「釣り仲間にタイラバに誘われたけど、専用のロッドは持ってない」という場合に、手持ちのロッドで代用できるならしたいですよね。一方、タイラバ専用のロッドを持ってるけど、他の釣りには使えない?とタイラバロッドでできる釣りを探している方もいらっしゃるかと思います。
(釣具は高価ですからね…)今回はタイラバにも使える万能ロッドと、タイラバロッドでできる釣りをまとめてご紹介します。
投稿者プロフィール

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好きな釣り:磯上物、底物、SWルアー
私が釣りを始めたのは20台前半と遅咲きの釣り人ですw
一箇所に通いつめるということができずに、半分旅行気分であっちこっちの磯に行くの好きです。
おかげで全く釣果には恵まれず、磯の上でグータラしてばかりです。
釣技は全くダメですが、釣具の査定は絶対的な自信を持ってます。
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目次
タイラバとは?釣り方とタイラバ専用ロッドの大きな特長
まず、簡単にタイラバについて振り返り、タイラバロッドの特徴がどうやって他の釣りに活かせるのかを知っておきましょう。
そもそもタイラバとは、タイを釣るために特化したルアーの形状の総称で、そのルアーを使った釣りのことを指します。
ターゲットのマダイは水深20~30m以上のエリアに多く生息していることから、ボートなど船で狙うことが多く、ルアーを投げて着底したら巻き続ける(ただ巻き)釣りスタイルです。
©️https://www.honda.co.jp/fishing/picture-book/madai/trap01/
ルアーを大きく動かす必要がなくキャストもしない一方で、マダイにタイラバ(疑似餌)を食わせるかつマダイの引きに耐えられるよう、タイラバ専用のロッドは穂先(ティップ)が柔らかくなるよう作られています。
しなやかさがタイラバロッドの最大の特長であり、代用するロッドに必要な要素といえます。
他にも、
・ロッドの長さは6~7フィートほど(=2m前後)
・ロッドの硬さはML~MHクラス
・ロッドの調子は 6:4 もしくは 7:3
を1つの基準にして代用するロッドを選びましょう。
タイラバロッドの硬さには、柔らかい物から順に L・ML・M・MH・H・XHクラスとあります。
初めてタイラバロッドを購入する際には、中間であるMLクラスやMクラスのロッドが最適です。
ポイントによっては大型のマダイやブリ・ヒラマサなどの青物がかかる可能性もありますので、耐久性重視ならMHクラスのロッドを使うのが良いでしょう。
代用するロッドでも同程度の硬さが求められます。
また、ロッドの調子は 6:4 もしくは 7:3 と柔軟なものを選びます。
(調子とは竿の曲がり具合を表すもので、6:4 や 7:3の調子はロッド全体がバランス良く曲がるロッドを指します。)
タイラバに代用できるロッドの種類
タイラバに代用できるロッドとしては、
・イカメタル
・ティップランエギング
・ライトジギングロッド(特にタチウオジギング)
などがあります。
この中でも特にオススメなのが、「イカメタル」用のロッドです。
イカメタルはロッドを水平、やや下向きからゆっくりと竿を立てていき、竿を立てきったらストンと落とす釣り方になります。
わっと竿先が浮き上がるようなアタリが出ることが多く、マダイとアタリの感じが近いです。
そのため、イカメタルのロッドは竿先が柔らかいものが多く、タイラバロッドと共通点が多いです。
タイラバロッドを他の釣りに代用できる?タイラバロッドでできる釣り
先述したタイラバに代用できるロッドが、そのままタイラバロッドが代用できる釣りの種類になります。
「ティップランエギング」や「タチウオジギング」「イカメタル」などですね。
船からのライトな釣りには適している竿と言えます。
タイラバ代用ロッド まとめ
もちろんタイラバ専用ロッドを使うのが一番良いのですが、釣具は高価でなかなか専用のものを集めるのは大変だと思いますので、今持っているロッドを代用して、代用ロッドでは物足りなかったりタイラバにハマってもっと釣果をあげたくなったら専用ロッドを購入するのも良いかと思います。
タイラバロッドを代用するには、
・ロッドの穂先(ティップ)が柔らかい
・ロッドの長さは6~7フィートほど(=2m前後)
・ロッドの硬さはML~MHクラス
・ロッドの調子は 6:4 もしくは 7:3
を基準にロッドを選びましょう。
また、タイラバロッドを他の釣りで使う場合は
・イカメタル
・ティップランエギング
・タチウオジギング
・ライトジギング
で使ってみると面白いですよ。
マダイを釣ったら捌いて姿造りにしてみよう!
真鯛の捌き動画もぜひみてください!