギングを始めたいという方にオススメなのがダイワ製 大型スピニングリールの入門者モデル、16ブラストです。価格も2万円前後で購入でき、PEライン 2.5号を300m巻くことができますので、40g〜70g前後のメタルジグを使用するには十分の糸巻き量があります。ハイギアモデルは巻取り長さ(ハンドル1回転)101cmですので、広範囲にポイントを探ることができます。
また仕様はスーパーメタルボディを採用され、ATD(オートマチックドラグシステム)やデジギヤIIも搭載されています。
入門者モデルでありながら、十分にショアジギングを楽しめるリールとなっています。
ダイワ 21セルテートSW 8000H
汎用スピニングリールとして人気の高いセルテートシリーズから、大型スピニングリールの追加機種として21セルテートSWが発売されました。PEライン3号〜4号を標準としており、PE4号を300m巻くことができます。100g前後のメタルジグ扱うには丁度良い番手となります。価格は6万円台と高価にはなりますが、フラッグシップモデルのソルティガと遜色無い機能を持ち合わせており、信頼して長く使っていただけるリールになると思います。
ダイワ 20ソルティガSW 10000P
ダイワの大型スピニングリールのフラッグシップモデル。
2020年に新型の20ソルティガが発売されました。以前のソルティガからデザインや番手表記も変わり、
モノコックボディが採用されるなど、フルモデルチェンジしています。
価格は10万円を超える価格とはなりますが、PEラインは5号を300m巻くことができ、大型のヒラマサを釣り上げるためには大きな武器となり、デザインや使用感、耐久性においても大変満足できるリールに仕上がっています。
大型のヒラマサを絶対的に釣り上げたいと思われている方は20ソルティガSWをお勧めします。
シマノ(おすすめショアジギングリール)
シマノ 20ストラディックSW 6000HG
こちらもシマノが低価格帯でハイスペックを実現した初心者にオススメの入門モデルです。
PEライン3号を300m、4号240mでは巻くことができ、ショアにもオフショアにも十分使えます。
入門もでるながら、新機構のインフィニティドライブを搭載し、軽やかな巻き上力で大型青物相手でも主導権を握りながらのファイトができます。さらに、ラインローラー部への水の浸入をシャットアウトするXプロテクトにより、耐久性も向上も高く、オフショアやショアジギングに求められるパワーとタフネスさがあり、コスパ最強のおすすめのモデルです。
シマノ 21ツインパワーSW 8000HG
シマノが誇る剛性がとにかく強いモデルがこちらのツインパワーSWです。
こちらにもインフィニティドライブ、さらにヒラマサと強烈なのファイトでリールがダメになった…なんてことが、ないようにドラグに熱をもたないヒートシンクドラグなどが搭載されています。オーバースペックとさえ言える卓越した巻き上げ力と耐久性がもたらす圧倒的な信頼感は、ショア、オフショアを問わずオススメのリールです。
糸巻き量は先述した20ストラディックSW 6000HGと同じPEライン3号を300m、4号240mです。
シマノ 20ステラSW 10000PG
ステラはすべての新機構を搭載したシマノのフラッグシップモデルです。
ベアリング数や、デザイン、機構(インフィニティドライブ・ヒートシンクドラグ・Xプロテクト)などをすべて最高峰に仕上げており、巻き上げ力、強度、防水性、堅牢性など文句なしのリールです。
20ステラSW 10000PGの糸巻き量はPE4号400m、5号300m、6号250mを巻くことができ、パワーギアモデルのため大型のヒラマサでもやりとりが比較的に楽に行えます。
ただこちらもソルティガ同様価格が10万円以上と値段が高く、本気のアングラー向けのモデルです。
まとめ
パワーファイトが魅力のヒラマサフィッシングですが、そのため選ぶリールがとても重要になります。ヒラマサと闘う力のないリールを購入してしまってから釣行して、いざヒラマサがヒットした時に、ヒラマサの力が強すぎてリールが壊れてせっかくのチャンスを逃してしまった…。なんてことがないように、リール選びは慎重に行ってください。